ブースにも遊びがいっぱい!
2016年6月14日~16日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスで開幕した世界最大規模のゲーム見本市“E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2016”。任天堂ブースは、E3に合わせて発表した『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の世界を再現している。ブースでは、リンクやボコブリンのジオラマだけでなく、実際の植物を植えたり、特定の場所を踏むと、草が揺れるように風がそよぐなど、ものすごいこだわりっぷり。今回、内部の写真に加えて、動画の撮影ができたので、動画を交えて任天堂ブースを紹介しよう。
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シュライン(試練の祠)をかたどった入り口に入ると、暗い中で青い光と赤い光が輝く神秘的な場所へ。女性のやさしげなナレーションで語りかけられ、しばらくするとトレーラー映像が始まる。映像の内容はもちろん気になるが、特筆すべきは、映像のあと! シーカー族のマークが光り、壁が開く映像とともに、なんとスクリーンになっていた壁まで開いて先へ進めるようになるのだ。すげえ! 小走りに光が射す方向へ向かうと、その先には自然溢れる任天堂ブースが広がる。
ガーディアンを狙うように弓を構えるリンク、見張り台で矢を射ろうとする赤ボコブリン、奥には焼いた肉に舌なめずりをする青ボコブリンもいる。また、草のようなマットだけでなく、一部には本物の草を植えている場所も。
そんな中で、人が群がっているのが石鍋にキノコなどの食材が乗っている場所。ここもインタラクティブな仕掛けがあり、特定の地面を踏むと……(下の動画を参照)。
『ブレス オブ ザ ワイルド』と同じ効果音とともに、ゲーム内の同様に材料が跳ねる調理の演出が見られるのだ。残念ながら、その後、料理が出てくることはないが……。
『ブレス オブ ザ ワイルド』の試遊を楽しむと、チケットにスタンプを押してもらえるのだが、カウンターでスタンプひとつのチケットを渡すと、『ブレス オブ ザ ワイルド』のロゴ入りTシャツが、スタンプふたつのチケットだと、Tシャツに加えて、シーカー族のマーク入りコインがもらえるのだ。ちなみに、記者はチケットがもらえる試遊の列に並ぶ時間がなく、もらえなかった……。ぐぬぬ。
記事の最後に、そんな遊び心たっぷりの任天堂ブースの全景を、パノラマ写真付きで公開しよう。『ブレス オブ ザ ワイルド』の発売は2017年とまだ先だが、公開されているプレイ動画やこのブース写真などを見て、期待を高めてほしい。