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本へのとびら――岩波少年文庫を語る (岩波新書) 新書 – 2011/10/21
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- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2011/10/21
- 寸法11 x 1.1 x 17 cm
- ISBN-104004313325
- ISBN-13978-4004313328
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2011/10/21)
- 発売日 : 2011/10/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4004313325
- ISBN-13 : 978-4004313328
- 寸法 : 11 x 1.1 x 17 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 49,581位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 16位評論・文学研究の参考図書・書誌
- - 19位児童文学評論
- - 56位岩波少年文庫
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
お客様のご意見
お客様はこの本の内容について、興味深く読まれていると評価しています。読みごたえがあり、何度も繰り返し読むことができる素敵な一冊だと感じています。また、文学的な読者ではなかったという指摘や、文学の良い読者だったという語りが面白かったという声もあります。本の質についても満足しており、きれいな本が届いたと報告されています。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。
お客様はこの書籍の内容を高く評価しています。読みごたえがあり、本ってすばらしんだと感じており、何度も読みたくなる内容だと好評です。また、宮崎駿さんの考えや挿絵一つ一つが楽しく解説されている点も魅力的だと考えています。50作の感想についても、どれも読みたてたまらなくなるほど魅力的な内容になっているようです。
"宮崎駿さんの考えなどが知れてとても面白いです。現代の若者に読んでほしいです。" もっと読む
"昔読んだ記憶だけではなく書評を書くためにもう一度読みなおしたとのことで、全体的に真摯な内容になっている。(ごく一部ちゃんと読んでいないものもあるようだが) さすがはクリエイティブな分野の大家であり、各作品を評価する着眼点は鋭く、深く、かつ面白い。..." もっと読む
"さすが日本最高のアニメ人の1人だけあって、岩波少年文庫の中から厳選した50作の感想はどれも簡潔ながら非常に魅力的で、どれも読みたてたまらなくなる。..." もっと読む
"...仕事としてどのようなものを読めば勉強になったか、などの視点で読んでいたので、児童文学の良い読者ではなかったというような語りであったところが非常に面白かった。..." もっと読む
イメージ付きのレビュー
今ファンタジーをぼくらはつくれません。
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
- 2022年3月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入宮崎駿さんの考えなどが知れてとても面白いです。現代の若者に読んでほしいです。
- 2023年11月29日に日本でレビュー済みAmazonで購入状態「良い」という表示通り開きグセもなく、とても綺麗な本でした。
有り難うございました😊
機会が有ればまた宜しくお願い致します🙇
- 2014年9月7日に日本でレビュー済みAmazonで購入図書館で借りて読みましたが、ずっと手元に置いて、何度も読みたくて購入しました。
- 2014年11月6日に日本でレビュー済みAmazonで購入昔読んだ記憶だけではなく書評を書くためにもう一度読みなおしたとのことで、全体的に真摯な内容になっている。(ごく一部ちゃんと読んでいないものもあるようだが)
さすがはクリエイティブな分野の大家であり、各作品を評価する着眼点は鋭く、深く、かつ面白い。本文の内容ばかりでなく挿絵にも細かく言及されているが、これは映像世界のプロならではの視点だろう。
が、後半部分のエッセイでの打って変わったような暗さはどうだろう。著者による時代のとらえ方は非常に悲観的であり、かなり一方的でもある。物事をひたすら悪い方に解釈しているとしか思えず、自らが抱える絶望に潰されないためにわずかな希望にすがりついているようにも見える。その一方で自分を語る際には自意識過剰な面もちらほらと見え隠れし、巨大な先人である手塚治虫やトールキンを語る際には奇妙なエディプス・コンプレックスが丸出しになったような歯切れの悪い表現になってしまう。
この後半部分は著者の複雑な内面を知るためには大いに参考になるだろうが、読後感は正直なところあまり良いものではない。書評は面白いのだから、この手の独白は別の場所でやってほしかった。
- 2013年9月9日に日本でレビュー済みAmazonで購入岩波の児童書が好きなので予約購入しました。
50冊の本の紹介部分は、過去の非売品小冊子が元になっているようですが、
それを知らない私は、マニアックさ加減も含め大変楽しく読みました。
そして最も重要な部分は、後半のメッセージ。
恐らく、氏が書けるギリギリで書いた本音メッセージだと思うのです。
先日の引退会見も、これを読むことで一層理解が深まると思います。
もしかしてこの本って、とっくに引退を決めていた氏の、
岩波書店に対する最後の置き土産なんじゃないかしら?って
勝手にそう思ったりもします。
氏は、311以降の世を【風が吹き始めた時代】と書き表しています。
そしてヨングの『あらしの前』『あらしのあと』を挙げています。
その理由、分かる人には分かると思います。
2020年の東京オリンピックが決まりました。
2011年に吹き始めた風は、さらに強さを増し、行方を塞ぎ、ゴウゴウと渦巻いています。
もう私たちは嵐の渦中に入ってしまったのかもしれません。
- 2024年6月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入さすが日本最高のアニメ人の1人だけあって、岩波少年文庫の中から厳選した50作の感想はどれも簡潔ながら非常に魅力的で、どれも読みたてたまらなくなる。それは著者の持つ児童文学への深い造詣だけでなく極めて鋭敏な時代感覚、そして人間だけでなく生命一般に対する畏敬の念、世界への信頼感なども大いに影響しているのだろう。まさに「本へのとびら」としての役割を果たしているわけで、タイトル通りの作品だ。これを参考に早速岩波少年文庫を読み漁りたくなってくる。
しかし、彼は自分の凄さを平凡なことと捉えているような節があるのと、やや思い込みが強い面があるようにも感じられた(そこが魅力の1つなのかもしれないが)。そういう意味では、凡人は彼の言うことを真に受けるのではなく、彼の行動をこそ見習うべきだと思う。つまり、本書を参考にして岩波少年文庫を読む、というのが正解なのだ。
- 2012年12月8日に日本でレビュー済みAmazonで購入なんて言ったらいんだろう。宮崎駿さんは素敵な人だ。きっと繰り返し繰り返し読むだろう本がずらりと並んでいる。本ってすばらしんだって思える素敵な一冊です。