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『社会と向き合う心理学』
サトウ タツヤ ・ 木戸 彩恵 ・ 若林 宏輔 編 20120925 新曜社,336p.
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last update:20130527
このHP経由で購入すると寄付されます
表紙写真から注文していただいても同じです。
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サトウ タツヤ
・ 木戸 彩恵 ・ 若林 宏輔 編 20120925 『社会と向き合う心理学』,新曜社,336p. ISBN-10:4788513056 ISBN-13:978-4788513051 2800円+税
[amazon]
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[kinokuniya]
◆新曜社のHP
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1305-1.htm
■内容
心理学は大学生になって初めて学ぶ学科なので、受講する学生は興味津々です。でも、いざ教室に行ってみると……行動だの認知だの、実験だのと、どうも思い描いていた心理学とは違います。ほとんど日常生活とは関係がなさそうなの です。イヤ、廻り巡って重要な基礎知識なのだ、ということかも知れませんが、心理学は実際には、もっと日常生活と密接に関連した学問なのです。いじめ、通り魔、冤罪等々の社会的重大問題や、化粧、ダイエットの失敗、恋愛などの個人的な重大問題も、みな、心理学のテーマですし、沢山の研究があります。しかし、どういうわけか、こういう「応用」心理学については、大学でキチンと教えられてきませんでした。そこで、満を持してのテキスト登場です。教室を離れて社会に出てからも、その知識を活かすことができる心理学テキストの誕生です。
■目次
社会と向き合う心理学─目次
目次
まえがき
序 章 この本が伝えたいこと
1 この本が伝えたい「心の仕組みを知ること」の大切さ
2 この本が伝えたい心理学の内容
3 この本が伝えたい知識のかたち
第1部 社会・文化とグローバリゼーション
第1章 応用社会心理学と文化心理学
1 心理学とは何か
2 社会とは何か,応用とは何か
3 未来の心理学 ― グローバリゼーション時代の心理学
4 個別を尊重しつつ普遍性を目指す立場としての 「社会と向き合う心理学」
第2章 社会心理学から心の文化差へ
1 自己
2 社会的認知
3 グループダイナミクス
4 心の文化差
第3章 文化心理学 ― 文化の違いと異文化変容
1 文化心理学 ― 記号から見た文化の定義
2 お小遣い研究から見た日韓のおごりの捉え方の違い
3 化粧をすることと文化
4 グローバリゼーション時代における日本文化のメタ認知
第4章 複線径路・等至性モデル(TEM)― 人生の径路をとらえる
1 あなたはどんな径路を歩んできましたか?
2 人生径路を描いてみよう ― 大学に進学するに至るまで
3 複線径路・等至性モデル(TEM)
4 TEMで中絶経験をとらえる
5 物語と質的研究の意義
第2部 法と心理学
第5章 法心理学と裁判員裁判
1 法と心理学の接点と研究・学習の意義
2 法心理学の歴史
3 裁判員制度の開始と法心理学
4 裁判員裁判評議の研究
第6章 被害面接・被害者学・刑罰論
1 被害の発生と捜査心理学
2 被害者の軽視と被害者学の勃興
3 二次被害とそれを防ぐための仕組み
4 被害感情の問題と刑罰の問題 ― 応報感情を超えて
第7章 正義と公正感情
1 正しさ ― 公正・正義・司法
2 ジャストワールド仮説と公正の方程式 ― わり算的世界
3 家事労働における分配と公正
4 争いを防ぐ,あるいは治める,平和構築のための心理学
第8章 共感と虚偽と道徳性
1 法心理学における感情の問題
2 コミュニケーションに見る社会的な共感
3 共感の発達をとらえる
4 同情と感情移入と共感
第9章 冤罪を防ぐ心理学 ― 目撃証言の誤りと虚偽自白
1 戦後日本のいくつかの冤罪事件
2 冤罪の原因としての目撃証言の誤りと虚偽自白
3 供述分析
4 供述分析の3次元的視覚化と裁判員裁判
第3部 厚生心理学
第10章 クオリティ・オブ・ライフとは何か?
1 クオリティ・オブ・ライフという概念
2 健康神話,そしてそれに埋め込まれている私
3 個人的なQOL
4 ナラティヴと厚生心理学
第11章 ライフ・エスノグラフィ ― 病いとともに生きる
1 難病,特に神経難病とは何か
2 エスノグラフィによる文化の記述の意義
3 難病患者という文化の記述
4 エスノグラフィと厚生心理学
第12章 当事者研究のあり方
1 当事者研究という視座
2 当事者とは誰か
3 当事者研究とは何か
4 難病支援をフィールドとした当事者研究 ― 当事者参加型アクションリサーチ
5 当事者性と厚生心理学
第13章 対人援助職のシステムとそのストレス
1 対人援助職者とは誰か
2 病院における心理臨床
3 看護師のストレス
4 対人援助職と厚生心理学
第4部 現代社会の問題
第14章 現代社会と血液型性格判断
1 現代社会における血液型性格判断
2 血液型性格判断の社会心理学的な問題点
3 迷信を信じ続ける心理
4 迷信にだまされるな
第15章 現代社会とうつ病の治め方
1 現代社会におけるうつ病と自殺
2 うつ病の歴史と新型うつ病
3 大震災・大きな出来事とうつ病
4 うつ病と心理学の可能性
第16章 現代社会とゲーミング
1 ゲーミングというコミュニケーション
2 ゲーミングが必要な社会問題
3 ゲーミングの実際 ― 取調べ場面体験ゲーム
4 ゲーミングという表現の可能性
第17章 現代社会と「道草」
1 環境心理学とは何か
2 子どもの道草研究から「識る」環境心理学
3 人生の道草と現代社会 ― 複線径路的に人生を見つめる目を養う
第18章 現代社会と青年期
1 青年期という時代
2 青年と恋愛
3 青年期の親子関係
4 変化する現代社会と青年
第5部 社会と向き合うための方法論
第19章 涙なしの心理統計
1 心理と統計の関係
2 平均値の比較
3 クロス表
4 多変量解析
第20章 未来を拓く質的研究法
1 質的研究法の意義
2 インタビュー
3 フィールドワーク
4 テキストマイニング
文献
人名索引
事項索引
【コラム】
1 中国における質的研究
2 幼稚園での観察とインフォーマルインタビュー
3 フィールドエントリーとその難しさ
4 質的研究における映像分析の可能性
■引用
■書評・紹介
■言及
UP:20121101 REV:20130527
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