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食育菜園エディブル・スクールヤード: マーティン・ルーサー・キングJr.中学校の挑戦 単行本 – 2006/5/1


登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 家の光協会 (2006/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 195ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4259546872
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4259546878

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
8グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2012年11月27日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    良い意味で「やられた」と思いました。

    本書は食育菜園という題材を扱った学校(教育)改革の実例を紹介した本です。
    実際に関わっている教育者や子供たちの声が多数掲載されていて、地に足のついた取組みだと実感できます。

    「教育者の使命のひとつは、創造力の可能性を拡げることです。」
    「持続可能な生き方のための菜園教育は、エコロジーを理解する知性と、自然界と結びつく情感的な絆の両方を育みます。」
    「学ぶ共同体を創造するための必須材料は(子供たちの)自然界での経験と理解を養うことです。」

    本書の要点を紹介している言葉です。

    本書は食育の教科書でも食育菜園の作り方のみを紹介している本でもありません。
    本書は人が人として生きるための教育、命に対する共感や思いやり、忍耐、自立心を育む教育について書かれている本です。

    会話のネットワーク、フィードバックループ、創発的構造と設計的構造の考え方も紹介されており、具体例として学校内における食育菜園という場を通じた持続可能な社会づくり、地域づくり、そして組織づくりのヒントを紹介しています。

    本書は改革を試みているリーダーやその支援者、教育関係者など、人を評価しなければならない立場にいる人にとって、あるいは菜園と社会をつなぐ役割を担っている方に参考になる本です。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2007年11月5日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    カリフォルニア州バークレーにある荒れた公立中学校での食育菜園プロジェクトを、レストランの経営者Alice Watersの提案と支援を受け、校長が段階的に無理なく推進したことが分かる。教職員と生徒、専門家、市民のボランティアの協力を得て、校庭の一部を菜園にして、野菜・道具小屋などを作り、採れた野菜などを生徒自身が調理し、一緒に食べるのは、すばらしい。
    それぞれの担当者の分担執筆で、この本はできている。写真がたくさんあり、分かりやすい。
    なお、Alice Watersは、アメリカ教育省の賞を貰っているそうだ。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2013年11月12日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    絶版かと思っていたので、見つけたときは嬉しかったです。日本版ができるといいなあと思っています。学校の先生に見てもらいたい。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2006年6月8日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    人間は情報の乗り物だけど、それ以上に大事なのは、それを支える体。それが、まともじゃない時代に、基本から見つめなおすことを大切さを学べるでしょう。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2008年6月13日に日本でレビュー済み
    1994年、カリフォルニア州バークレー市立のマーティン・ルーサー・キング・Jr中学校は「荒れた」学校だった。壁は落書きだらけ、焼けこげた芝生。生徒数1,000人の都市型マンモス校であることに加えて、校内では22カ国の言語が話される複雑な人種構成。少しでも経済に余裕のある親は、私立中学校に通わせていた。

    心を痛めたのがアリス・シェーパーズ。カリフォルニアで有名な有機栽培のレストランのオーナー。校長にかけあい、校庭に有機栽培の野菜畑を作り、子どもたちが野菜を育て、料理して食べることで、子どもたちが学ぶことを楽しみ、学校に愛着を持てるようにできると説いた。そこから始まる、1999年までのサクセスストーリーがつづられている。
    簡単な道のりではなかった。畑を作るには、校庭を覆っているアスファルトをはがすことから始めた。授業時間を45分から90分に変え、理科はもちろん、数学や歴史、美術に国語の時間までもが「畑づくり」と結びつけられた。地域のボランティア活動も重要な要素だった。
    本書では、このような成功事例が生まれたプロセスが丹念に描かれている。写真が多用されていて、実際の活動がすごくよくわかります。カラー写真も16ページ。カリキュラム、プログラム、施設や設備などの解説も懇切。これで1900円+税は格安である。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2006年6月18日に日本でレビュー済み
    アスファルトの校庭から作物の育つ校庭へ。カリフォルニア州バークレー、Zenカルチャーとニューサイエンスの交差する学園都市で始まった教育手法は実に痛快。善良なるアメリカン・スピリッツはこんなところで生きているんだなあ
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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