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グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501) (文春新書 501) 新書 – 2006/4/20


検索エンジンの巨人は何を目指し、何をもたらすのか? 最強のネット・コンセプトは人類の価値観を覆す「世界革命」を引き起こす

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2006/4/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/4/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 248ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4166605011
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4166605019

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佐々木 俊尚
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新著『レイヤー化する世界』を刊行しました!

紙の本は、NHK出版新書から。

電子本は、セルフパブリッシングによってKindleStoreから。

どちらでもお好きな方をどうぞ!

【私の書籍のコンセプト】

インターネットやコンピュータのテクノロジは、われわれの社会をどのように変容させていくのか? ネットとリアル社会の境界部分ではどんな衝突が起こり、どのようにリアルはネットに呑み込まれ、そしてどのように融合していくのか? その衝突と融合のリアルな局面を描いていくこと。そしてその先に待ち受ける未来ビジョンを、できうるかぎり事実に基づいて描写していくこと。それが私の仕事の基本的なテーマです。

【私のバックグラウンド】

1961年兵庫県の片田舎で生まれ、大阪西成のディープな街・玉出で育つ。

母の再婚相手がトヨタ自動車の工員に採用されたのをきっかけに、愛知県豊田市に転居。地元中学から愛知県立岡崎高校に進学。文学や哲学書に埋没した思春期をすごす。

1981年、早稲田大学政経学部政治学科入学。前半はロッククライミングに熱中し、後半は当時普及しはじめていたPCを手に入れ、パソコン通信を使ったオータナティブな市民運動ネットワークの実験に参加。掲示板での議論に熱中する。

1988年、毎日新聞社に入社。以降12年あまりにわたって事件記者の日々を送る。東京社会部で警視庁を担当した際にはオウム真理教事件に遭遇。ペルー日本大使公邸占拠事件やエジプト・ルクソール観光客虐殺事件などで海外テロも取材する。

1998年、脳腫瘍を患って長期休養。翌年、糸が切れたように毎日新聞社を辞めてアスキーに移籍。月刊アスキー編集部でデスクを務める。

2003年、独立してフリージャーナリストに。以降たったひとりで事務所も構えず、取材執筆活動に邁進中。

カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
93グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2007年5月4日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    誰もが情報を発信し、享受できるインフラが整いつつあるインターネット社会では、

    【検索】することで誰もが必要な情報を手に入れることができ、

    "「注目」を集めることが最大の価値を持つ"と著者は言います。

    グーグルは、ウェブ上にある全ての情報を集積し、検索可能な状態の実現を目指します。

    それは、世界を圧巻する巨大な広告代理店というビジネスモデルを確立するため。

    グーグルマップやGmail、様々なAPIのオープン化もその一端にすぎません。

    <もし、グーグルが失落したとしても、この情報の集積化は止まらない。>

    各個人は、情報リテラシーを高めるとともに

    その利用の仕方を創造し、そのインフラの中で生きていく力を身につけなければなりません。

    情報がより広く、誰にでもいきわたるようになった世界では、

    企業と個人は等価値になり、

    会社に頼った生き方の危険性は、今後ますます増大するでしょう。

    「パソコンとインターネットは、よくわかりません」

    もうこの台詞は許されません。

    インターネットがもたらすインフラ革命の概要を知り、

    インターネットの可能性を見せつけられた思いです。

    自分自身のキャリアのあり方についても考えさせられました。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2011年11月25日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    グーグルって検索エンジン作ってるだけでしょ?
    って読者には入門書として良いと思います。
    ある程度グーグルの事をご存知の方には、
    「物足りない、もう知ってるよ」
    といった感想になるんじゃないでしょうか。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2006年5月10日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    検索エンジンを軸に広告ビジネスを展開することで成長しているグーグルについて書かれた一冊。

    グーグルが行ってきた様々なサービスが与えてきたもの、収益構造、そして未来の姿について

    いくつもの事例を紹介しながら書かれているのでわかりやすいです。

    特に、民間駐車場やメッキ工場の例やアドセンス、グーグル八分、そしてグーグルブックサーチなど

    将来のビジョンについて書かれた内容に興味を持ちました。

    グーグルを知るとともに、その進化の先について考えさせられる、そんな一冊です。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2010年2月27日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    Google賛美本にありがちが事ですが、Web2.0という言葉が流行りだした時に
    マーケティング側面からGoogleを解説したGoogle賛美本です。
    タイトルに「Google」と書いとけば何でも売れる時代の産物といったところ?

    技術的裏付けが何もない著者が、Googleをマーケティングからのみ語って
    みたところでやはり曖昧・抽象で、内容が薄いです。
    同じGoogle本なら「ザ・サーチ」の和訳版がありますので、そちらの方が
    は遥かに有益です。
    5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2006年8月20日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    読み始めは、Googleってすごいっ!

    最先端で他より数歩先を進んでいる。

    Googleに乗り遅れたらまずいと思いました、

    が、読み進んでいくうちに、

    あれ?Googleだけが台頭したらまずいのでは!?とも考えました。

    村八分という言葉をもじって、未来はGoogle八分という言葉が出るかもしれないと。

    確かにGoogleの発想はすばらしく、すごい企業です。

    しかし、Googleだけが世界を牛耳ってはそれなりに弊害も出ますよね。

    だから、Googleに対抗できる企業が出ることを期待せずにはいられません。

    マーケティングのお勉強になるし、初歩的な内容ですが、WEBの

    世界が今後進むであろう方向を知ることができる、ためになる本です。
    9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2013年6月24日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
     グーグル、2006年の本ですが、グーグルの情報革命の意義がよくわかりました。古本ということでしたが新本同様でした。もちろん価格も格安で感激でした。
  • 2008年3月11日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
     毎日新聞の元記者が書いている。
     2年前にはグーグルというのはこういう存在であったというのを知るにはいいだろう。
     キーワード広告は、グーグルの専売特許かと思っていたら、実は、オーバーチュアの創設者のビル・グロスによる発明であったというのは知らなかった。 
     キーワード広告が、これまでになかったスタイルの広告を生み出し、ピンポイントの広告で恩恵を受けている個人や中小企業も多いということだ。
     しかし、チラシ等地域密着広告を収入源としているローカルメディアに大きな打撃を与えたとしている(本当かなぁ?)。

     また、ページランクとは何か、グーグルへの最適化とは何か、グーグル八分とは何かを示した上で、グーグルが支配する社会が到来した際に個人や企業がネットを通じた表現ができるか否かについて生殺与奪の能力、
     つまりグーグルがネット界のドミネーターとなることによるリスクを描いているのは第4の権力といわれるマスコミの出身者らしい視点であろう。

     しかし、素朴にグーグルの収益を生むビジネスモデルが今ひとつ理解できないのだが、
     確かにこの筆者の言うように、グーグルは巨大な広告代理店なのであろう。 しかし仮にそうであるとしたら、世界中の広告費が全てグーグルのものになったとしても、
     今の株価は過大評価のような気がするのだが、自分が何を見落としているのかよく分からないのがつらいところである。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2006年6月18日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ちょっと前まではとても使いやすい検索エンジンのサービスを提供している会社というイメージだったのが、最近のニュースを聞いているとどうもそれだけではないと感じている人は多いのではないでしょうか。

    本書はそんな一私企業であるグーグルのやっていることを解説。そしてその影響力を示している。

    ありとあらゆる情報をデータベース化。そして情報を利用する。これを聞けばとてもよいことに思える。しかしあくまで一私企業であり、利益を追求するのが会社である。全ての情報をもち、操作することが可能になったら問題も発生するかもしれない。

    とても興味深い示唆に富んだ本。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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