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<むなしさ>の心理学 (講談社現代新書 1372) 新書 – 1997/9/19


心のメッセージ――むなしさは、私たちの人生に何が欠けているかを告げ知らせてくれる貴重なメッセージだ……。だから、私たちのむなしさからの出発は、自分の内側で口を開けているそのむなしさから目を逸らさずに、きちんとそれを見つめることから始めなくてはならない。あるいはこう言ってもいいかもしれない。むなしさと、しばらくの間、いっしょにいること。むなしさに、時折、やさしく触れてみること。そしてそこから、どんな声が聞こえてくるか、ていねいに問いかけてみること。……
心のむなしさに何か大切な意味が秘められているということを、既に暗に感じとっていたはずなのだから。――本書より

商品の説明

著者について

1963年、福岡県生まれ。筑波大学卒業、同大学院博士課程修了。現在、千葉大学教育学部助教授。教育学博士。専門はカウンセリング、教育臨床学。著書に、『カウンセラーが語る自分を変える<哲学>』――教育開発研究所、『フランクル心理学入門』『カール・ロジャース入門』――星雲社――など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1997/9/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1997/9/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 212ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4061493728
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061493728
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.6 x 1 x 17.4 cm

著者について

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諸富 祥彦
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2009年12月6日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    何度も読み返しました。
    自分の中で理解できなかった感情を、上手に説明してくれていました。
    読んで希望が持てる訳ではないが、少なくとも絶望はしない。
    冷静になって、硬くなってしまった自分の心を読み解けました。
    「むなしさ」にとりつかれた時、読んで自分を取り戻しましょう!「むなしさ」の心理学―なぜ満たされないのか (講談社現代新書)
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2010年10月12日に日本でレビュー済み
    1997年に書かれた本なので、まだオウム事件から余り
    経っていない頃。

    先に、同じ著者の『生きづらい時代の幸福論』(2009年刊)を
    で、著者が自分の過去について書いたところを読み
    「あ〜〜、この人、オウムに入っちゃってもおかしくない
    状態だったんじゃないかなぁ」と思っていたら
    すでに、この1997年刊の本でそのことを自分でも
    わかって書いてるんですねぇ。

    むなしさを感じたり、頑張れといわれても頑張る
    意味がわからない、そんな世代がだいたい
    何年頃に生まれた世代なのか、その世代は
    どのような文化の中で育ってきたのか
    などから述べていて、この社会学的な
    部分がまず面白かったです。

    脳ブームって最近のことかと
    思っていたら、実は1997年のこの当時に
    流行ってたんですね。そんなに長いブームなのか、と
    びっくりしたり。

    ぐっと引き込まれたのは後半部分でした。
    もっとも、すでに『生きづらい時代の〜』を読んでいる人には
    内容が重なっているなぁと思うところも多いかと
    思うのですが、
    「何かを求めぬくことで、エゴが消えて
    求め抜いた人しか辿り着けない境地がある」と
    いう部分は、私自身の心に響くものでした。

    むなしさを他の何かで埋めるのは、多くの人に
    見られること。そのむなしさと向き合って見つめて
    いかなくてはいけない、という覚悟を与えてくれる
    1冊だと思います。
    5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2019年10月5日に日本でレビュー済み
    極めて時代遅れな本。買って読みはじめてすぐに後悔した。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2007年7月12日に日本でレビュー済み
    カウンセリングを専門にしている著者の本であるから、宗教的な諸事に関しては(森岡正博的に)距離を置こうとし、フランクル心理学やトランスパーソナル心理学が紹介されている。だが、宗教が言わんとしていることとそれらの心理学が言わんとしていることには、明らかな親近性がある。

    一言で表せば、「しがみつきを手放すこと」これに尽きるのではないだろうか。

    もっともこれは、「言うは易し、感ずるは難し」である。「幸せになっていい」が「幸福の追求は、幸福を妨げる」。「他の誰かや何かのために、自分にできることをする」ことは「共依存」とは違う。頭で「わかった」つもりでも、体感するまでは「わかっていない」のである。

    この辺の微妙な機微を著者なりに何とか伝えようという苦心が、行間からにじみ出ている。とは言え、そうした機微はけっきょくのところ、この本を読んだくらいでわかるはずもないのだ。いつ果てるとも知れぬ〈むなしさ〉の悩みを悩み苦しんで、いつの日かこれまでしがみついてきたものから距離を取れたとき、ここに書いてあることが回帰してくる、という本なのではないかと思う。興味が湧かない人が無理して読むべき本ではない。

    要は、「まあ、悩んでんのやったら、せいぜい悩みなされ」ということである。その悩みが袋小路で腐食して毒を撒き散らすような事態を避けるために、手引きとなる一冊であろう。
    6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2013年10月25日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    紹介されており、あっという間に読んでしまいました。読みやすかったです。
  • 2012年3月3日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ・全体像
    むなしさの蟻地獄

    【諸富祥彦】
    明治大学文学部助教授。専門は、カウンセリング、教育臨床学。
    日本社会に漂うむなしさの根源を探り、フランクルなど著名な心理学者
    の言葉を用いて、果ては生きる意味をも探りだそうとした一冊。
    時代背景的にオウムサリン事件の影響が色濃く反映されている。

    ・感想
    オウムサリン事件の頃の著書ですから古臭さがあると思いましたが、
    けしてそんなことは無く、若者像もここ数年変わっていないように思われます。
    (さすがに文中のデータは、もうあてにならないものですが)
    専門書というよりも、生活に密接した内容を心理学の観点から俯瞰したものなので
    専門用語などはあまり使われておらず、敷居は低いものだと思います。

    自説も数多くあり、中々、説得力があるものも多いので自分が納得できるものと
    出会えるいい機会になる本だと思います。

    ・抜粋文
    【失敗すべきではない】
    「完全癖」がある人のビリーフである。自分の失敗をいつまでも気にかけて
    クヨクヨし、自分を責め続けてしまう。それで落ち込み疲れてしまう〜失敗を
    恐れすぎると、自分の可能性を狭めてしまい〜そのうち大きなミスを犯す可能性が高くなる。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2007年1月27日に日本でレビュー済み
    真に“自分”や“自分の人生”“抱えている苦しさ”“生きる意味”を考えたことがある人だったら、この本は必ずこころに響きます。感じてはいるけれど自分では言葉にできなかった気持ち、さがしていたけれど見つけられなかった生きる指針や考え方が、この本には詰まっています。この本はよくある頭でっかちな現代人の分析本ではなく、たましいの言葉で心を耕してくれる本です。しっかり悩んできた人、苦しい経験を生きてきた人だったら、何かが変わる1冊になるはずです☆生きているのに疲れた方、わけのわからないむなしさに襲われながら生活している方に読んでもらいたい!ぜったいにオススメ!!!
    11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2004年6月6日に日本でレビュー済み
    私はこの本を読んだのは長い虚無感のトンネルを抜けて、明るい山頂にヒョイと立てた頃で、カウンセリングの勉強を5年ぐらいした頃でした。私自身はキリスト教の受洗を受けているものですが、かねがね、現代の日本で、キリスト教でも仏教でも人に受け容れられ、その人の魂を救うのは、至難の業であると思っていました。この本の最後の方にある、宗教に救いを求めることも出来ないし、かといって、面白おかしく日々を過ごせない現代人に、トランスパーソナル心理学あるいは人間性心理学的なカウンセリングが必要であると言う趣旨の(私はそのように解釈したのですが)事が書かれており、そうなんだ、私の目指していたのは、こんなカウンセリングであり、虚無を見つめそこから立ち上がった者としてこんなカウンセラーに成りたかったのだ。それを、きれいに整理されたことばで表現している!と感激したのです。
    22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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