「昨年(2001年)の春、ハンセン病裁判で国の控訴断念により、長い間、人間としての尊厳を無視され、隔離され、差別されてきたハンセン病者の無念や怨念がようやく晴らされた。これに関連して、ハンセン病施設の精神科医であり、『生きがいについて』などの著書で人々の心のあり方を問い続けた神谷美恵子が再評価されている。」(宮原安春/2002.4.19 信濃毎日新聞)