スカッスカ…。
iPhone・iPadの電源アダプタもうひとつ欲しいけど、アップル純正買うのはもったいないかな、と思ったことありませんか? その方が安上がりで、中には見た目もアップル純正そっくりなのに、値段は数分の1なんてのもありますから。でもその手のアダプタで充電してると本体がアッツアツになって、2、3週間もすると使えなくなってしまうこともしばしば。
Ken Shirriffさんが、アップル純正とニセモノの電源アダプタをそれぞれ解体して、その違いをブログで詳しく説明しています。アップル純正は19ドル(日本国内価格1,900円)ですが、ニセモノはたった3ドル(約300円)。Shirriffさんの解説を読むと、値段に応じた差異があるんだとわかります。
ニセモノアダプタの外側には、いろんなガジェットで見慣れた安全性の認証マークが付いていますが、「これが安全性テストに合格するはずはない」と彼は言っています。
たとえばニセモノ充電器には純正の半分のパワーしかないので、充電する時間もかなり長めです。断熱材もほとんどなく、そのため中身はスカスカ。そのせいで火花が出たり、場合によっては火事になることも。
Shirriffさんのブログには詳細に触れられていて、ニセモノの仕組みの違いや回路図まで書かれています。でもとにかく端的に言うと、安物買いは銭失いになるってこと。純正以外全部ダメというわけではありませんが、少なくとも純正風の激安品には気をつけたほうがよさそうですね。
Images by Ken Shirriff
source: Ken Shirriff
Sarah Zhang - Gizmodo US[原文]
(miho)