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HDD内のデータを丸ごと別HDDへコピーできるフリーソフト「EASEUS Disk Copy」OS、パーティション、ファイルシステムなどをすべてコピーしてクローンHDDを作成
一般的には、OSがインストールされているハードディスクを交換する場合、まず重要なデータをバックアップしておき、次に新しいハードディスクへOSをインストールし、最後にバックアップデータを書き戻すといった作業が必要。これら一つ一つの作業は非常に時間がかかるため、新しいハードディスクへ移行したくてもなかなか実行に踏み切れないということがよくある。 そこで本ソフトを利用すれば、ハードディスクにインストールされているOSや、パーティション、ファイルシステムといった情報すべてを文字通り丸ごとコピーすることが可能。つまり、ハードディスクのクローンを簡単に作成できるというわけだ。そのため、バックアップやOSの再インストールといった面倒な作業をすることなく、新しいハードディスクへ簡単に移行することが可能。 本ソフトはHDD内のすべての情報をコピーするため、Windowsが起動する前にCD起動で動作させる仕組み。そのため配布されているISOイメージを、CDライティングソフトを利用してCD-Rなどへ書き込んでおく必要がある。使い方は簡単で、作成したCDを挿入してパソコンを起動し、表示されたウィザード画面の指示に従っていくだけ。 ただし、コピー方法には“Disk Copy”と“Partition Copy”という2種類が用意されているので注意。ハードディスクを丸ごとコピーしたい場合は“Disk Copy”を選択すればよい。一方の“Partition Copy”は、選択したパーティションのみを別ハードディスクへコピーする。 なお編集部にて試用したところ、コピー元とコピー先のハードディスクが異なる容量でも、コピー先の方が大きい容量であれば問題なくコピーできることを確認した。このとき、たとえばコピー元が100GBでコピー先が160GBの場合、差分となるコピー先の60GBは未割り当てになる。この領域を新規パーティションにしたくない場合は、フリーのパーティション編集ソフト「EASEUS Partition Manager」などを利用して、既存のパーティションと結合するとよい。
【著作権者】CHENGDU YIWO Tech Development Co., Ltd.
□EASEUS Disk Copy: Free Disk Copy Software. Sector by Sector for hard drive backup tool. (久保 望)
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