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病者障害者運動史研究 > 2017年度科学研究費(基盤B)分担研究者

野崎 泰伸

のざき・やすのぶ
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last update: 20170727

■講義

・2013年前期
 立命館大学大学院応用人間科学研究科非常勤講師 「障害学研究」
  テキスト:『生を肯定する倫理へ――障害学の視点から』
 立命館大学産業社会学部非常勤講師 「世界の障害者と権利保障」
  テキスト:『生の技法(第3版)』
 大阪府立大学大学院人間社会学研究科非常勤講師 「人間科学特殊講義1」
  テキスト:『私的所有論(第2版)』

■研究内容

□専攻:倫理学、障害者問題
□研究テーマ:「生の無条件の肯定」の哲学の構築

■学歴

198803 尼崎市立尼崎養護学校中学部卒業
199103 兵庫県立尼崎高等学校卒業
199603 神戸大学理学部数学科卒業
199703 神戸大学大学院教育学研究科数学教育専攻修士課程中退
200403 大阪府立大学大学院人間文化学研究科比較文化専攻修士課程修了
200703 同大学院博士後期課程修了・学術博士号取得

■職歴・教育歴

199704 被災地障害者センター職員(〜1998.09)
200304 阪南大学非常勤講師(障害者福祉と障害学(4回分担当)、〜200309)
200410 大阪府立大学リサーチアシスタント(障害と倫理、〜200503)
200504 大阪府立大学ティーチングアシスタント(学部:倫理学演習、大学院:現代倫理学特論、〜200703)
200710 立命館大学衣笠総合研究機構 グローバルCOE生存学創成拠点 客員研究員
200804 立命館大学非常勤講師/グローバルCOE生存学創成拠点ポストドクラルフェロー
201704 社会福祉法人 えんぴつの家 評議員

■研究業績

□著書

〈単著〉

◆2015/03/15 『「共倒れ」社会を超えて――生の無条件の肯定へ!』,筑摩書房(筑摩選書),240p. ISBN-10: 448001618X ISBN-13: 978-4480016188 1500+ [amazon][kinokuniya] ※ ds.

◆2011/06/30 『生を肯定する倫理へ――障害学の視点から』,白澤社,216p. ISBN-10: 4768479391 ISBN-13: 978-4768479391 \2200+税 [amazon][kinokuniya] ※ ds.

〈共著〉

◆201511「阪神・淡路大震災での障害者支援が提起するもの」,天田 城介・渡辺 克典 編 『大震災の生存学』,青弓社,pp.84-102

〈編著〉

◆201203 権藤 眞由美・野崎 泰伸 編 『医療機器と一緒に街で暮らすために』,立命館大学生存学研究センター,192p.

『生を肯定する倫理へ――障害学の視点から』表紙画像(クリックすると大きな画像で見ることができます)

□論文・書評

◆2004/03 「正義論と障害者の介助」(修士論文、大阪府立大学)
◆2005/03 「当事者性の再検討」(『人間文化学研究集録』、第14号、75-90、大阪府立大学大学院人間文化学研究科)
◆2005/09 「「生命の神聖性」と「生命の質」との対立を越えて――生存のためのコスト」(『生命倫理』、通巻16号、202-209、日本生命倫理学会)
◆2006/01 「障害者自立支援法と障害者の自立――誰のための公共性か」(『情況』、2006年1−2月号、108-123、情況出版)
◆2006/03 「青い芝の会と分配的正義――誰のための、何のための正義か」(『医療・生命と倫理・社会』、第5号、124-135、大阪大学大学院医学系研究科・医の倫理学教室)
◆2006/03 「「合意する主体」による正義の幻想――契約論的平等から反証的正義へ」(『人間社会学研究集録』、第1号、3-19、大阪府立大学大学院人間社会学研究科)
◆2007/03 博士学位論文「「生の無条件の肯定」に関する哲学的考察――障害者の生に即して」(論文要旨と審査結果の要旨(PDFファイル、大阪府立大学HP内))
◆2007/03 「障害の哲学・序論」(『擬似法的な倫理からプロセスの倫理へ――「生命倫理」の臨床哲学的変換の試み』、41-59、大阪大学文学研究科臨床哲学研究室)
◆2007/06 「生活保護とベーシック・インカム」『フリーターズフリー』vol.01、282-292、人文書院) cf.ベーシック・インカム
◆2007/08 「どのように<倫理>は問われるべきか」
 Web評論誌『コーラ』第2号、〈倫理〉の現在形(第2回)、窓月書房
◆2007/11 「書評:加藤秀一『〈個〉からはじめる生命論』」
 『図書新聞』2007年11月17日、2846号
◆2008/03/31 「<異なりの身体>に関する哲学的考察のために――障害/老い/病いを中心にして」,135-148 平成19年度厚生労働科学研究費補助金 長寿科学総 合研究事業報告書『長寿科学の推進に係るグランドデザインに関する研究』,主任研究者 長谷川 敏彦,305p.
◆2008/07/31 "Review: Morioka Masahiro. Life Studies Approaches to Bioethics: A New Perspective on Brain Death, Feminism, and Disability", Disability Studies Quarterly Vol.28 No.3 (2008 Summer)
 http://www.dsq-sds.org/DPubS?service=Repository&version=1.0&verb=Disseminate&view=body&content-type=html_1&handle=osul.dsq/1217618494#
 Disability Studies Quarterly: http://www.dsq-sds.org/
◆2009/02 「障害者自立支援法の倫理学的分析」(『生存学』vol.1、生活書院、362-372)
◆2009/02 「正義と反合理主義――リンギス・レヴィナス・デリダ」(『人間社会学研究集録』、第4号、大阪府立大学大学院人間社会学研究科、163-182)
◆2009/03 「「生きるに値しない生」とはどんな生か――メンバーシップの画定問題を考える」(「出生をめぐる倫理研究会」報告書、立命館大学、40-47)
◆2009/12/04 「「生きるに値しない生」とはどんな生か――メンバーシップの画定問題を考える」 櫻井 浩子堀田 義太郎『出生をめぐる倫理――「生存」への選択』,立命館大学生存学研究センター,生存学研究センター報告10, 62-82
◆2010/07 「分離教育か共生共育かという対立を越えて――「発達」概念の再検討」,『立命館人間科学研究』21,25-41
◆2011/03 「障害学と生命倫理」,玉井 真理子・大谷 いづみ 編『はじめて出会う生命倫理――生・老・病・死を考える』,有斐閣,165
◆2012/01/10 「「障害者が生まれるから」原発はいけないのか」,『部落解放』2012年1月,655号,12-23
◆2012/02 「批判に答えて――拙著『生を肯定する倫理へ――障害学の視点から』への批判に反論する」,『人間社会学研究集録』第7号,2012年2月,大阪府立大学大学院人間社会学研究科,237-255
 http://repository.osakafu-u.ac.jp/dspace/bitstream/10466/12597/1/2012000069.pdf
◆2012/03/31 「中絶の規範理論のために――胎児の権利と女性の権利との対立を越えて」,『現代生命哲学研究』第1号(2012年3月),11-24
 http://www.philosophyoflife.org/jp/seimei201202.pdf
◆2012/04 「私と生命学――他者、正義、暴力、歓待、責任、そして倫理」,The Review of Life Studies Vol.1 (April 2012),11-22
 http://repository.osakafu-u.ac.jp/dspace/bitstream/10466/12756/1/2012000184.pdf
◆2012/06/20 「阪神淡路の時、そして兵庫県の障害者運動」,『障害学研究』8,75-78,明石書店
◆2012/01「「障害者が生まれるから」原発はいけないのか」,『月刊部落解放』655号,解放出版社,pp.12-23
◆2012/03「中絶の規範理論のために――胎児の権利と女性の権利との対立を越えて」,『現代生命哲学研究』第1号,pp.11-24
◆2012/04「私と生命学――他者、正義、暴力、歓待、責任、そして倫理」,The Review of Life StudiesVol.2,pp.11-22
◆2013/03「「他者論」再考――『生命学に何ができるか』『無痛文明論』を題材に」,『現代生命哲学研究』第2号,pp.37-58
◆2014/03「境界性パーソナリティ障害の障害学」,『現代生命哲学研究』第3号,pp.15-30
◆2015/03「障害者が骨折するということ」『現代生命哲学研究』第4号,pp. 1-11
◆2015/03「2014年上半期の記事における障害者の生の表象――「新型出生前診断から1年」と「尊厳死法案」をめぐる記事を中心に」,『医療・生命と倫理・社会』12巻,pp.28-37
◆2015/11/15「『いのちを無条件に肯定する倫理』に向けて」,『福音宣教』2015年12月号,オリエンス宗教研究所,pp.31-37
◆2016/03「羽田圭介『スクラップ・アンド・ビルド』における尊厳死の表象に関する一考察」,『医療・生命と倫理・社会』13巻,pp.43-56
◆2016/12「功利主義と尊厳死法案化の動き」,『女も男も』2016年秋・冬号  No.128,41-46,労働教育センター
◆2017/2「相模原事件が私たちに問いかけるもの」,『福音宣教』2017年3月号,34-40,オリエンス宗教研究所
◆2017/4「行為における自由意志と責任―相模原事件に関する河合幹雄氏の諸論を批判的に検証する」,『精神医療』86号,45-52,批評社
◆2017/8「私たちは阪神大震災における被災障害者支援の教訓を生かせているのか」,『歴史学研究』2017年9月号(961号),**-**,青木書店(未公刊)

□学会発表

◆2004/11 「ロールズと優生思想――福祉規範の根拠」(第57回関西倫理学会大会口頭発表、大阪工業大学)
◆2005/10 「ただの生と固有の生」(第56回日本倫理学会大会口頭発表、岡山大学)
◆2005/10 「支援における代理表象の倫理――ある知的障害者の自立生活を支える取り組みから」(第78回日本社会学会大会口頭発表、法政大学)
◆2005/11 「生の意味と生の固有性」(第58回関西倫理学会大会口頭発表、同志社女子大学)
◆2005/11 「「生命の尊厳」論の隘路と固有の生」(第17回日本生命倫理学会大会口頭発表、東京女子医科大学)
◆2007/06 「財としての介助は誰によって負担されるべきか――障害者介助の文脈から」(第5回福祉社会学会大会口頭発表、東京学芸大学)
◆2007/09 「ジレンマの解決に向けて――倫理学的視点から」(第4回障害学会大会口頭発表、立命館大学)
◆2007/09 「価値判断と政策――倫理と経済のダイアローグ」(第4回障害学会大会シンポジウム「障害と分配的正義」、立命館大学)
◆2007/09 「1970年代のリハビリテーション雑誌のなかの「寝たきり老人」言説」(第4回障害学会大会ポスター発表(田島明子、坂下正幸、伊藤実知子と共同)、立命館大学)
◆2007/10 「生の無条件の肯定と「境界線の正義論」」(第58回日本倫理学会大会口頭発表、新潟大学)
◆2007/11 「中絶の規範理論のために――「生の無条件の肯定」は中絶をいかに考えるか」(第60回関西倫理学会大会口頭発表、京都女子大学)
◆2007/11 「道徳的詐術と生命倫理――選択の正当性は倫理的か」(第19回日本生命倫理学会大会口頭発表、大正大学)
◆2008/06/08 「〈異なりの身体〉をめぐる倫理/政治経済について」(福祉社会学会第6回大会、上智大学)
◆2008/06/08 「1980年代のリハビリテーション雑誌のなかの「寝たきり老人」言説」田島明子、坂下正幸、伊藤実知子と共同),福祉社会学会第6回大会 於:上智大学
◆2008/11 「倫理学は規範をどのように問うべきか――規範の正当化主義批判」
 (関西倫理学会第61回大会自由報告、京都大学)
◆2009/06/06 「1990年代以降の高齢者医療政策の変容――「入院期間の短縮」から「早期退院へ」」 Word版(doc) Power Point(ppt)
 (有吉 玲子仲口 路子と共同、福祉社会学会第7回大会テーマセッション報告、日本福祉大学)
◆2009/06/06 「1970年代〜1980年代の高齢者医療と透析医療」 Word版(doc)
 (有吉 玲子・仲口 路子と共同、福祉社会学会第7回大会テーマセッション報告、日本福祉大学)
◆2009/06/06 「老年者控除廃止がもたらした可処分所得への影響」
 (牧 昌子北村 健太郎と共同、福祉社会学会第7回大会テーマセッション報告、日本福祉大学)
◆2009/09/27 「ディアスポラとしての障害――障害はないにこしたことはないか、への1つの視座」(障害学会第6回大会報告、立命館大学)
◆2009/09/27 「ALS――人々の承認に先行する生存の肯定」
 (伊藤 佳世子川口 有美子川島 孝一郎と共同、 障害学会第6回大会・報告要旨 於:立命館大学)
◆2009/09/27 「重度障害者等包括支援について――個別と包括の制度間比較」
 (佐藤 浩子川口 有美子と共同、障害学会第6回大会・報告要旨 於:立命館大学)
◆2009/11 「障害はないにこしたことはないか、への準備的考察――「ディアスポラとしての障害」を手がかりに」(第21回日本生命倫理学会大会口頭発表、東洋英和女学院大学)
◆2011/07/24 「障害者運動と労働の価値――生存と労働との価値序列について」,カルチュラル・タイフーンin神戸,於:海外移住と文化交流センター
◆2011/10/01 「阪神淡路のこと、そして原発と障害者」,障害学会第8回大会・ 特別企画トークセッション「災厄に向かう――阪神淡路の時、そして福島から白石清春氏を招いて」
 於:愛知大学車道キャンパス
◆2012/10/27 「J.デリダの「生命倫理」序説――P.シンガーの動物解放論を批判する」,第24回日本生命倫理学会大会口頭発表,於:立命館大学)

□その他書いたもの、話したこと

◆2005/05 「生きていたらいいと言える社会のほうがいい」(『JALSA』、65号、35、日本ALS協会)
◆2007/09 「酒井隆史「「ソックスの場所」について」を読む――「働く」ことの位置」
 研究会 於:大阪府立大学
◆2007/11 「森岡正博の思想と生命学――障害学の視点から」
 研究会 於:大阪府立大学
◆2007/12/26 「「倫理的な問い」とは何か――障害/老い/病いの身体への必要に応じた分配を焦点にして」
 超高齢社会の倫理課題研究会 「厚生労働科学研究 長寿科学の推進に係るグランドデザインに関する研究」生命倫理・倫理研究班 於:日本医科大学
◆2008/01/18 「ベーシック・インカム/生活保護/働く/働かない」
 研究会 於:同志社大学
◆2008/04/19 「デリダの思想と〈異なりの身体〉をめぐる倫理/政治経済」
 研究会 於:東京
◆2008/07/16 報告「「若い障害者」が怒らなくともよい社会へ」
 「障害者運動・自立生活・メディア――映画『こんちくしょう』のスタッフと共に考える」
◆2008/07/21 コメント「正義論・ケア論の視点から――論点の再確認とそこから考えられるべき問い」
 大阪府立大学現代思想研究会+「生命の哲学」研究会 於:立命館大阪オフィス
◆2008/09/27 指定質問 「倫理は正当化できるか――加藤秀一の議論から」
研究会 「『生命』を問い直す――『生まれない方がよかった』という思想をめぐって」 於:立命館大学
◆2008/11/22 「語れない人のQOLをどう考えるか――知的障害者におけるケイパビリティのリスト化の問題」
 QOL研究会 於:立命館大学
◆2009/02/03 「「最低限のニーズ」は存在するか――とくに〈承認〉に焦点化して」
 研究会 於:大阪府立大学
◆2009/02/09 「「生の無条件の肯定」は正義だ!――倫理学からの・倫理学への挑戦」
 研究会 於:六甲道勤労者センター
◆2009/03/21 「『動物からの倫理学入門』の一つの読み方――倫理・正当化・正義」(伊勢田哲治『動物からの倫理学入門』合評会でのコメント),京都生命倫理研究会 於:京都女子大学
◆2011/03/19 「当事者性の可能性と限界」,第25回「国際障害者年」連続シンポジウム「「当事者」って何だろう?―― 苦悶(くもん)する障害者たち」
 於:京都テルサ 東館2階 中会議室
◆2011/11/24 『生を肯定する倫理へ』合評会,障害学研究会、於:立命館大学
◆2012/01/25 「(インタビュー記事)」,『そよ風のように街に出よう』82,りぼん社
◆2012/02/26 『生を肯定する倫理へ』合評会,「福祉と環境の統合」研究会、於:名古屋
◆2012/03/15 「「障害者が生まれるから」原発はいけないのか」合評会,障害学研究会、於:立命館大学
◆2012/03/24 「障害者や病者・患者にとってのベーシックインカム」,集会「ベーシックインカムは、この生きづらさを解放するか?――在日コリアンと障害者の視点から」、於:京都府部落解放会館
◆2012/12/07 「(自立について座談会)」,『フリーターズフリー』vol.03掲載、於:山王こどもセンター
◆2012/12/07 「(発言)」,クロストーク「いま、阪神大震災を語るということ」(中之島哲学コレージュ),於:アートエリアB1(京阪なにわ橋駅地下)
 
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/2012/000460.php
◆2013/01/14 「阪神淡路大震災における障害者支援――90年代前半の神戸の障害者運動にかかわった経験から」,災/生――大震災の生存学,於:立命館大学
 http://www.ritsumei-arsvi.org/news/read/id/498

◇2009/10/11 「障害について広く深く考える」(生存学HP寄稿文)

■その他

◇プロジェクト
グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点院生プロジェクト
「出生をめぐる倫理研究会」 研究メンバー 2008年度
グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点院生プロジェクト
「難病の生存学研究会」 研究メンバー 2008年度
グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点院生プロジェクト
「老い研究会」 研究メンバー 2008年度


*増補:北村 健太郎
REV:......20030116, 20050909, 20070620, 0621, 1204, 1227, 1228, 20080106, 0108, 0119, 0526, 0706, 0730, 1105, 24, 20090321, 0610, 1013, 20100213, 0225,20120403, 20130206, 0221, 20161028, 20170422, 0727
病者障害者運動史研究 ◇「病者障害者運動史研究――生の現在までを辿り未来を構想する」
Nozaki, Yasunobu (English)  ◇倫理学  ◇優生学・優生思想  ◇正義(論)  ◇他者/他者性  ◇病者障害者運動史研究  ◇WHO 
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