変態願望
「変態」であることを喜ぶ人が結構います。 「自分は変態だ!」と誇らしげに主張したり、「変態!変態!変態!!!」と言われてにっこりとします。
「人とは違う個性がある」という表現と「変態」はかなり近いのではないかと感じる事もあります。 英語圏で一昔に「I am a geek」と言っていたり、最近では「I am a nerd」と言っているのと同じようなものかも知れません。 日本では自分を「○○オタ」と言うのも同様です。
ただし、この「好まれる変態」というのは非常に微妙なバランスの上に成り立っています。 ドン引きするようなハードコア変態ではなく、非常にライトでカジュアルな「変態」が好まれます。 (ドン引きするようなコアなハートは世間体を気にして表に出していないだけかも知れませんが。。。)
また、「変態」呼ばわりする人が誰であるかというのも重要です。 ある程度仲が良い人から「変態」と言われるのは褒め言葉になりますが、全くの見ず知らずの人に「変態」と言われると傷つくかも知れません。
今度、個性的な人を「変態」呼ばわりしてみて下さい。 きっと喜んでくれます。 ただし、それによって友人関係や信頼関係が崩れる可能性もあります。 人を「変態」と呼ぶときには細心の注意を払いつつ、自己責任でお願いします。
なお、「変態」よりもライトでカジュアルな表現として「変人」というものがあります。 状況に応じて「変人」と「変態」を使い分けるのも一興です。
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