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『国際社会4 マイノリティと社会構造』
宮島 喬・梶田 孝道 編 200204 東京大学出版会,234p.
■宮島 喬・梶田 孝道 編 200204 『国際社会4 マイノリティと社会構造』,東京大学出版会,234p. ISBN-10: 4130341545 ISBN-13: 978-4130341547 \2940 [amazon] w0111 n09
■内容(「BOOK」データベースより)
「先進社会」と慣用的によばれている、日本を含む高度資本主義社会の中に生きる定住移民を視野に入れ、“マイノリティと社会構造”の関連を問う。
■内容(出版社からのコメント)
出版社 こやま (20020502)
高度資本主義社会の移民たち その包摂と排除
いわゆる先進社会と呼ばれる地域で、エスニック・マイノリティと称される人びとの社会的位置とはどのようなものか。労働、エスニック・ビジネス、社会運動、レイシズム、多文化施策などに焦点を当てながら、先進社会の統合政策、政治過程と、マイノリティの人びとの戦略行動との相互関係を考察する。
■目次
序 マイノリティをめぐる包摂と排除の現在(宮島喬・梶田孝道)
1 移民の社会的統合における「平等」と「エクイティ」――フランスにおける統合モデルの変容?(宮島喬)
2 アメリカの人種エスニック編成とアジア系移民――「エスニック・ビジネス」再考(南川文里)
3 多文化,反差別の教育とその争点――イギリスの事例を中心に(佐久間孝正)
4 レイシズムとその社会的背景――ドイツにおける「外国人問題」と再帰的近代化(高橋秀寿)
5 ジェンダーからみた移民マイノリティの現在――ニューカマー外国人女性のカテゴリー化と象徴的支配(笠間千浪)
6 新しい貧困層と社会運動――フランスにおける「住宅への権利運動」のなかの移民たち(稲葉奈々子)
7 国家・企業・労働組合と移民労働者――欧米諸国における移民労働のポリティクス(久保山亮)
8 オーストラリアの多文化主義とマイノリティ(関根政美)
■引用
■書評
■言及
*作成:石田 智恵