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パーカーから第5世代のペンあらわる! このスラスーラ具合は新しすぎる

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    パーカーから第5世代のペンあらわる! このスラスーラ具合は新しすぎる

    いや、最初はヘンテコなペンだなと思ったんですよ。

    筆記具の老舗パーカーから、新発売となる「パーカー インジェニュイティ」。「第5世代のペン」というコピーにふさわしい、なんだか未来を感じさせる書き味のペンなのです。

    パーカーさんの説明によると、第1は万年筆、第2はボールペン、第3は水性ローラーボール、第4はペンシル(シャーペン)とのこと。それらのペンの気になるところを克服したのが、この第5世代のペンというわけなんですね。

    実物をお借りできたので、実際に使ってみました。

    IMGP4173.JPG

    第5世代のペン「パーカー インジェニュイティ」の外観はこんな感じ。

    筆記具にありがちな光沢はリング部分のみに抑えられて、マットな質感でまとめられています。そしてなんといっても気になるのは、万年筆のようなそうでもないようなペン先。これが第5世代のペンの書き味を決定している「パーカー 5th テクノロジー」のキモとなる部分なんですねー。

    ではその書き味を試してみましょう。シャーペンは文字を消せるので省略するとして、そのほかのペンと「パーカー インジェニュイティ」を書き比べてみましたよ。

    IMGP4162.JPG

    万年筆、使い慣れていないのがまるわかりですね...。でも、僕みたいに使い慣れていない人はペンを立てて書いてしまうので、上のようにかすれてしまう角度があるんです。それに、万年筆はやっぱり高級品、ペン先を曲げてしまったりすると大変な出費になります。

    ボールペンは書き出しの部分でかすれてしまっていますね。水性ローラーボールはボールペンよりはしっかり書けていますが、飛行機などに乗って気圧が上がるとインクが漏れたりしちゃうデメリットがあります。

    それに対して、「パーカー インジェニュイティ」は書き出しからなめらかで、どの角度でもしっかり書けていますよね。どうしてこんな書き味が実現できているかというと、この第5世代のペンに込められた「パーカー 5th テクノロジー」にあるんです。

    IMGP4140.JPG

    ペン先の部分を見てみるとやや万年筆にも似ていますが、特殊な形状です。銀色のフードの下にある黒いギザギザの部分はリフィール(替え芯)になっています。フードとリフィールが連動することで、なめらかな書き味を実現しているんですね。

    しかも、先端部分をよく見ると斜めになっています。これは3週間ほど使ったあとのもの。こんな感じで、使えば使うほど自分の書くときの角度に削れていくので、自分に最適な書き味に成長していくというわけです。だいたい1日使えば自分の角度になっていくそうなので、何カ月もかけてペン先を自分の角度にしていく万年筆と比べてとても簡単に自分の書き味を実現できますね。

    それに、使っているインクも今までとは違う独自の配合をしているんだとか。それによって、耐水性に優れているのに、すぐに乾いて鮮やかな発色をするんです。左利きだと書きながら書いた字をこすってしまってよく手や紙を汚してしまうんですが、そんな心配もなさそうです。

    最後に僕的に今までのペンに対して気になっていたところと、「パーカー インジェニュイティ」のメリットをまとめてみました。

    今までのペンに対して気になるところ

    ○万年筆は手入れが大変

    ○ボールペンはかすれやすくてインクの色が鮮やかじゃない

    ○水性ローラーボールは飛行機とか気圧の変化でインク漏れが起こることがある

    ○ペンシル(シャーペン)は文書の保存性がない(消しゴムで消えちゃう)


    第5世代のペン、「パーカー インジェニュイティ」のメリット
    ○万年筆のような書き味を手軽に楽しめる
    ○インクのかすれがない
    ○キャップを外していてもインクが蒸発しない
    ○インクがにじみにくい
    ○あざやかにインクが発色する
    ○書いたあとインクがすぐに乾いて、擦れない

    従来のペンの気になるところが解消されているのがわかりますね。それから、女性用にはちょっとペン軸が細身になったタイプ(「パーカー インジェニュイティ スリム」)もあります。僕は手が小さいので、こっちでもいいかも。ピンクゴールドもけっして派手な色ではなく、落ち着いた色合いです。

    IMGP4178.JPG

    パーカーといったら「矢羽クリップ」(それだけは知ってました)。そんな伝統に裏打ちされたブランドなのに、新しいコンセプトのペンをこうして生み出すなんて、ちょっと恐れ入りました。デジタル世代だからこそ使いたい、まったく新しいペンだと思いますよ。

    気になる価格は、1万8900円~2万1000円。リフィール(黒/青)は1050円です。リフィールについては、赤やターコイズブルーなどもこれから登場するかもしれないとのこと。12月1日(木)に一般発売されますが、一部店舗では10月5日(水)から発売される予定です。その店舗は以下の通り。

    【関東エリア】

    銀座三越 6F <10月5日(水)~>

    丸善 丸の内本店 4F <10月5日(水)~>

    新宿高島屋 10F <10月7日(金)~>

    銀座・伊東屋 本店 MF <10月7日(金)~>

    渋谷ロフト B1F <10月5日(水)~>

    大丸 東京店 10F <10月7日(金)~>

    【関西エリア】

    大丸 梅田店 9F <10月5日(水)~>

    大阪高島屋 7F <10月7日(金)~>

    京都高島屋 6F <10月7日(金)~>

    【中部エリア】

    ジェイアール名古屋タカシマヤ 7F <10月5日(水)~>

    【北陸エリア】

    大和 香林坊店 7F <10月19日(水)~>

    パーカー

    (松葉信彦)