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社会現象としての科学: 科学の意味を考えるために 単行本 – 1989/1/1


登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 吉岡書店 (1989/1/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1989/1/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 243ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4842702214
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4842702216

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B.バ−ンズ
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星5つ中3.7つ
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2008年2月24日に日本でレビュー済み
    エディンバラ学派の中心人物としてSSKを主導したバリーバーンズの単著としては唯一の邦訳書。バーンズ自身の研究の集成ではなくあくまで当時のSTSの諸成果に依拠しての科学と社会・政治との関係性をあれこれと論じるという概論的スタイルのもの。

    80年代当時のSTSの発達状況の限界そのままに本書の提示する話題にも限界があり、90年代に入ってから隆盛をむかえるPUSの事例はほとんどないも同然、さらにはエディンバラ学派の領袖らしく犬猿の仲の実験室研究がらみの事例もゼロ。STSの入門書としてはあまり役には立ちません。

    しかし第2章「科学者社会の中で」と第3章「権威」はマートン学派流の制度論的解説とSSK流の知識社会学的解説のふたつが非常にスムースにつながるように叙述されており、このあたりはふたつを対立的関係とだけ見なす科学社会学史像とは違う新鮮さがあるかもしれません。

    知識には信頼と権威にもとづく社会組織が必要であるという科学社会学の根本洞察の重要性を、いくつかの科学史事例の簡単な紹介を通じて、うまく理解させてくれるという意味では一読の価値はあります。
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