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地域区分(JR旅客会社の地域区分に準じています)
廃線になった路線、建設が開始されながら未完成のまま工事凍結となったいわゆる未成線の現状を調査してきたレポートです。旧国鉄線を中心に調査しています。
線名等 | 区間 | 廃止年月日 | 調査区間 | 調査年月 | コメント |
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深名線 | 深川〜名寄 | 1995-9-4 | 全線 | 2000-8 2001-8 |
代替道路未整備でJR化後まで生き残ったがとうとう廃止となった。 |
広尾線 | 帯広〜広尾 | 1982-2-2 | 愛国〜広尾 | 2000-8 | 愛国から幸福へのキャッチフレーズで有名になった十勝平野を貫くローカル線。 |
湧網線 | 網走〜中湧別 | 1987-3-20 | 全線 | 2000-8 | 車窓からの湖や海の眺めが素晴らしかったオホーツクの人気路線。 |
根北線 | 斜里〜越川 | 1970-11-30 | 斜里〜第1幾品川橋梁 | 2000-8 | 網走と根室を結ぶべく工事が始められたが、環境の変化により完成を見ないで工事中止となった。 |
越川〜根室標津 | 未成 | ||||
手宮線 | 南小樽〜手宮 | 1985-11-5 | 全線 | 2000-8 | 小樽市街を貫く北海道最初の鉄道路線。 |
札沼線 | 新十津川〜石狩沼田 | 1972-6-19 | 全線 | 2000-8 2001-8 |
留萌本線と結ばれていたのだが、函館本線に平行しすぎていたためか廃止されてしまった。全線田園地帯を走っていた。 |
羽幌線 | 留萌〜幌延 | 1987-3-30 | 全線 | 2001-8 | 風光明媚な日本海沿いを走っていた長大路線。 |
名羽線 | 朱鞠内〜羽幌 | 未成 | 羽幌〜白地畝信号場 朱鞠内付近 |
2001-8 2000-8 2007-10 |
名寄と羽幌を結ぶべく計画され、無人の山野を貫いて工事が進められた。今でも容易に近づけない鉄建公団未成線の象徴的路線。 |
羽幌炭坑鉄道 | 築別〜築別炭坑 | 1970 | 全線 | 2001-8 2007-10 |
羽幌炭坑の石炭輸送のため作られた路線。路線の一部は名羽線に流用される予定だった。 |
興浜北線 | 浜頓別〜北見枝幸 | 1985-7-1 | 全線 | 2001-8 | オホーツク縦貫路線の一部となる予定だったが、ぶつ切れ状態のまま赤字路線として廃止されてしまった。 |
美幸線 | 美深〜仁宇布 | 1985-9-17 | 全線 | 2001-8 | 日本一の赤字路線として有名になった路線。宗谷本線と興浜線を結ぶ路線となる予定だったが、全通を待たずして廃止となった。 |
仁宇布〜北見枝幸 | 未成 | ||||
標津線 | 標茶〜根室標津 中標津〜厚床 |
1989-4-30 | 全線 | 2001-9 | 根室原野の開拓に威力を発揮した長大路線。 |
白糠線 | 白糠〜北進 | 1983-10-23 | 全線 | 2001-9 | 根室本線白糠と池北線足寄を結ぶ路線として計画されたが途中で工事中止となり、全国の赤字ローカル線のトップを切って廃止された。 |
北進〜足寄 | 未成 | 足寄付近 | |||
士幌線 | 帯広〜十勝三股 | 1987-3-23 | 上士幌〜十勝三股 | 2001-9 | 帯広から大雪山の麓の十勝三股までを結んでいた路線。糠平湖周辺に残るアーチ橋群は素晴らしい。 |
室蘭の廃線跡 | 室蘭〜西室蘭 | - | 室蘭付近 | 2001-9 | 石炭輸送で栄えていた頃の鉄道跡。 |
夕張の廃線跡 | 夕張付近 | - | 夕張付近 | 2001-9 | 現在の夕張駅から旧夕張駅までの廃線跡など。 |
名寄本線 | 名寄〜遠軽 中湧別〜湧別 |
1989-05-01 | 全線 | 2006-7 | 札幌と網走を結ぶ本線として建設された歴史ある路線だが、石北本線にその役割を譲り、ローカル線として余生を過ごした長大路線。 |
興浜南線 | 興部〜雄武 | 1985-07-15 | 全線 | 2006-7 | 名寄本線興部から分岐してオホーツク海沿いを北上していた路線。北線と繋がることなく廃止されてしまった。 |
興浜線(未成区間) | 雄武〜北見枝幸 | 未成 | 全線 | 2006-7 | 興浜南線と興浜北線の間を繋ぐ予定だった未成区間。鉄道建設公団によって建設が進められていたが、需要が無くなってしまい建設中止に。 |
幌内線 | 岩見沢〜幾春別 三笠〜幌内 |
1987-7-12 | 全線 | 2007-10 | 石炭輸送のために作られた歴史有る路線。三笠〜幌内は三笠鉄道村として保存されていて見応え十分。 |
線名等 | 区間 | 廃止年月日 | 調査区間 | 調査年月 | コメント |
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大畑線 | 下北〜大畑 | 2001-3-31 | 全線 | 2002-3 | 本州最北端の鉄路として下北半島を走っていた路線。特定地方交通線で一度廃止されかけたが、下北交通に転換されて2001年まで生き残っていた。 |
大間鉄道 | 大畑〜大間 | 未成 | 大間〜桑畑地区手前 | 2002-3 | 大畑線の延長として大間崎まで繋げ、北海道との連絡路線とすることをことを目指して工事が行われたが完成を見ず中止されてしまった。 |
赤谷線 | 新発田〜東赤谷 | 1984-4-1 | 全線 | 2002-5 | 新潟県、赤谷鉱山の鉱石輸送鉄道として開通。鉱山の衰退で使命を終えて廃線になった。 |
日鉄鉱業 赤谷専用鉄道 |
東赤谷〜鉄山 | 1956 | 全線? | 2002-5 | 赤谷線に接続していた鉱山鉄道。終点付近には大鉄橋が残る。 |
蒲原鉄道 | 五泉〜村松 | 1999-10-3 | ほぼ全線 | 2002-5 | 近年まで新潟県の豪雪地を走っていた電車線。ちょっと調査が雑です。 |
村松〜加茂 | 1985-3-31 | ||||
魚沼線 | 来迎寺〜西小千谷 | 1984-4-1 | 全線 | 2007-4 | コシヒカリの産地を走っていた軽便由来のローカル線。 |
日中線 | 喜多方〜熱塩 | 1984-04-01 | 全線 | 2007-5 | 東北縦貫路線となるべく建設されたが、延長工事が行われることなく廃止となった。 |
長倉線 | 茂木〜長倉 | 未成 | 茂木〜下野中川〜小深 | 2005-5 | 真岡線を延長して茂木と水郡線玉川村を結ぼうとした路線。那珂川を渡ることができず工事凍結となってしまった。 |
線名等 | 区間 | 廃止年月日 | 調査区間 | 調査年月 | コメント |
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清水港線 | 清水〜三保 | 1984-4-1 | 全線 | 2002-10 2004-11 |
清水市(現静岡市清水地区)内を走っていた短距離路線だが、可動橋や1日1往復の列車などで有名だった。 |
佐久間線 | 遠江二俣〜中部天竜 | 未成 | 遠江二俣〜遠江横山 | 2003-6 2003-7 |
国鉄二俣線(現天竜浜名湖鉄道)から分かれて天竜川沿いを北上し、飯田線中部天竜に至る路線として計画された公団新線。 |
中津川線 | 中津川〜飯田 | 未成 | 全線 | 2004-8 2004-11 2006-11 2007-3 2008-4 |
中央本線と飯田線を結ぶべく計画された公団新線。恵那山を貫く長大トンネルが計画されていたが着工されることなく中止された。 |
南方貨物線 | 大府〜笠寺〜名古屋貨物ターミナル | 未成 | 全線 | 2002-2 | 名古屋市西部を貫く悲運の未成線。完成していたら貨物輸送を中心にかなり貢献できていただろう。旅客線化の検討はされたが厳しそうである。 |
(国鉄)瀬戸線 | 瀬戸市〜高蔵寺〜勝川〜稲沢 小田井〜枇杷島 |
一部未成 | 瀬戸市〜高蔵寺〜勝川〜小田井〜枇杷島 | 2006-5 | 半未成状態でとりあえず開通はしたものの地元民からも忘れ去られ、役不足の日々を過ごす不遇の路線。 |
名鉄渥美線 国鉄豊橋伊良湖線 |
三河田原〜黒川原 | 1954-12 (1944-6休止) |
全線 | 2002-2 | 現豊橋鉄道渥美線の末端部。戦争中の資材供出で休止に追い込まれ、戦後も再会されることはなかった。 |
黒川原〜堀切 | 未成 | ほぼ全線 | 2002-2 | 伊良湖にあった軍試験場への物資搬入のため国鉄によって工事が行われたが、終戦と共に自然消滅。 | |
名古屋鉄道 三河線 |
西中金〜足助 | 未成 | 西中金〜追分地区 | 2002-2 | 観光地足助までの路線計画は世界恐慌によって中断、とうとう断念されてしまった。 |
名古屋鉄道 美濃町線 |
新関〜美濃 | 1999-4-1 | 全線 | 2002-2 | 長大路面電車線、名鉄美濃町線の末端部。平行する長良川鉄道に使命を譲り廃止となった。 |
北恵那鉄道 北恵那鉄道線 |
中津町〜下付知 | 1978-9-18 | 恵那峡口付近〜下付知 | 2010-7 | 中央本線中津川から付知川に沿って北上していた私鉄路線。 仮公開中。 |
線名等 | 区間 | 廃止年月日 | 調査区間 | 調査年月 | コメント |
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七尾線(輪島線) | 穴水〜輪島 | 2001-3-31 | 全線 | 2004-11 | 奥能登最大の都市輪島への鉄路の末端部。半島を横断する山越え区間は第3セクターでも支えきれなかった。 |
七尾港線 (七尾線貨物支線) |
七尾〜七尾港 | 1984-2-1 | 全線 | 2001-2 | 七尾から港までの短距離支線。 |
五新線 | 五条〜新宮 | 未成 | 五条〜阪本 | 2002-8 | 紀伊山地を貫く山岳路線として計画されたが開通の見込みが立たず、一部はバス専用道として活用されている。 |
大社線 | 出雲市〜大社 | 1990-4-1 | 全線 | 2000-3 | 出雲大社への参拝路線として寝台列車の乗り入れもあったが、大社駅と神社との距離がありすぎてバスに勝てなかった。 |
美祢線 大嶺支線 |
南大嶺〜大嶺 | 1997-4-1 | 全線 | 2001-3 | 石炭輸送が無くなったあともしばらく走り続けていたが、とうとう廃止された。 |
今福線 | 下府〜石見今福 三段峡〜浜田 |
未成 | 全線 | 2001-3 | 可部線とつないで陰陽連絡路線の1つとするべく建設が始められたが、国鉄の赤字により工事が凍結された。 |
岩日北線 | 錦町〜日原 | 未成 | 全線 | 2001-3 | 陰陽連絡路線の1つとして建設が始められた。錦町〜六日町はほぼ完成したが錦川鉄道に引き継がれなかったため命運はつきた。 |
線名等 | 区間 | 廃止年月日 | 調査区間 | 調査年月 | コメント |
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鍛冶屋原線 | 板野〜鍛冶屋原 | 1972-1-15 | 全線 | 2004-5 | 特定地方交通線指定を待たずに早々と廃止された、徳島北部の平野部を走っていた短距離路線。 |
小松島線 | 中田〜小松島 | 1985-3-13 | 全線 | 2004-5 | 日本一短い国鉄線で、終端が港に接した仮乗降場として有名だった。 |
牟岐線 | 羽ノ浦〜古庄 | 1961-4-1 | 全線 | 2004-5 | 牟岐線延長の際に見捨てられたかつての末端区間。 |
線名等 | 区間 | 廃止年月日 | 調査区間 | 調査年月 | コメント |
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上山田線 | 飯塚〜豊前川崎 | 1988-9-1 | 飯塚〜平恒駅付近 (飯塚駅付近のみ) |
1999-3 | 筑豊南部の石炭輸送のため作られたが、炭鉱閉鎖によって役目を終え廃止された。 |
全線 | 2002-8 | ||||
添田線 | 香春〜添田 | 1985-4-1 | 一本松付近 | 1999-3 | 元は小倉と日田を結ぶ幹線だったが、後藤寺経由に改められてローカル線に転落し廃止されてしまった。 日没により調査が雑になってしまいました。 |
一応全線 | 2002-8 | ||||
日田線 | 石田〜東小倉 | 1960-3-15 | 全線 | 2002-8 | 城野からの連絡線建設で不要となった元小倉鉄道の頭部。小倉の町に取り込まれている。 |
大蔵線 | 小倉〜大蔵〜黒崎 | 1911-10-1 | 全線 | 2002-8 | 九州の鉄道の創世記の姿を今に残す北九州市内の煉瓦アーチ橋。 |
漆生線 | 下鴨生〜漆生〜下山田 | 1986-4-1 | 全線 | 2002-8 | 石炭輸送の使命を帯びて建設され、のちに上山田線に接続したもののすぐに廃止となってしまった。 |
油須原線 | 漆生〜上山田〜豊前川崎〜油須原 | 未成 | 全線 | 2002-8 | 石炭輸送のための短絡線として計画されたが時既に遅く、完成直前で建設中止になってしまった。 |
矢部線 | 羽犬塚〜黒木 | 1985-4-1 | 全線 | 2003-3 | 福岡県南部の山岳地帯へと分け入っていた路線。ほとんど道路化されている。 |
佐賀線 | 佐賀〜瀬高 | 1987-3-27 | 全線 | 2003-3 | 筑後川の昇降式可動橋が当時と変わらぬ姿で残る長崎本線と鹿児島本線の短絡路線。 |
呼子線 | 唐津〜呼子〜伊万里 | 未成 | 西唐津〜呼子 | 2003-3 | 東松浦半島を海沿いに走る予定で呼子までの路盤はほぼ完成したのだが、需要が見込めず建設中止に。 |
高千穂線 (未成区間) |
高千穂〜高森 | 未成 | 全線 | 2003-3 | 熊本から延岡までの九州横断路線となる予定だったが、高森トンネルの異常出水という不運に見舞われ幻と消えた。 |
山野線 | 水俣〜栗野 | 1988-3-31 | 全線 | 2004-12 | 南九州の山の中を走っていた路線。有名だった小さなループ線は今もはっきり残っていた。 |
志布志線 | 西都城〜志布志 | 1987-3-28 | 全線 | 2002-11 | 日豊本線と日南線、大隅線の短絡路線として大隅半島を貫いていた路線。 |
大隅線 | 志布志〜国分 | 1987-3-14 | 全線 | 2002-11 | 志布志から鹿屋まで大隅半島を貫き、海岸沿いに国分まで伸びていた長大ローカル線。 |
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