アンダーグラウンド [DVD]
フォーマット | ドルビー, ワイドスクリーン, 色 |
コントリビュータ | エミール・クストリッツァ, ミキ・マノイロヴィチ, ラザル・リストフスキー |
言語 | セルビア-クロアティア語 |
稼働時間 | 2 時間 51 分 |
ディスク枚数 | 1 |
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商品の説明
Amazonより
第二次世界大戦中、ドイツ軍に侵略されたセルビアの首都ベオグラードに住む武器商人のマルコは、レジスタンス活動を行うために市民を率いて地下に潜伏し、そこで武器を製造させて巨万の富を築きあげる。そして大戦が終結した後も、彼は市民にそのことを告げず、せっせと武器を作らせ続けていく…。
サラエボ出身のエミール・クストリッツァ監督が、バルカン半島の情勢が緊迫する90年代半ばに作りあげ、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した問題作。シニカルで滑稽な作風のなか、哀しく愚かでありながらも生き続けていく人間への賛歌を露にしていく171分の力作でもある。クストリッツァ映画に欠かせないジプシー・バンドの音楽も効果的だ。(的田也寸志)
レビュー
製作総指揮: ピエール・スペングラー 製作: カール・バウムガートナー 監督・脚本: エミール・クストリッツァ 原作・脚本: デュシャン・コバチェヴィチ 撮影: ヴィルコ・フィラチ 音楽: ゴラン・ブレゴヴィク 出演: ミキ・マノイロヴィチ/ラザル・リストフスキー/ミリャナ・ヤコヴィチ/エルンスト・ストッツナー/スラヴコ・スティマチ/スルジャン・トドロヴィチ/ミリャナ・カラノヴィチ/ミレナ・パブロヴィチ/ダヴォル・ドゥイモヴィチ
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : セルビア-クロアティア語
- EAN : 4988126200305
- 監督 : エミール・クストリッツァ
- メディア形式 : ドルビー, ワイドスクリーン, 色
- 時間 : 2 時間 51 分
- 発売日 : 2001/7/21
- 出演 : ミキ・マノイロヴィチ, ラザル・リストフスキー
- 字幕: : 日本語
- 言語 : セルビア-クロアティア語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : パイオニアLDC
- ASIN : B00005LJV6
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 68,080位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 6,318位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
お客様のご意見
お客様はこの映画について、以下のような評価をしています: この作品はユーゴスラビアの第二次世界大戦から現在までの歴史を象徴的に描いた作品だと高く評価しています。壮大な世界観と美しい映像が好評で、戦争を皮肉たっぷりに描いた作品だと評価されています。また、強烈な映画体験や感動的な寓話として、人を考えさせられる作品だと感じています。音楽についても、サントラの奏でるリズミカル且つ悲しさを含んだブラスバンドの音質が素晴らしい商品になっているようです。一方で、鑑賞後に疲れてしまう点も指摘されています。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。
お客様はこの映画について、重厚で激しく面白いと評価しています。ユーゴスラビアの歴史を象徴的に描いている作品だと高く評価されています。壮大な世界観や美しい映像が好評です。また、歴史の象徴的な描写やユーゴ内戦までを描く壮大な作品として、感動的で詩的な雰囲気があると感じています。一方で、折れ目がついている点については残念だという意見もあります。デザイン面では、シンプルなデザインでおしゃれだと評価されており、リバーシブルになっている点が特に好まれています。
"10代の頃に劇場で観てかなり衝撃を受けた作品。第二次世界大戦から東西冷戦、ユーゴ内戦までを描いた壮大な作品。物語性が強くファンタジー要素もあるのですが、アクが強くてやや露悪的、かつ全編を通してブラスバンドによる狂騒的な民族音楽、シュールで残虐なシーン、と万人には勧められないと思いつつ、私自身も2度..." もっと読む
"[視聴理由] 配信終了が近い為。 [作品ポイント] ユーゴスラヴィアの歴史をユーモラスに描く。 エログロ有り(そこまで露骨ではありません)。 内容は第二次世界大戦~ユーゴスラヴィア内戦辺り。 [感想]..." もっと読む
"内容の好き嫌いは別として、ある意味映画らしい映画だと思いました。 監督の好き放題やっていて、どこか反体制感を伴った古い時代の熱く、気怠さも感じる映画です。..." もっと読む
"意外と高評価なのが驚き。見る価値あり? 好きな人もいるだろうなとは思うけど、映像美・伏線や起伏などの脚本面での面白さ・詩的感動・演出や演技の巧みさ・カメラワークや照明・・・といった映画的な評価ポイントは、私はほぼ0点。 セットだけは意外と複雑かなとは思いましたが。..." もっと読む
お客様はこの映画について、強烈な映画体験と感動的な寓話を高く評価しています。物語としての重厚感があり、人を考えさせられる作品だと感じています。また、最後のシーンが素晴らしく、ユーモアを大事だと感じる方もいます。一方で、密度の濃さについては不満の声があります。特に、伏線や起伏などの脚本面での面白さや演出や演技の巧みさなど、映画の全体的な評価が高いようです。
"...「兄弟・友人で殺しあうこと」その愚かさを、きちんと物語として装飾して芸術性高く完成させている。物語としての重厚感、こってり感の一方で、戦争をここまで皮肉たっぷりに描いた作品はなかなか出会えないです。..." もっと読む
"...この映画は「かつてユーゴスラヴィアという国があった」という上で最高の映画だと思います。" もっと読む
"...1万以上洋画を見てきたがベスト3に入るぐらい好きですね。 20歳以上の方にオススメです。 役者がうまい、細かいところに手が込んでいる。意外性。" もっと読む
"意外と高評価なのが驚き。見る価値あり? 好きな人もいるだろうなとは思うけど、映像美・伏線や起伏などの脚本面での面白さ・詩的感動・演出や演技の巧みさ・カメラワークや照明・・・といった映画的な評価ポイントは、私はほぼ0点。 セットだけは意外と複雑かなとは思いましたが。..." もっと読む
お客様はこの映画の音楽について高く評価しています。鳴り響く音楽や、悲しさを含んだブラスバンドの音など、音質が素晴らしいと感じています。特に、サントラの奏でるリズミカルな曲や、水の中のシーンのくぐもった音などが印象的です。また、画質や音質についても優れた商品だと評価されています。
"...しかし、内容もさることながら、画質、音質が素晴らしい商品になっています。 最近の上映のデジタルリマスターは鑑賞していませんが、きっとそれを忠実に再現できているものと思います。 映画好きなら購入して間違えのない商品だと思います。..." もっと読む
"『アリゾナ・ドリーム』『黒猫・白猫』とクストリッツァ監督作をみてきましたが、底抜けの明るさと、賑やかなリズムで鳴り続ける音楽と、生と死がごっちゃになった、独特のパワーに魅せられて、なぜこの監督は、こうもパワフルに生と死を描くのか?..." もっと読む
"...作中いくつか記憶に残る美しいシーンがでてきます。また音楽も大変よろしい。これがBDで鑑賞できることがうれしいです。印象的な絵はさらに美しく鮮明になり、ジプシー音楽はさらにリズム感をもってせまってくるでしょう。中古品はプレミア価格で取引されておりますので、今回のBD・DVDでの発売に感謝します。..." もっと読む
"これだけ多くのレビューが出てれば、もう説明無用ですがお気に入り映画なので投稿しました。 一度見たら忘れられない登場人物・壮大な世界観・鳴り響く音楽・戦時下での悲劇性と表裏一体の喜劇性・・・ どれも超一級品です。..." もっと読む
お客様はこの映画のラストシーンについて不満を感じています。悲しいけれどハッピーなラストシーンや、訳のわからない感情に襲われ、涙が止まりませんでした。
"ユーモアだからこそ、悲しいシーンは余計に悲しく感じます。 十字架に掛けられる逆さまのイエスを回る火の車いす、宴の最中に離れていく小島、 人を考えさせられます。ずっと" もっと読む
"...ですが、最後まで見終えた時、訳のわからない感情におそわれ、涙が止まりませんでした。 その後何度か借りて観かえして、また久しぶりに見たいと思った時、一生手元において置きたいという気持ちが生じたため、このDVDを買う事にしました。..." もっと読む
"...特に印象的だったのが、燃えながら動き続ける車椅子。 そして、悲しいけれどハッピーなラストシーン。 ・・・ある意味において、「キツい画」でもあったので、観賞後しばらくは、クストリッツァ作から離れていたいと感じ、離れてから、なるほどなあ、と思いました。..." もっと読む
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2024年9月21日に日本でレビュー済みAmazonで購入10代の頃に劇場で観てかなり衝撃を受けた作品。第二次世界大戦から東西冷戦、ユーゴ内戦までを描いた壮大な作品。物語性が強くファンタジー要素もあるのですが、アクが強くてやや露悪的、かつ全編を通してブラスバンドによる狂騒的な民族音楽、シュールで残虐なシーン、と万人には勧められないと思いつつ、私自身も2度観ることのなかった作品。30年ぶりくらいに観ました。
公開当時(90年代)はユーゴ紛争があって、国際的にバルカン地域への関心が高かった時代。「7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字、1つの国家」と言われたユーゴはその歴史、実情を把握するだけでも複雑。当時はよくわからないまま「圧倒された」という感覚で本作を観ていたが、今回見直してみて作品のメッセージ自体は極めてシンプルだと感じました。「祖国を失うこと」「兄弟・友人で殺しあうこと」その愚かさを、きちんと物語として装飾して芸術性高く完成させている。物語としての重厚感、こってり感の一方で、戦争をここまで皮肉たっぷりに描いた作品はなかなか出会えないです。
冒頭は現代の感覚からすると動物福祉的にNGだろうなというシーンもあり、作品自体も3時間弱と長いのですが、後世まで評価される映画の一つだなと思います。昔の映像もけっこう出てくるので旧共産圏の戦後史に興味のある方にもお勧め。余談ですが、音楽については、このエミール・クストリッツァ監督の『黒猫・白猫』という映画も良くて、今だにサントラのCDを持っています。
- 2024年12月31日に日本でレビュー済みAmazonで購入[視聴理由]
配信終了が近い為。
[作品ポイント]
ユーゴスラヴィアの歴史をユーモラスに描く。
エログロ有り(そこまで露骨ではありません)。
内容は第二次世界大戦~ユーゴスラヴィア内戦辺り。
[感想]
二回目ですが、一回目よりわからなくなりました。
ただ終始テンポが良く、時代も移り変わりますので飽きたりはしなかったかな。
意外にもSF要素みたいなのがありまして、欧州の地下には張り巡らされた大トンネル網があり、そこを輸送トラックから難民、国連までも利用しているというのが興味深かった。
- 2024年10月23日に日本でレビュー済みAmazonで購入個人的に崩壊前のユーゴスラヴィアに旅したことがあり、内戦は非常にショックな出来事でした。現地で出会った人々の優しさや空気を思うと当時信じられませんでした。そもそもの地域や民族の危うさは話にも聞きましたが、肌感覚の方が大きかったです。
そういう体験を持つ私がこの映画を観るとあの時のショックが思い出されたり、それ以上にユーゴの感覚が蘇る。この映画は「かつてユーゴスラヴィアという国があった」という上で最高の映画だと思います。
- 2024年9月7日に日本でレビュー済みAmazonで購入Prime Videoで観れるなんて最高ですね。
1万以上洋画を見てきたがベスト3に入るぐらい好きですね。
20歳以上の方にオススメです。
役者がうまい、細かいところに手が込んでいる。意外性。
- 2024年4月18日に日本でレビュー済みAmazonで購入第二次大戦でドイツに占領され、その後の民族間紛争で国土が分割された旧ユーゴスラビアの悲惨な歴史をブラックユーモアで描いた作品です。
最終的に主要な登場人物はお互いに対立して命を落としてしまいますが、これは内戦を象徴しているのではないかと思いました。ですので、ラストシーンで死んだ登場人物が黄泉の国で再会してお互いを許すみたいな流れを持ってきたのでしょう。とにかくブラック過ぎて笑えない映画でした。
- 2024年6月3日に日本でレビュー済みAmazonで購入内容の好き嫌いは別として、ある意味映画らしい映画だと思いました。
監督の好き放題やっていて、どこか反体制感を伴った古い時代の熱く、気怠さも感じる映画です。
もちろん、映画に求めるものは人それぞれだし、気分によってみたい映画の種類も変わるのでこれがベストだと言っているわけではありません。
でも、監督のこだわりとわがままが
映像世界にも、音楽にも、比喩的な表現とシナリオにも目いっぱい詰まったものだと感じました。
- 2024年5月19日に日本でレビュー済みAmazonで購入戦争とか革命とか内戦とか階級社会とか、確かにリアルに描けば、まんま悲しいとか強いとか伝わってくるけど、結局は映画の世界で、本物ではない。
けどあえてコメディにして描くところで、実は案外とそこで生きる人たちのもがきや苦しみや狡さや忌々しさが伝わってくる。
私たちは日本人で、ユーゴスラビアは遠くて、結果的に分裂したことぐらいしか知らないけど、それでもそれぞれに見終わった人の心にはなにかを残していて、そして、やっぱり今までと変わらない日々の生活の中で小さな喜びをしたたかに探していくんだろうな。
それはまるでコメディのように。
明日はなにかおいしいものでも食べようとか言いながら、いつものスーパーで特売の食材を買うように。
- 2023年7月28日に日本でレビュー済みAmazonで購入ユーモアだからこそ、悲しいシーンは余計に悲しく感じます。
十字架に掛けられる逆さまのイエスを回る火の車いす、宴の最中に離れていく小島、
人を考えさせられます。ずっと