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これは傑作の予感…映画『ニューロマンサー』コンセプトアートが公開!

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映画『ニューロマンサー(原題)』のコンセプトアートが掲載されたGFK Filmsオフィシャルサイト
映画『ニューロマンサー(原題)』のコンセプトアートが掲載されたGFK Filmsオフィシャルサイト - 画像はスクリーンショット

 ウィリアム・ギブソンの同名SF小説を原作にした映画『ニューロマンサー(原題) / Neuromancer』のコンセプトアートが公開され、そのクオリティーの高さが話題になっている。

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 コンセプトアートを公開したのは、製作スタジオのGFM Films。頭をそり上げた人物がタバコを吸っている姿を背後からとらえただけのものであるが、拳と羽のモチーフが背中にあしらわれているなど、全体的にまがまがしい雰囲気に満ちている。電脳ネットワークが張り巡らされた近未来という原作の世界観を見事に表現しており、まだ本格的な製作前の段階ではあるものの、期待せずにはいられない仕上がりだ。

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 サイバーパンクの代表的な作品として知られるギブソンの原作小説の映画化が最初に明らかになったのは2007年のこと。その後は監督交代などもあり、企画が頓挫したかにも思われたが、昨年5月に『CUBE』のヴィンチェンゾ・ナタリ監督により映像化されると発表。公開時期やキャストは未定だが、現在はリーアム・ニーソンにアーミテジ役を、マーク・ウォールバーグにケイス役をオファーしているところだという。

 SF小説を原作にした映画から多くの人が真っ先に思い浮かべるのは、フィリップ・K・ディック原作、リドリー・スコット監督の映画『ブレードランナー』。確かに同作は後の作品に多くの影響を与えたが、発表からは早30年の時が過ぎている。そろそろ、次なる『ブレードランナー』が出てきてもいい時期だろう。 1984年に発表され、その1作でサイバーパンクというジャンルを作り出したといっても過言ではない「ニューロマンサー」の映画化作品は、21世紀の『ブレードランナー』になる可能性を秘めた作品。そのことが今回のコンセプトアートからはひしひしと伝わってくる。(編集部・福田麗)

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