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『「異なり」の力学――マイノリティをめぐる研究と方法の実践的課題』
山本 崇記
・
高橋 慎一
編 20101120 生存学研究センター報告14,408p. ISSN 1882-6539
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last update: 20190514
■
山本 崇記
・
高橋 慎一
編 20101120 『「異なり」の力学――マイノリティをめぐる研究と方法の実践的課題』,生存学研究センター報告14,408p. ISSN 1882-6539 ※
製作:株式会社
生活書院
*ご希望の方は生存学研究所にご連絡ください。送料実費でお送りできます。連絡先は以下です。
生存学研究所事務局 E-mail:
ars-vive@st.ritsumei.ac.jp
TEL: 075-465-8475 内線: 2393(9:00〜17:30) FAX: 075-465-8342
〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1 立命館大学
「なお、在庫切れの場合は、生存学研究所HPにて公開しておりますPDF、テキストをご覧ください。」
https://www.ritsumei-arsvi.org/publication/center_report/
*
他の書籍と一緒の場合
■目次
はじめに
「異なり」の力学とマイノリティ研究
……
梁 陽日
・
高橋 慎一
5-9
序章
思想と政治体制について
――ソ連における精神医学と収容所についての覚書
……
天田 城介
13-65
第1部 「異なり」の分岐と包摂の臨界
第1章 学校教育のおけるエンパワメントの可能性と限界
――社会的困難を抱える生徒への臨床教育実践から ……
梁 陽日
68-87
第2章
〈病い〉に刻印された隔離と終わりなき差別
――「黒川温泉宿泊拒否事件」と「調査者」の関係を事例に
……
吉田 幸恵
88-113
第3章
パンフレットからYoung Hemophiliac Clubへ
――血友病者本人の活動へのうねり
……
北村 健太郎
114-140
第4章
異なる被差別カテゴリー間に生じる〈排除〉と〈連帯〉
―在日韓国/朝鮮人共同体における「レズビアン差別事件」を事例に
……
堀江 有里
141-165
第5章
「主婦によるオルタナティブな労働実践」の岐路
――ワーカーズ・コレクティブはどう変わっていくのか
……
村上 潔
166-190
第6章
労働に性別は必要なのか?
――性別違和をもつ人の職場における生存戦略
……
高橋 慎一
191-219
第2部 社会調査の実践的課題
【座談会】 研究に課された倫理と実践における問い
――被調査者/当事者/生活者/活動者との間で揺れる「研究者」なる存在とは何か
報告者:
永田 貴聖
・
有薗 真代
特定応答者:
堀江 有里
・
北村 健太郎
司会:
山本 崇記
参加者:梁 陽日・高橋 慎一・吉田 幸恵・森下 直紀・村上 潔 222-293
第1章
社会調査の方法と実践
――「研究者」であることの範域をめぐって
……
山本 崇記
294-318
第2章
水俣病史における「不知火海総合学術調査団」の位置
――人文・社会科学研究の「共同行為」について
……
森下 直紀
319-348
第3章
突き返される問い
――「研究」「研究者」「大学」を問う手前で考えるべきこと
……
北村 健太郎
349-374
第3部 講演録
【講演】 多民族国家構想とマイノリティ
――多民族・多文化「共生社会」は可能か
…… 佐藤 信行(在日韓国人問題研究所) 377-402
あとがき
……
山本 崇記
403-408
■編者より
この度、生存学研究センター報告第14号『「異なり」の力学――マイノリティをめぐる研究と方法の実践的課題』を発行致しました。発行母体は、院生プロジェクト
「地域社会におけるマイノリティの生活/実践の動態と政策的介入の力学に関する社会学研究」
(通称:マイノリティ研究会)です。約1年半の研究活動をまとめたものです。事業推進担当者である
天田城介
さんによる序章では、
フーコー
とソ連の精神医学の関係から、「異なる者」たち(マイノリティ)を分断し排除する力学が分析されています。その「異なり」の力学という枠組みから、第一部では、研究会の各メンバーの論稿を並べ、第二部では、生存学研究センターでは十分に作業がされていなかった、社会調査をめぐる倫理と実践、あるいは調査者の位置について、ゲストを招いた座談会記録と関連論稿を掲載しています。第三部では、研究会企画で招聘した韓国問題研究所の佐藤信行さんの講演録を掲載しています。400頁以上に渡る大部な報告書となりました。生野、東九条、水俣といった各自のフィールドへの共同調査を挟みながら、草稿の検討を重ね、各自の問題意識を共有化し、精緻化の作業を目指しました。しかし、この手の関連書籍にありがちな叢書や講座に対して十分に問題提起的なものとなったとはいえず、非常に未成熟な内容となっています。多くの方々の手に取って頂き、来年度に予定している書籍化に向けて、さらなる練成作業を行いたいと思いますし、そうしなければならないと考えています。
■執筆者一覧
◆
天田 城介
(あまだ・じょうすけ) 1972年生
2000年3月、立教大学大学院社会学研究科博士後期課程修了(博士・社会学)。熊本学園大学社会福祉学部助教授を経て、現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授。専門は社会学。主著に『〈老い衰えゆくこと〉の社会学』多賀出版(2003年→2009年〔増補改訂版〕刊行)など。2010年度中には『老いを治める』生活書院(2010年、共著)ほかを刊行予定。
◆
堀江 有里
(ほりえ・ゆり) 1968年生
2007年3月、大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了(博士・人間科学)。現在、立命館大学産業社会学部・龍谷大学・花園大学ほか非常勤講師。専門は社会学、レズビアン・スタディーズ、フェミニスト神学。主著に『「レズビアン」という生き方――キリスト教の異性愛主義を問う』新教出版社(2006年)など。
◆
北村 健太郎
(きたむら・けんたろう) 1976年生
2007年3月、立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程修了(博士・学術)。現在、立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー及び同大学非常勤講師。専門は、社会運動論、日本の血友病者の現代史。主要論文に、「大西赤人君浦高入学不当拒否事件」『障害学研究』第4号、明石書店(2008年)、「侵入者――いま、〈ウイルス〉はどこに?」『生存学』第1号、生活書院(2009年)など。
◆
森下 直紀
(もりした・なおき) 1978年生
ワシントン州立大学を経て、現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程在籍及び同大学衣笠総合研究機構リサーチアシスタント。専門は環境史・環境政策史。主要論文に「ダム・ディベート――サンフランシスコの水源開発にともなう景観価値と国立公園」『Core Ethics』Vol.6、立命館大学大学院先端総合学術研究科(2010年)など。
◆
村上 潔
(むらかみ・きよし) 1976年生
2009年3月、立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程修了(博士・学術)。現在、立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー及び同大学院非常勤講師。専門は現代女性思想・運動史。主要論文に「「主婦論争」再検討――論調と対象の再整理からみる課題と展望」『現代社会学理論研究』第4号、人間の科学新社(2010年)など。
◆
高橋 慎一
(たかはし・しんいち) 1978年生
2009年3月、立命館大学文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、立命館大学衣笠総合研究機構リサーチアシスタント及び花園大学等非常勤講師。専門は社会学、セクシャルマイノリティの社会運動論。主要論文に「性同一性障害医療と当事者の身体の在り処――ガイドライン・特例法とトランスジェンダリズムの分析から」『現代社会学理論研究』2号、人間の科学新社(2008年)など。
◆
山本 崇記
(やまもと・たかのり) 1980年生
2009年3月、立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程修了(博士・学術)。現在、立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー及び同大学院非常勤講師。専門は社会問題・社会運動研究。主要論文に「スラム地域における住民主体とキリスト者の戦略――京都市東九条を事例に」『地域社会学会年報』第22号、ハーベスト社(2010年)など。
◆
梁 陽日
(やん・やんいる) 1967年生
2008年3月、大阪市立大学大学院創造都市研究科博士課程単位取得退学。現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程在籍及び同大学衣笠総合研究機構リサーチアシスタント。専門は臨床教育学、臨床教育社会学。主要論文に「在日韓国・朝鮮人のアイデンティティと多文化共生の教育――民族学級卒業生のナラティブ分析から」『Core Ethics』Vol.6、立命館大学大学院先端総合学術研究科(2010年)など。
◆
吉田 幸恵
(よしだ・さちえ) 1975年生
2009年3月、北九州市立大学大学院人間文化研究科修士課程修了(修士・人間関係学)。現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程在籍及び同大学衣笠総合研究機構リサーチアシスタント。専門は社会学、ライフヒストリー研究。主要論文に「ある精神障害者の語りと生活をめぐる一考察――「支援」は何を意味する言葉か」『Core Ethics』Vol.6、立命館大学大学院先端総合学術研究科(2010年)など。
UP: 20101122 REV: 20101124, 1216, 17, 0324, 20110801, 20120208, 0410, 20130415, 1015, 20190514
◇
地域社会におけるマイノリティの生活/実践の動態と政策的介入の力学に関する社会学研究
◇
生存学創成拠点の刊行物
◇
テキストデータ入手可能な本
◇
身体×世界:関連書籍 2010-
◇
BOOK
TOP
HOME (http://www.arsvi.com)
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