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瀬山 紀子

せやま・のりこ



・お茶の水女子大学大学院
障害学会

「障害女性と貧困」障害学会第6回大会報告 於:立命館大学


■論文、報告

◆瀬山 紀子 19980326 「関わりの在処」(読んでみましたこの1冊),『MONTHLY BEGIN』53(1998-3):6(障害者総合情報ネットワーク)
 英訳版
◆瀬山 紀子 1999 「<語り>と<コミュニティ>の生成――障害を持つ人々の語りを通して」,1998年度お茶の水女子大学人間文化研究科発達社会科学専攻応用社会学コース修士論文
 「目次+序」 「全文」 「全文のてきすとファイル」(約26万バイト)
◆瀬山 紀子 199910 「文学にみる障害者像(42)クリスティ・ブラウン著 長尾喜又訳『マイ・レフトフット』」,『ノーマライゼーション』19(10):40-42
◆瀬山 紀子 2000 「社会運動としてのセルフヘルプグループ」,『Sociology Today』11
◆瀬山 紀子 2001 「〈障害の肯定〉から〈違いの肯定〉へ――ピア・カウンセリング実践に見る障害者運動の質的変容」,『人間文化論叢』4:199-207
◆瀬山 紀子 20010320 「日本に於ける女性障害者運動の展開(1)――70年代から80年代後半まで」,『女性学』8:30-47(発行:日本女性学会、発売:水声社) ※
 ※この論文は活字へのアクセスが困難な人のためにftpサーバーからも提供されています。
◆瀬山 紀子 20011110 連続学習会「障害について考える―国際障害分類(改訂版)を手がかりに」2(報告) 障害者、介助者の立場から国際障害分類(改訂版)を考える
◆瀬山 紀子 20021031 「声を生み出すこと――女性障害者運動の軌跡」,石川・倉本 編[2002:145-173]*
 *石川 准・倉本 智明 編 20021031 『障害学の主張』,明石書店,294p. 2730 ISBN:4-7503-1635-0 [amazon][kinokuniya] ※ ds.
◆瀬山 紀子 20021026 「女性障害者運動の軌跡」,障害学研究会関東部会 第28回研究会
 レジュメ↓
◆瀬山 紀子 20021102 「セクシュアリティの障害学」(講演) 於:京都
◆瀬山 紀子 20040220 「「障害者に係る欠格条項」の見直し過程における争点――厚生労働省による見直し作業を中心に」,『社会政策研究』04:119-141
◆瀬山 紀子 20040613 「複合差別の具体的様相――70年代ウーマンリブのなかにいた障害をもつ女性の語りから」,障害学会第1回大会 於:静岡県立大学
◆瀬山 紀子 200506 「住まうことを支援するための制度と関連職種 公営住宅の現状と課題――障害をもつ人の地域生活を支援するには (居住支援ガイドブック) ―― (3章:居住支援に関わる制度や職種の現状と課題)」,『作業療法ジャーナル』39(7):621-623
◆瀬山 紀子 2005 「『三十年のシスターフッド――七十年代ウーマンリブの女たち』を制作して」,『女性学』13:156-167
◆瀬山 紀子 2006 「30年のシスターフッド:70年代のウーマンリブの女たち――アメリカ上映&パネルディスカッション/ツアーを終えて」(特集1 フェミニズム政治文化の展開)『ピープルズ・プラン』34:35-41
◆瀬山 紀子 200609 「国連施策の中にみる障害をもつ女性――不可視化されてきた対象からニードの主体へ」,『F-GENSジャーナル』6:63-69
臼井 久実子・瀬山 紀子 200711 「広がり、深まる女性障害者のネットワーク(特集 女性・障害・運動――新たな優生思想に立ち向かうために)『女たちの21世紀』52:13-15
◆臼井 久実子・瀬山 紀子 200710 「DPI世界会議韓国大会・「障害女性」分科会から(特集 DPI世界会議韓国大会報告)」,『DPI』23(3):17-21
◆田中 東子・瀬山 紀子・柄本 三代子・岡井 崇之 20070730 「ワークショップ・1 メディア文化における身体表象(2006年度秋期研究発表会ワークショップ報告)『マス・コミュニケーション研究』71:129-130
◆瀬山 紀子 2008 「季節風 半端な門戸開放――改定道路交通法全面施行を受けて」,『福祉労働』120:122-124
◆臼井 久実子 , 瀬山 紀子 200809 「フォーラム2008 道路交通法の改定と課題――聴覚障害者を中心に」,『ノーマライゼーション』28(9):44-46
◆臼井 久実子・瀬山 紀子 2008 「障害者欠格条項の現状と課題」,『障害学研究』4:110-134
◆瀬山 紀子・臼井 久実子 200901 「障害女性は今 誰の益になるのか、「産科医療補償制度」」,『DPI』24(4):44-46
◆瀬山 紀子・臼井 久実子 200903 「障害女性と貧困(特集 女性の貧困――何が見えなくしてきたのか?)」,『女たちの21世紀』57:25-27
◆臼井 久実子・瀬山 紀子 200904 「障害女性は今 ジェンダー×女性×障害――複合差別の課題を考える(特集 激動――どうなる、基本法・条約・差別禁止法・障害女性)」,『DPI』25(1):25-29
◆臼井 久実子・瀬山 紀子 2009 「ジェンダーの視点から見た障害者の貧困」,『福祉労働』123:156-162
◆伊藤 みどり・臼井 久実子・瀬山 紀子 他 200906 「AJWRC information 「女性の貧困」特集号発行記念ディスカッションフォーラムを開催」,『女たちの21世紀』58:70-72
水島 希・瀬山 紀子・山崎 明子 200912 「事業はすでに形骸化スパイラルにおちいっている!?――指定管理化される女性センター、その過渡期的分析(特集 「女性センター」はどこへいく?)」,『女たちの21世紀』60:18-21
◆瀬山 紀子 2010 「障害女性と貧困(特集 障害と貧困――ジェンダーの視点から見えてくるもの シンポジウム――障害学会第6回大会から)」,『障害学研究』6:50-54
◆湯澤 直美・瀬山 紀子・佐々木 彩 他 2010 「討論 (特集 障害と貧困――ジェンダーの視点から見えてくるもの シンポジウム――障害学会第6回大会から)」,『障害学研究』6:66-74


 

◆2002/10/26 「女性障害者運動の軌跡」レジュメ
 障害学研究会関東部会 第28回研究会

+++以下、レジュメ

0.「ジェンダー×障害」という主題の位置づけとその方向性
障害をもつ女性たちは、ある時には「女性役割」が担えないという偏見によって、そしてある時は役割が担えないことによる差別に晒されている。さらに、別なところでは、障害をもつ女性たちは、月経介助が必要な身体を有するものであることに対する抑圧や暴力を受ける対象となってきた。

1.結婚・子育て、家族をめぐる女性たちの運動
・「家族」に対する挑戦:障害を持つ女性が子どもを産み育てること。親になることを選んできた女性たち。脱家族から、自らの家族をつくる方向へ(「家族」のかたちを変えていくこと)。
・CP女の会:不安や大変さも含めた思いを語り合う場のもった意味

2.子宮摘出をめぐる語り
・子宮摘出の合法化要求(その経緯と反響)
・子宮摘出を問題化する視角。子宮摘出を決定した女性の語りに寄り添うことの意味
(自己決定と「性」をキーワードに)

3.女性障害者たちによるピア・グループのはじまり
・向かい風の実践:月経に関する語りを開く(介助者もふくめた女性たちの語りの場)
・女性障害者の「解放」の道筋をめぐって

4.ピア・カウンセリングと女性障害者運動
・ピア・カウンセリング実践(特にその方法論)を女性障害者運動の道筋につなげてみる

5.ジェンダー×障害という主題のもつ可能性と課題
・余談:DPI世界会議女性障害者分科会の報告(運動の側面から見た現在の課題)
・さて、今後、どこからどのように考えていくか・・・

***
レジュメが、まだ不十分ですが、研究会でジェンダー×障害というテーマで、意見を交わし合う時間が持てることを願って、当日はその土台となる報告を、道筋を示しながら話せたらと思っています。
どうぞ、よろしくお願いします。

せやまのりこ@・・・DPI札幌世界会議参加者


REV:....20030605,20040225,0607,20101231
障害学  ◇病者障害者運動史研究  ◇WHO
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