ここでは、szの知っている範囲で自分も使用しているか使用したことのあるものを紹介したいと思います。ここでは、Win32環境で使用できるものを紹介します。
基本的にszが触ったことが無いもの(や全く興味の無いもの)は、紹介していません。
更新履歴
2000/07/30 作成開始
2000/08/01 ちょっと変更
2000/11/19 OpenWatocom のリンク追加
旧Cygnus Solutions(現RedHat)開発のUnixライクな開発環境です。
szお勧めのツールです。
GCCを含む開発に必要な基本的なGNUツール類がPOSIX互換ライブラリ上に構築されています。
これさえあればソフトウェア開発に必要なツールがデバッガ、エディタを含め一通り揃います。
デバッガのgdbは、GUIが使える様になりましたが基本的にCUIインタフェースの古典的な環境です。
統合環境を使いたい人は、VIDEやDEV-C++などと組み合わせることで統合環境のようなものが使えるようになります。
これで作成したプログラムの実行にはcygwin1.dllというPOSIX互換実行支援DLLが必要となりますが、コンパイル時のオプションの指定によりMinGW環境のプログラムを作成することもできるようです。完全ではないようです。
v1.1になってからかなり頻繁にアップデートされるようになりました。インターネットから直接ソフトをインストールするインストーラ(setup.exe)自体も時々アップデートされるので、最新のインストーラをチェックした方が良いでしょう。また、ほぼ毎日更新されるスナップショットも有るので少しでも最新のバージョンを使いたいという人はそちらを使うと良いでしょう。ただし、必ずしも動作するかどうかは、わかりません。
Cygwinのホーム
http://sources.redhat.com/cygwin/
上記以外にも Ring サーバにもミラーされているのでそちらから入手できます。
gccをWin32に移植した環境です。
Cygwinとの違いは、MinGWは実行サポートDLL(cygwin1.dll)を必要としません(crtdll.dllやmsvcrt.dllなど標準にWindowsに含まれているもの以外には)。
MinGWのページ
http://www.mingw.org
恐らくフリーで使えるWin32用コンパイラの決定版でしょう。
コンパイラのみではなく、デバッガも提供されました。
V, wxWindows等のクラスライブラリやIDEと併用することでマニュアル類のドキュメントを除けば一通りの開発環境が揃います。
インプライズのホームページ
http://www.inprise.co.jp
少し触っただけですが、IDEを含めてもとてもコンパクトなCの処理系です。Cを使ったWindowsプログラミングの入門用としては手頃ではないかと思います。
ANSI-CのLCCをベースにWin32用のプログラミングインタフェースやIDE等のツールを追加し強化したものです。
LCC-WIN32のページ
http://www.cs.virginia.edu/~lcc-win32/
ANSI仕様のCコンパイラです。Win32固有のシステムコールは、実装されていませんがANSI-Cレベルのプログラムを作成することができます。ソースコードも入手可能なのでコンパイラの作成の参考になると思います。
LCCのページ
http://www.cs.princeton.edu/software/lcc/
昔szがお世話になったコンパイラHI-TECH Cが名前を変えフリーになりました。
MS-DOS(別にFreeDOSでもOpenDOSでもDR-DOS等のフリーなDOSでも大丈夫だと思いますが)用のコンパイラです。
昔は、統合開発環境など無かったのですが、DOSのキャラクタベースの環境が付属しています。[英語モードで動作します]
マイクロソフトのライセンスが理不尽だったため使っていたのですが、MSのライセンスが変更された後は、使わなくなりました。
個人的にはとても懐かしいです。
HI-TECH Softwareのリンク
http://www.htsoft.com
ほんの少し触っただけなので良く知りません。Mingw32 C++コンパイラ環境ですが、その他の言語も有ったと思います。
何故かホームページ(http://www.bloodshed.nu/)もアクセス出来なくなったようです。
言うまでもなく、いまだに根強いファンの居るDOS 32ビット環境に移植されたGNU C++コンパイラです。
Win32環境が主流になってからはCygwin,Mingw環境のコンパイラを使うのがベターでしょう。
http://www.delorie.com/djgpp/
超懐かしいボーランドのコンパイラ達が公開されています。英語DOS用にプログラムを作るときなどは便利です。昔は大変お世話になりました。今でもコンパイル速度は、一級のものだと思っていますが、さすがにユーザインタフェースには、古さを感じます。
米インプライズ社のhttp://community.borland.com/museumから入手することができます。
Sybaseに買収されたWatcomのコンパイラがオープンソースとして甦ることになりました。
まだ(2000/11/19現在)、マニュアル以外は公開されていませんが公開準備が進みつつあるようです。
http://www.openwatcom.org
sz愛用のエディターです。昔は、viなど脳みそが腐った奴かマゾが使うものだと思っていたのだが、いつのまにか指がviに慣れてしまった。emacsのコマンドは、すっかり忘れてしまった。
さすがにオリジナルのviは使いにくいのでviの強化版のvimをunix上では使っている。その流れで、win32上ではviviかgvimを使っています。
本家のページ
http://www.vim.org
KoRoN (Taro Muraoka)さんのページ
http://ixeris.bios.ics.saitama-u.ac.jp/~koron/
実は使っていません。
http://objectcentral.com/vide.htm
Cygnus Solutionからリリースされているブラウザです。時々使います。
RedHatのホームページからダウンロードできます。
Source Navigatorのページ
http://sources.redhat.com/sourcenav/
最近使い始めたばかりです。
Javasoftのサイトからダウンロードできます。
開発途中のオープンなバージョンは、www.netbeans.orgから入手できます。
何を今更っていう感じですが、一応使っているということで。
http://www.python.org
http://www.activestate.com/
ホーム
http://www.python.org
http://www.pythonlabs.com
ActivePython
http://www.activestate.com/
Python Documents 日本語翻訳プロジェクト
http://www-acc.kek.jp/WWW-ACC-exp/KEKB/Control/Activity/Python/doc-j/PythonTranslationProj.html
マルチプラットフォームのGUIライブラリでwxWindowsとも比較されます。wxWindowsとどちらを使おうか少し考えているところです(gtkっていう方法も有りますが...)。
http://objectcentral.com/
szが最近個人的に使用しているマルチプラットフォームなGUIクラスライブラリです。Python用にもwxPythonが用意されています。
http://wxwindows.org