「退職慰労金制度の廃止に伴う打ち切り支給」の支払いについて
当社は、12月18日開催の取締役会において、当社元社長3名に対して、かねて支払いを留保していた「退職慰労金制度の廃止に伴う打ち切り支給」につき、支払いを行う旨を決議しましたのでお知らせいたします。
なお、支払額については福知山線列車事故を惹き起こした企業としての責任を重く受け止め、5割の減額を行いました。
1 対象者(敬称略)
井手 正敬
南谷 昌二郎
垣内 剛
2 支払予定総額
176百万円
(参考) 「退職慰労金制度の廃止に伴う打ち切り支給」に係るこれまでの主な経緯
・2002年6月26日
退職慰労金制度の廃止に伴う重任取締役への「退職慰労金の打ち切り支給」を株主総会・取締役会を経て決定する。同取締役会にて「支払時期における会社の業績等諸般の事情により、取締役会の決議をもって相当額の減額をすることができる」と決定する。
・2005年4月25日
当社が福知山線列車事故を惹き起こす。
・2005年6月以降
対象役員の退任に際し退職慰労金の支払留保を決定・継続する。
・2017年6月12日
当社元社長3名に対する刑事裁判が終結する。