みんなのRというタイトルは間違っていませんが、「コマンドラインを使いこなせる程度には慣れたみんな」のRです。
「何もわからない人の第一歩のR」じゃありません。
また、統計解析は操作と結果の解釈それぞれにおいて、わかる人と理解がいまいちな人で分離されがちな分野です。
さらに分析手法がどんどん進化する昨今、統計関連のノウハウと書籍が「多々買わなければ生き残れない!」になりつつあるのも確かです。
本書は、どちらかというと予算が少ない(フリーで信頼できる分析環境志向、操作がちょっとめんどいのは許容する)組織向けです。
SASのライセンスがぼんぼん買えるような人は帰った帰った。
少しずつ勉強するためには、いい教材だと思います。あとはExcel等に入っているデータをRに移して、どんな分析ができるか、ですね。
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みんなのR -データ分析と統計解析の新しい教科書- 単行本(ソフトカバー) – 2015/6/30
プロのデータサイエンティストから学ぼう!
プロのデータサイエンティストである著者が、Rの基礎から最新のモダンなデータ分析まで幅広くかつ丁寧に解説していきます。
統計、線形代数、オペレーションズリサーチ、人工知能、機械学習――たくさんのデータサイエンスのタスクをこなすのに"R"は必要不可欠なツールです。予測や解析に必要な数多くのアルゴリズムを少ないコードで利用することができ、最近の"モダンな"データ解析の挑戦にとても合っています。
本書は日常的に"R"を使ってみたいユーザーに様々な手段を提供しています。実際のデータや興味のある問題を解く際、この本は最後まで役に立つでしょう。
プロのデータサイエンティストである著者が、Rの基礎から最新のモダンなデータ分析まで幅広くかつ丁寧に解説していきます。
統計、線形代数、オペレーションズリサーチ、人工知能、機械学習――たくさんのデータサイエンスのタスクをこなすのに"R"は必要不可欠なツールです。予測や解析に必要な数多くのアルゴリズムを少ないコードで利用することができ、最近の"モダンな"データ解析の挑戦にとても合っています。
本書は日常的に"R"を使ってみたいユーザーに様々な手段を提供しています。実際のデータや興味のある問題を解く際、この本は最後まで役に立つでしょう。
- 本の長さ448ページ
- 言語日本語
- 出版社マイナビ
- 発売日2015/6/30
- ISBN-104839955212
- ISBN-13978-4839955212
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商品の説明
著者について
Jared P. Landar(ジャレド P. ランダー)
Jared P. Landarはニューヨーク市を本拠地とするデータサイエンスのコンサルティングファーム Lander Analytics の創業者兼CEOです。New York Open Statistical Programming Meetupの世話人で、コロンビア大学の統計学の教授でもあります。彼はまたScott's Pizza Toursのツアーガイド、Brewla BarsのGourmet Ice Pops立ち上げのアドバイザーでもあります。コロンビア大学で統計の修士号、ミューレンバーグ・カレッジで数学の学士号を取得しており、学術研究と産業界両方の経験を持ち合わせています。彼は政府関係機関、技術的な立ち上げ、資金集め、音楽、金融、ヘルスケア、人道救援活動など大小のさまざまな組織で仕事をこなしてきました。データマネジメント、マルチレベルモデル、機械学習、一般化線形モデル、可視化、データマネジメントと統計的コンピューティングを得意としています。
Jared P. Landarはニューヨーク市を本拠地とするデータサイエンスのコンサルティングファーム Lander Analytics の創業者兼CEOです。New York Open Statistical Programming Meetupの世話人で、コロンビア大学の統計学の教授でもあります。彼はまたScott's Pizza Toursのツアーガイド、Brewla BarsのGourmet Ice Pops立ち上げのアドバイザーでもあります。コロンビア大学で統計の修士号、ミューレンバーグ・カレッジで数学の学士号を取得しており、学術研究と産業界両方の経験を持ち合わせています。彼は政府関係機関、技術的な立ち上げ、資金集め、音楽、金融、ヘルスケア、人道救援活動など大小のさまざまな組織で仕事をこなしてきました。データマネジメント、マルチレベルモデル、機械学習、一般化線形モデル、可視化、データマネジメントと統計的コンピューティングを得意としています。
登録情報
- 出版社 : マイナビ (2015/6/30)
- 発売日 : 2015/6/30
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 448ページ
- ISBN-10 : 4839955212
- ISBN-13 : 978-4839955212
- Amazon 売れ筋ランキング: - 862,271位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,351位プログラミング (本)
- - 17,681位電気・通信 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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2020年 総合研究大学院大学複合科学研究科博士課程修了, 博士(統計科学)。
徳島大学デザイン型AI教育研究センター客員准教授。情報処理学会 ビッグデータ研究グループ運営幹事・岩波データサイエンス刊行委員・Wonderful R編集メンバーなどを歴任。
近年の関連書籍は『評価指標入門』技術評論社(執筆)、『前処理大全』技術評論社(監修)、『効果検証入門』技術評論社(監修)、『施策デザインのための機械学習入門』技術評論社(監修)、『Federated Learning』共立出版(共訳)等多数。
カスタマーレビュー
星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
13グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
- 2015年12月10日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2015年7月12日に日本でレビュー済みRとは統計計算とグラフィックスのためのフリーなソフトウェアプログラミング言語および環境です。
統計の専門家やデータ分析者のコミュニティが活発で、データ解析に利用可能なパッケージが多数提供されております。
また、RStudioとはRの統合開発環境(IDE)です。現在ではRを直接使うことはあまりないでしょう。
Rの入門書でよくある構成は、R言語の文法やデータ構造についての説明をそこそこで済ませ、統計計算の世界にさっさと入っていくというもの。
統計学の初心者としてはXXX分布やXXX検定などの専門用語や、Σなどの数式が出てくるところで眠くなるというのがよくあるパターンだと思います。
以前は、RStudioではじめるRプログラミング入門など、あえて統計計算の分野をバッサリ落としてR言語でのプログラミングに特化した書籍を一冊学習してから
もう一度そういった本を読むといいよと助言していたのですが、本書を通読してそのような助言が不要になったと確信しました。
本書の構成では、R言語の文法やデータ構造、データ加工、入出力(含:データ取り込み・グラフ作成)を学び、
RStudioを用いた基礎的なデータ分析ができるようになるまでは、統計計算の解説は出てきません。
プログラムをタイプして、出力結果が本と一致しているか確認していくという、一般的なプログラミング入門書のノリで読めます。
統計計算の話に入っていく「14章 確率分布」「15章 基本統計」以降も同じようなノリで読み進めることが可能なのですが、
さすがに統計学の前提知識がないと理解するのがつらくなってきます。
分布や検定などの専門用語が統計学の文脈でどのような意味をなしているかや、そもそもの統計学で何をやろうとしているかといった目的ベースの話が概要だけでも分かっていると随分理解が変わってきます。
統計学の全くの初心者はこの世で一番おもしろい統計学などでキャッチアップしておくといいかと思います。
他のレビュワーにもあるとおり、カラー刷りでグラフの出力が映えているので、読んでいて楽しくなります。
紙面の多くをターミナルの入出力が占め、後半からはそこにグラフが含まれるようになってくるため、400ページ超ですが意外と通読に時間は掛からないでしょう。
私も、現時点で最良の入門書だと思います。
- 2017年12月31日に日本でレビュー済み本書は、Rを使用した統計分析の著作である。みんなのRと優しいタイトルがついているが、この本が目指すのは、プログラミング言語としてのRではない。この本は、社会科学に必要な統計分析を行なうためのテキストである。それもマクロ経済、社会学と学部、学部上級レベルの内容である。そのため、Rの初心者または、機械学習の初心者、それ以外でRのプログラムを組みたい人向きの本ではない。それでも、これ一冊で、基本統計、回帰系の統計分析ができるようになっている。テキストも文字も大きく読みやすい!社会科学系の分野からRを学びたい人には、おススメします。
- 2015年10月31日に日本でレビュー済みAmazonで購入プログラミングをしらない素人の私には難しかった。短い時間でマスターしなくてはならないときには、役に立たない。統計を本格的に勉強する人には良いと思う。
- 2018年1月1日に日本でレビュー済みAmazonで購入あらかたRが使えるようになって伸び悩んでいる方におすすめです。
ただ、いくつかコードが間違っているところがあるので、第二版で修正されることを期待します。
- 2015年6月30日に日本でレビュー済みRに関するテキストが色々なところで見られるようになってきたが,現時点ではこの本が一番良い入門書だと思う。
その理由は三つ。
1.Rを言語として捉えている。統計ツールとして関数だけ紹介する本は少なくないが,入門書で,for文やifelse文,関数の書き方など,いわゆる高級言語としての使い方まで丁寧に解説してあること。for文はRではご法度と言われるが,それでも知らないより知っていた方が便利,という著者のスタンスには共感する。
2.Rstudioの使い方をベースにしてあること。RstudioはもはやRユーザー必須のIDEだと思うが,Gitの使い方からknitrによるドキュメンテーションに至るまで,Rstudioの持っている幅広い能力を網羅している。もちろんプロジェクト管理,パッケージのインストールなど,基本的な使い方も丁寧に解説してある。
3.綺麗。実は個人的には一番ポイントが高かったのが,これ。カラー刷りで,コードや出力,プロットの美しさはパラパラ見ているだけでも楽しい。出力には基本的にggplot2を使うことを推奨していて,本書を通じてggplot2による美しい出力がちりばめられている。もちろん基本出力の例もあるが,ggplot2の出力を引き立てるために用意されているのではないかしら。これからのRユーザーはggplot2を当然のように使えるようになっているべきで,グラフィクスの入門のためだけにでも買う価値がある。
残念なところが一つだけ。グルーピングやデータの整形については,reshapeパッケージやplyrパッケージをつかって書かれているのだが,今やreshapeパッケージはdplyrパッケージに取って代わられている。そういう意味で,少し古い技術が混じっていること。
とはいえ,これらのパッケージすら使ったことがない人(実を言うと私もごく最近までそうだった)にとっては,dplyrパッケージにも引き継がれている設計思想に基づいて学んでいくことができるから,読んで損することはない。
おすすめです。
- 2016年1月25日に日本でレビュー済みAmazonで購入基礎統計学の講義および実習でStandardized Residual の計算などに使えることを教えています。ただ,
教科書ではないのでは。
- 2015年11月15日に日本でレビュー済み本書では第1章から3章まででRとRStudioは機能を紹介していますが、初めての人は戸惑ってしまうと思います。RStudioの設定方法などの解説がある第3章まではざっと見るだけにしたほうがよいでしょう。なぜこういう機能や設定があるのかを、初心者は納得できないでしょう。第4章から基礎的な統計計算をRStudioで行うので、実際に操作して本の内容を確認していくと良いと思います。終わりの23書と24章も、RとStudioの便利な機能ですが、初心者はすぐに使うことは無いかもしれません。
OS Xでは日本語で表示されます。また#がコメントであることの説明が、12ページではあやふやで、65ページにきちんと説明されて胃いるのですが、それまでのページで既知として使われているようです。
本書では、実行時のメッセージが英語のままですが、私のところでは、WindowsではRStudioではメッセージが日本語で表示されませんが、OS XでRStduioではメッセージは日本語です。OS Xでは、「という名前のパッケージはありません 」というワーニングが出ますが、これはCRANでの配布の問題のようです。
まだ全部を読んでいませんが、初心者向けのためか文章はくどい表現が多いです。また訳者たちが翻訳慣れしていないのか、ところどころ読みにく文章や文体があります。