青春を題材にした短篇集。
「鬼灯さん家のアネキ」の短編パートでもそうでしたが、
ストーリー性やキャラクターの個性よりも雰囲気やイメージを重視していると思います。
全編を通して、まばゆい光に照らされている舞台、さわやかな後読感が秀逸で、
ギャグもいいけれど、短編の方が作者の持ち味が出ている気がします。
すごく泣けたり笑えたり、面白いけどその代わり読むのに疲れるマンガが多い中
感情を揺さぶられずに読めるという意味では、
気の向いた時に安心して何度でも読み返したくなるような
マンガというよりは、透明感のある詩集を読んだ気分になりました。
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ローファイ・アフタースクール 五十嵐藍短編集 (BLADEコミックス) コミック – 2012/5/10
五十嵐藍
(著)
鬼灯さん家のアネキの五十嵐藍がコミックブレイドやアオハルで執筆した
数々の作品を一冊に纏めた短編集が登場!
数々の作品を一冊に纏めた短編集が登場!
- 本の長さ161ページ
- 言語日本語
- 出版社マッグガーデン
- 発売日2012/5/10
- ISBN-104861279917
- ISBN-13978-4861279911
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登録情報
- 出版社 : マッグガーデン (2012/5/10)
- 発売日 : 2012/5/10
- 言語 : 日本語
- コミック : 161ページ
- ISBN-10 : 4861279917
- ISBN-13 : 978-4861279911
- Amazon 売れ筋ランキング: - 407,138位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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14グローバルレーティング
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2018年6月6日に日本でレビュー済みAmazonで購入五十嵐 藍 さんの世界観は説明しづらいのですが個人的には好きです。
ただし、五十嵐 藍 さんの作品をまだ読んだことがないのであれば
「ワールドゲイズ クリップス」という作品の方をお勧めします。
なのでこの作品の評価は3くらいかなと。
- 2014年6月27日に日本でレビュー済みAmazonで購入話のパターンが多く、飽きません。
ワールドゲイズクリップスはどちらかというと百合でしたが、今作では恋愛やエロ的な物がほとんど。
あまり百合要素はありませんが、クスリと笑いのある作品ですね。
絵も相変わらず綺麗で素敵。
- 2016年10月13日に日本でレビュー済みAmazonで購入この本を見つけたのはたまたまでしたが五十嵐 藍先生の「鬼灯さん家のアネキ」を読んでいたので興味が湧いて購入しました。内容は独特の雰囲気と絵が自分のツボに合っていてまた~り読めて、青春なんか遠い昔の自分でも楽しめました。それぞれアップダウンのあまり無いストーリーだけどちょっと切なく、ちょっと笑えるこの感じが好きです。昨今の奇抜な描写や精神的に深いストーリーの漫画が乱立する中では目立つ物ではないけど、だからこそ逆にこの感じに惹かれる人もいると思います。ありそうでない日常の中の非日常が好きな人にはオススメかも!
- 2014年10月24日に日本でレビュー済みテイストとしては、「鬼灯さん家のアネキ」でたまにあるシリアスパートを集めたような短編集なので、あのシリアス加減が好きだった人には、特にオススメ出来る一冊。
全体的に暗い話が多く、ハッピーエンドも少ないが、それ故、非常に印象に残るエピソードが多い。
作者がチャレンジングに攻めており、絵や内容がそれぞれ全く被っていないことが、短編集としては非常に強み(1つだけ、どう見ても「鬼灯さん」の吾朗と麻衣が元ネタだろうという作品があるが)
その結果として、オチ無し、ヤマ無し、という漫画もあるが(作者もそう言及しているので、自覚はあるのだろう)、それもまた作者の作家性を感じて、有意義だと思った。
そして最後に一つだけとっておき情報を……
表紙の制服美少女だが、作中には一切登場しない(笑)。彼女の活躍に期待している人は、注意(笑)。
私もそこだけが残念であった。(そっくりさんなら「鬼灯さん家のアネキ(+妹)」に出てくるが……もしかして双子?)
- 2012年7月25日に日本でレビュー済み「鬼灯さん家のアネキ」を読んで、この作者さんの絵とギャグなのにフッとみせるシリアスさ等に惹かれて発売日に購入しました。
短編集だとは知っていたのですが読んでみて「ああこうゆうのが得意なのか・・・」と思わせる、なんといいますか流れ、空気感が上手く統一されていて短編集という違う物語の組み合わせなのに凄いな・・・と思いました。
読後に特別感動する訳でもなく、泣かせる展開、ハラハラする展開があるわけでも無く、ただ終わります。次の短編が続きそうな、続かなくても大丈夫な様な・・・でも不思議と充実感が残ります。
それともう一つ、この本の凄いところが「読むときは最初から最後まで読む」というところです。
短編集なので自然と好きな話とそうでもない話で分かれていきますが、なぜか好きな話だけ読む気にはなりません。最初から続けて読んでいかないと、なんか気持ち悪いですw
そういうなんとも言えない雰囲気がある、でもずっと手元に置いておきたい・・・そんな本でした。
余談ですが発売日に確実に手に入れようと思って大きい本屋に行ったら自力で見つけられずw店員さんに探して頂いたのですが、この本の表紙を見て、俺の顔を見てもう一度表紙を見て恐る恐る「こちらの本でお間違いないでしょうか?(;・Д・A ```」と言われたのはいい思い出。ごっつい老け顔のにいちゃんがJKが表紙の本買ってどうもすみませんでした。
でも後悔はしておりません。
- 2014年8月9日に日本でレビュー済みストーリーがどうとかオチがどうとか言うより、作品自体の雰囲気を楽しむタイプの漫画だと思う。
全体的に、退廃的な話を軽いノリで描いてある。
とは言ってもコメディというわけではなく、かといって暗いわけでもなく、フワフワした雰囲気が漂っている。
決して面白いとか名作とか言うたぐいの漫画ではないが、音楽を聴くように何も考えず読むのには良いかも。
個人的に一番好きなのは「暗黒さん」という作品で、はっきり言ってドラえもんの「独裁者ボタン」の焼き直しみたいな話で、オチも半分夢落ちみたいなものだけど、単純で悲壮感も高揚感もないこの作品が最もこの作品集を象徴した作品に思える。
- 2012年5月20日に日本でレビュー済み表紙を見て惹かれるものがあったので購入しました。
最初読んだときは「これは失敗したかなー」なんて思ったりしましたが、読み進めていくとなんともいえない気だるい雰囲気がとても心地よくなり、
いつの間にか、なんだか手放せない一冊になっていました。
正直なところ、ストーリー自体は特に目新しさがあるわけでもありません。
短編集ですが、出てくるキャラクターは皆ローテンションでどこか気だるそうな、閉塞感のある感じ。
派手で甘酸っぱいキラキラした青春を期待していると少し肩透かしを食らうかもしれません。
青春を置き忘れてきた大人の方々にゆっくり味わってほしい作品です。
お気に入りは雰囲気作りがとても巧みな「神様ごっこ」
一番読みやすいのはキャラが立っている「アオ」でしょうか。
余談ですが、女の子が非常に可愛いので、そういうのを愛でたい人にもお薦めです。