大瀧詠一さんが、僕も1人のリスナーと言わしめるだけの事はあると思います。良くも悪くも、、、いえ悪くはないのですが大瀧サウンドは消し難い個性をもっているので、皆さんの評価と逆の前印象で、二番煎じ的だったらがっかりと思って聞いてみたんです。二番煎じだっら聴く価値は無いとは言いませんけど、オリジナルに勝るものないですから。
そう思って聴き始めますと大瀧サウンドを上手に尚且つ大胆に咀嚼してる!って感じました。大瀧詠一さんが生きておられた時だったからこそ成立したコンピレーション版なのかなあ。なんて感じます。
今となったらここまでアレンジを効かしたコンピレーションは批判を恐れて出来ないかもですね。ただ入手困難なアルバムとなっているのが残念で、尚且つ幸運にも入手できた事が嬉しいです。
鈴木祥子さんの"さらばシベリア鉄道"がオリジナルに近いサラッとした歌い方でよかったです。
サビを変に捻っていないかなあって心配していたんですけど。