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ピアレビュー 単行本 – 2004/2/28


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「レビュー」とは、システム構築の各作業工程ごとにドキュメントや成果物の内容に誤りがないか検査すること。「ピアレビュー」とは、特に同僚同士(peer)による技術的視点に立ったレビューの意味。CMM(能力成熟度モデル)レベル3でこの語が使われて以来、近年のCMM/CMMIの広がりとともに注目度が急激に上がっている。
品質の高いソフトウェアを開発するためには、早期のチェックによってミスを発見し、欠陥を回避することが不可欠である。そのためレビューの重要性はたいへん高いものの、レビューの種類やはたらきをきちんと理解し実践している人は意外に少ないようである。CMM/CMMIでも、「ピアレビュー」をやらなければならないと言ってはいるが、どのように実践すればよいかは言及していない。 本書は、プロジェクトチームの中でレビューを効果的に機能させるための様々な方法や技法を、実践的にわかりやすく紹介している。ソフトウェアの品質を高めるために読むべき1冊。
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

CMM/CMMIレベル3で定められた「ピアレビュー」の実践ガイド。プロジェクトチームの中でピアレビューを効果的に機能させるためのさまざまな方法を、実践的にわかりやすく紹介する。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日経BP (2004/2/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/2/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 272ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 489100388X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4891003883

著者について

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カール E.ウィーガーズ
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2013年6月17日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    レビューの意義を再認識できる非常にためになる書籍です。上流工程の品質に悩んでいる組織には読む価値があるものだと思います。
  • 2008年10月3日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    この本はピアレビューを行う際の観点についての記載はないです。
    残念。
    みんなが悩んでいるところは、どうすればレビューで不具合を漏れなくガードできるかなんじゃないかな?こういった具体的なネタは会社固有のノウハウでなかなか外には出てこないのでしょうね。
    プロセスについてはCMMIやPMBOK本のほうがいいかな!?
  • 2010年5月19日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ピアレビューという題だが、インスペクションについての記載が多く書かれていた。いろいろな種類のレビューの特徴を分かりやすく表になっていたりして、私はまさにウォークスルーとインスペクションの差が分からなかったので、ためになった。訳本ということで回りくどい言い方や、冗長な言い方がわかりづらいが、それは、仕方なし。後半は、繰り返しの内容記述が多かった。
  • 2004年5月2日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    レビューという言葉はコード・レビューの意味で使われることが多いようですが、最初の検討フェーズから各ステップでレビューを実施すれば大きな効果が得られると思います。
    この本ではピアレビューをCMMIレベル3での実施アイテムとして提示していますが、企業としてのレベル3取得の動きとは関係なく実施できると思います。内容はなかなか実践的なので、読者自身が工夫することで自分のプロジェクトに応用できそうです。
    7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2008年8月12日に日本でレビュー済み
    ピアレビューとは「同僚による査読」であり、品質向上のためのツールのひとつ。この本はタイトル通りこの「ピアレビュー」をテーマにした1冊。その中でも「インスペクション」と呼ばれる公式レビューについての解説が厚い(第4章〜第9章)。公式レビューは、概要説明、準備、インスペクションミーティング、修正、フォローアップという5段階を踏み、モデレータや記録者、読み手という役割が必要となるが、それに見合う欠陥検出効果が見込めるという。実際には、プロジェクト計画において品質目標、規模などを考慮して公式レビューを取り入れるのかどうかを見極めることになるので、必ずしも公式レビューである必要はない。とはいえ、こういう手法を知っておくのはいいことだ。

    第4章でも言及されているが、インスペクション(準備をしてミーティングによって欠陥を指摘する)がどれほどの効力があるかについては議論の余地があるようです。この本以外の書籍についてもあわせて読むことを薦めたい。たとえばソフトウェア・テストPRESS vol.2でインスペクションについての記事が載っている。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2005年9月2日に日本でレビュー済み
    内容は、レビュの重要性、効果が少々で、あとは、レビュを組織的に行うには?の説明です。
    レビュ、インスペクション、ウォークスルーの違い、インスペクションの各種手法、インスペクションの準備、成果物、評価、陥りやすい失敗とその対策、効果を上げる方法等です。
    インスペクションが中心に記述されています。ウォークスルー等については、違いが記載されている程度です。
    手法そのものよりも、成果物や人の教育、体制、改善など、組織に導入するという点に重きが置かれている印象でした。
    初心者にも、分かりやすく書いてありました。
    また、厳密なインスペクションの実施に興味がある方には、参考になることがあると思います。
    7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2004年6月26日に日本でレビュー済み
    驚くことに日本のソフトウェア業界にはレビューの価値を評価できずに、省略しても構わないとする文化が少なからずともあります。本書はしつこいくらいにレビューの必要性を説き、中でもインスペクションの有効性を強調しています。
    私自身、ソフトウェア業界に従事して20年近くになりますが、レビューの必要性を痛感する一方です。会社にレビュー文化をいかに根付かせるか悩んでいる方にはうってつけの書籍ではないでしょうか。私は、自分の会社でこの本を配布し、レビューをソフトウェアシステム構築の重要なタスクのひとつであるということを認識させることに成功しました。
    12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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