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外国人労働者新時代 (ちくま新書 288) 新書 – 2001/3/1


商品の説明

メディア掲載レビューほか

外国人労働者新時代
他に類を見ないほど急速に少子高齢化が進む日本は、労働力確保、社会保障制度の維持、地域社会の維持・運営といった重大な課題を抱えている。昨今、これらの問題解決のために、外国からの移民、外国人労働者の受け入れが議論されるようになってきた。本書は日本や世界の外国人労働者政策を振り返り、その現状を解説しながら、新しい時代を開くのにふさわしい外国人労働者政策のあり方を考察する。

 日本経済の長期停滞への危機感を募らせる産業界は、外国人労働者受け入れの議論を積極的にリードしている。一方、政府は「専門的・技術的分野の外国人は可能な限り受け入れるが、いわゆる単純労働者の受け入れについては、慎重に検討する」という基本方針を取る。著者はこうした「二分法」的発想では限界があると指摘する。

 さらに、途上国からの情報技術(IT)労働者や介護労働者受け入れについても疑問を投げかける。国外で形成された人材を一方的に取り込むのではなく、日本のあらゆる組織や機関でアジアを中心とする人材を開発していき、その一部に環流してもらうなど、国際的な人材移動・人材開発のビジョンを立てるべきだと説く。


(日経ビジネス 2001/04/16 Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)
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ブックレビュー社

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2001/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 206ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480058885
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480058881

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井口 泰
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2001年9月20日に日本でレビュー済み
     またしても外国人労働者の議論がさかんだが、往々にして混乱が見られる。こうした中、この問題を今日的観点から捉え、諸外国の経験や経済学の考え方を援用して明快に整理した本が登場したことを大いに歓迎したい。
     まず、外国人労働者論議の経緯と現状、わが国外国人労働の実態が概観される。次に、移民の受け入れによる人口規模や人口構成を是正や、外国人労働者導入による労働市場の不均衡是正などについて、その効果や困難が示され、今日の安易な議論が戒められる。
     次に、社会的統合という論点が示される。外国人労働者や移民とその家族とが、日本社会にいかに受け入れられ、溶け込み、共存し協働していくのかという問題である。外国人受け入れのコストについてもこの文脈の中で検討される。
     そして著者は、アジア、特に東アジア諸国との間で、「広範なレベルで、日本のあらゆる企業、組織や機関でアジアの人材を開発し、その一部は母国に還流する」という「人材開発・還流モデル」を提唱している。
     解説書として非常に価値のある本だし、独自の「人材開発・還流モデル」も、現実的なアイデアのひとつと評価できると思う。最大の問題は、それにかかるコストがどれほどで、誰がどのように負担するのか、という点だろう。人材送り出し国まで含めてこの体系をうまく作り上げないと、バランスのよい人材の受け入れ・還流は難しくなるように思う。また、「企業内の公用語を二ヶ国語にする」というアイデアには賛成できない。著者が言うように「広範なレベルの人材」を受け入れるということになるが、二ヶ国語の負担はかなり重くなるからだ。むしろ、日本に滞在する間は日本語に接する機会が圧倒的に多くなるのだから、事前にある程度日本語を修得してもらうことを前提におき、日本語をアジアにおける準公用語としていくという構想もあってもいいのではないかと思う。
    24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2012年2月21日に日本でレビュー済み
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    ・・・として、基礎知識を得るにはバランスのとれた良著。

    いたずらに、劣悪な環境におかれた外国人労働者を
    記録することもなく、

    政府側の説明をする訳でもなく、

    現在の外国人政策を批判しながらも極端な意見をひけらかさない。

    「多文化共生」という言葉が一人歩きする感がある現在
    「多文化主義」の失敗を淡々と語り、
    「統合」について説明するところも説得力がある

    せめてこの本は読んだ上で、現下の在日外国人問題を語りたいものだ。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年3月21日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    いい本です!