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『子どもという不安――情報社会の「リアル」』

山下 恒男 19930725 現代書館,350p.

last update: 20110316

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■山下 恒男 19930725 『子どもという不安――情報社会の「リアル」』,現代書館,350p. ISBN-10: 4768433855 ISBN-13: 978-4768433850 \3150 [amazon][kinokuniya] ※ c10

■内容

・同書の帯より
子どもはオトナになれるだろうか!!
現実の「子ども」とオトナが抱いている「子ども観」の間の亀裂が修復不可能なほど拡大してしまっている現在,子どもの変貌の背後にあるものをみつめる.

■目次

はじめに 1

 第一部 子どもの情況 11
序章 イメージのゆらぎ 12
1 子どものイメージ 12
2 ゆらぐイメージ 17
3 増大する不安 22

第一章 子どもの変容 33
1 子どもの減少 33
2 家族の変貌 37
3 生活環境の変化 48
4 子どもとオトナの境界 64

第二章 感性の時代 75
1 感性の氾濫と危機 75
2 体験としての感性 81
3 文化としての感性 86
4 思想としての感性 89

第三章 何が生じているか? 94
1 オリジナルとしてのコピー 94
2 清潔さへの要求 103
3 モノとイメージ 108
4 自然と神秘の喪失 120

第四章 現象の背後にあるもの 129
1 生産力の向上 129
2 管理社会化 135
3 科学と宗教 140
4 夢と規範の喪失 149

第五章 ゲーム化社会の感性 154
1 ゲーム的人生という現実 154
2 ファミコンの危険と魅力 162
3 情報化社会の光と影 171
4 新しきコミュニケーション 179

第六章 新しき「小さな大人」の誕生 185
1 いまどきの子ども 185
2 子どもたちの生活 188
3 「異文化」としての子ども? 193
4 世紀末の子ども像 198

 第二部 不安の行方 203
第七章 子どもの危機? 204
1 「本来の子ども」の危機 204
2 感性の危機と教育 211
3 病む子ども? 218
4 回避できない「危機」 229

第八章 子どもの管理と人権 235
1 管理・抑圧状況下の子ども 235
2 子どもの抵抗と抑圧 241
3 子どもの人権 246

第九章 無気力な子どもたち 251
1 無気力化する子どもたち 251
2 無気力の心理学 257
3 無気力の意味 260

第十章 「普遍的な子ども」という神話 266
1 「記号」としての子ども 266
2 「発達する」子ども 270
3 「普遍性」への疑問 275

第十一章 「子どもの科学」の無効性 279
1 「子どもの科学」誕生の背景 279
2 「子どもの科学」のイデオロギー性 284
3 心理学を誕生させたもの 291
4 「理解」ということ 298

第十二章 子どもの存在理由 302
1 子どもと学校 302
2 これからの教育・これからの学校 307
3 子どもへの期待 313

終章 子どもの黄昏 317
1 小さな大人たち 317
2 アリエスの『〈子供〉の誕生』以後 321
3 「子ども」は何処へ? 326

註 333
あとがき 347

 

■引用


■書評・紹介


■言及



UP: 20110316 REV:
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