この本は、文学少女シリーズを知らない人にもおすすめできそうな反面、同作品を好きな人が見ると、意見が分かれそうな内容です。
それは特に、最初の竹岡美穂先生のイラストとあわせてこの本のメインの位置付けである、いろんな絵師のかたによる、文学作品のイメージイラストが掲載されているところです。文学少女シリーズはいろんな作品を題材にしていますが、作品のイメージイラストに描かれているキャラたちは文学少女の登場人物ではないので、この本を前情報なしに買ってしまうと「あれ……」と思うかもしれません。
わたしは好きな絵師さんばかりだったので、この作品を知ることにより、ファンアートを含めこの1冊でいろんなイラストに触れることができたのは幸せでした。こうして見ているだけでも、絵の個性はほんとに人それぞれだなと思います。
ただ残念なのが、本が薄くてちょっともったいないなと思ったところです。本にするには新規のイラストが少なかったように思います。竹岡美穂さんのイラストが一部文庫本サイズで掲載されていたところも残念でした…そういう意味でもエキストラ的なものなのかな……と考えてしまいます。
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“文学少女”Fantasy Art Book 大型本 – 2010/4/21
竹岡美穂氏のイラストと、“文学少女”&“文学作品”のイメージイラストを収録!!
- 本の長さ64ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2010/4/21
- 寸法21.1 x 0.6 x 29.9 cm
- ISBN-104047264903
- ISBN-13978-4047264908
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2010/4/21)
- 発売日 : 2010/4/21
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 64ページ
- ISBN-10 : 4047264903
- ISBN-13 : 978-4047264908
- 寸法 : 21.1 x 0.6 x 29.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 210,415位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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7月1日生まれ。東京都出身。第9回コバルト・イラスト大賞を受賞し、イラストレーターに。
「文学少女」シリーズ(エンターブレイン刊)などのイラストを手がける。画集に『文学少女の追想画廊』『文学少女の追想餓狼2』(エンターブレイン)がある。
カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
6グローバルレーティング
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2010年4月24日に日本でレビュー済み表紙の描きおろしイラストが相変わらず美麗な"文学少女"画集第2弾。
『追想画廊』のようなものを期待していましたが、いざ実物を手にすると「あれ?」と思わざるをえません。まず薄い。『追想画廊』の時とちがい発売された"文学少女"の小説が少ないのでイラストのストックが少ないのでしょうか。もっと外伝などの巻数を重ねてから発売した方が良かったのにと悔まれます。劇場版の公開の時期の都合なのでしょうが。
『追想画廊』には収録されなかったイラスト、外伝や今日のおやつのイラストが収録されたCapter1はなるほど画集第2弾を謳うのに相応しい内容。竹岡美穂さんのイラストを味わえます。しかしCapter2は趣旨が異なり、他のイラストレーターさんによるイラストです。しかも"文学少女"のキャラを描くのではなく、"文学作品"のイメージイラストを描いている人も。それぞれに"味"のあるイラストで、見ごたえ十分です。
Capter1とCapter2のページ数の比率は1:1となっており、「竹岡美穂さんが描く"文学少女"のイラスト」を味わいたいと思う人には少々物足りないのではないでしょうか? 個人的にはコミカライズを担当されている二人の漫画家のイラストも収録して欲しかったかなと。