本当にすごく濃い人生だったでしょうね。
明治のパワフルで楽天的な人々を象徴するような人かも知れませんね。
当時の日本の立場や当人の境遇もありますが、
いろんなことに巻き込まれ、いろんなことに挑戦し、失敗もし、大きくなっていったのでしょうか。
現代を生きる私たちにもきっと沢山の選択があり、チャンスがあるはずです。
憧れるだけではいかんですね。
他の方のレビューにもありますが、朝の連続テレビ小説も賛成です。
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高橋是清自伝 上 (中公文庫 M 26) 文庫 – 1976/7/10
- ISBN-104122003474
- ISBN-13978-4122003477
- 出版社中央公論新社
- 発売日1976/7/10
- 言語日本語
- 本の長さ365ページ
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1976/7/10)
- 発売日 : 1976/7/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 365ページ
- ISBN-10 : 4122003474
- ISBN-13 : 978-4122003477
- Amazon 売れ筋ランキング: - 122,262位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 808位中公文庫
- - 7,560位歴史・地理 (本)
- - 30,564位ノンフィクション (本)
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- 2018年5月6日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2017年10月4日に日本でレビュー済みAmazonで購入尊敬する先輩からの推薦書。自分の年齢と重ねて読むと面白い。何回転職すんねんと笑
是清は運が良い子、と言われて育ったことから楽観的な性格になれたとの自己分析が印象的。それは絶対影響大きいね。
- 2013年5月3日に日本でレビュー済みAmazonで購入明治維新前後に是清氏が、海外流浪時代のエピソードが、とてもハングリーで興味を惹かれた。
当時の社会的背景も理解でき、引き込まれて読めた。
- 2015年6月13日に日本でレビュー済みAmazonで購入あまりに波乱万丈の人生で驚きました。
こんな人が明治の初期にいたとは。今だったらありえないでしょう。
- 2017年5月23日に日本でレビュー済みAmazonで購入是清の人生勉強になります。言葉が難しいことは有りますが、これも、是清さんの人生の一部として、頑張って読んでます。
- 2021年11月29日に日本でレビュー済み江戸絵師の子として生まれ、幕末に渡米して奴隷として扱われるという辛酸も経験し、のちに政友会総裁として総理大臣まで上り詰めた高橋是清(1854年9月19日〈嘉永7年閏7月27日〉 - 1936年〈昭和11年〉2月26日)が、自身の生涯を率直に語る「一代記」である。
明治期の人物として英語に堪能であり、またキリスト教信者でもあった近代感覚と、生来の明晰な頭脳と明るく開明的な人柄が高橋の人生行路を大きく飛躍させ、花開かせたものといえよう。
2.26事件で悲劇的な最期を遂げるが、その一生は春秋に富み、本書を読み終えた後も 読者の胸に永く余韻が残る。
文中の語り口もよいが、その内容が波乱万丈で素晴らしい。
中年以降に拝読するよりも、青年期に拝読すると素直に血沸き肉躍る内容である。
アメリカでの青年期の経験と、帰国してからの縦横無尽な活躍の面白さ、痛快さ。
芸者のお供で衣装を運ぶ「箱持ち」も経験しており、日銀総裁として十八番のお座敷芸は芸妓の帯を締め直してやることであった。
初代の特許局長を辞してペルー銀山の開拓に乗り出し、尾羽打ち枯らして帰国したとき、日銀総裁に本店建設技師として採用された話、そしてペルー行きの船内での待遇の差についての鋭い観察力。
しかし、一貫しているのは是清が「運命に素直に生きている」ことではなかったろうか。そして、その素直さが生来の聡明さ、骨太な人間の魅力と相俟って高橋の人生を大きく形成していったのではないか。
明治以降の伝記として福沢諭吉の「福翁自伝」あるいは勝海舟の「氷川清話」と対照される自伝だが、是清自伝のドラマチックな魅力でこの書に軍配が上がり、伊藤博文・井上薫の「維新風雲録」にも匹敵する書と評し得よう。
- 2014年6月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入日本史の授業で興味を持った人物だと言っていました。
高橋是清の人となりに若干迫れたようで満足らしいです。
- 2015年4月17日に日本でレビュー済みAmazonで購入高橋是清氏といえば大蔵大臣としての手腕が一番有名かと思いますが、本書を読んでこんなに波瀾万丈な人生を送っていたことを初めて知りました。10代での渡米、帰国後は英語力を活かして通訳、翻訳、英語教師、さらに役所勤務、ペルー銀山事業と上巻だけでもストーリーが盛りだくさんです。その意味では何人分かの人生をいっぺんに歩んでいるような印象があり、私は個人的にそれぞれのパートをもっと詳しく読みたいと感じました。上巻のなかで一番感動した下りは、ペルー銀山事業が大失敗に終わった後に、友人に紹介された官職を断ったときの話です。高橋氏は、「衣食のために官職に就くことはない。それでは自分の意に沿わぬ事があっても、上官の命であれば従わねばならぬ事があるかもしれない。それはしたくない」というようなことを述べています。本文中にも官庁在職中にたびたび上司(大臣含め)に「たてつく」シーンがありますが、高橋氏の場合はこれが独りよがりのわがままにならず、仮に上司が反対しても、共感する人が周りにいる、そして運もあってか最終的には自分の考えるようにことが進むと言うことで、リーダーシップを十二分に感じました。