ふぅ、あとはここにドロップシャドウをONと…。てな感じで安易にドロップシャドウかけてやしませんか?
使い勝手の良すぎるドロップシャドウに警鐘!シャドウだって色々あるよってことで今回はシャドウアイデア集です。
その1:黒じゃなくって補色をつかう
デフォルトで#000000に設定されているドロップシャドウ、この色を変えるだけでもグッと洗練された雰囲気に。
たとえばハイライト部分がピンクならシャドウにブルー、という具合に。
この方法はイラスト一日体験教室で教えてもらった手法なのですが、補色関係ってこう使うのか!と目から鱗でした。
その2:シャドウに空の色&地面の色を足してみる
屋外を想定したシーン、窓際のシーンでは、空の色をブラスした色を使用してみましょう。晴天ならブルー、夕焼けならオレンジ、夜なら深いブルー。さらに地面も光が照り返して反射します。
サンプルでは芝生なのでグリーンを追加。ドロップシャドウの他に、鹿の内側と足元にシャドウを追加してみました。
参考:
影の色と強さの表現(昼) | アニメ、ゲームの背景の描き方支援サイト_彩玉
影の色と強さの表現(夕) | アニメ、ゲームの背景の描き方支援サイト_彩玉
さて次のシャドウアイデアからは、シャドウ用に鹿のパスを起こしてみます。
Fireworksでの方法は[fireworks、画像のシルエットをパス化TIPS]を参考に。
パスになっちゃえばこっちのもの。かなりアレンジしやすくなります。どんどんいきましょう。
その3:数を増やす・歪ませる
数を増やしてステージのように照明がたくさんある雰囲気を出してみたり。
その4:水彩風のシャドウ
もやっとしたテクスチャで水彩風に。
その5:スクリーントーン風のシャドウ
細かいドットにすると漫画っぽくもなるし、大きめにするとキュートな感じになりますね。
その6:古い本の挿絵風のシャドウ
アリスとかピーターラビットの挿絵にあるようなタッチのシャドウ。
このサンプルではアナログで書いた線のテクスチャを一枚作り複製。それぞれ回転させてタテ線とヨコ線にみせてます。
この秋シャドウを変えると目先が新しくなっておすすめです。ちなみに私のイチオシャドウは挿絵風。
今回はイラスト/写真をサンプルにしましたが、ドロップシャドウを付けてしまいがちなボタン*なんかにもいい味が出そうです。
*10/24追記:ボタンのサンプルを追加してみました。
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