[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/
見る・遊ぶ 暮らす・働く

高松の商店街で「想いの手紙プロジェクト」 中高生らの本音の手紙展示

(左から)イベントをアピールする岡田彩紀さん、安田美時(みと)さん

(左から)イベントをアピールする岡田彩紀さん、安田美時(みと)さん

  • 4

  •  

 中高生を中心に10代の子どもたちが思いをつづった手紙を展示する「想(おも)いの手紙プロジェクト」の展示が3月10日、高松・常磐町商店街の「まちかどプラザ」(高松市常磐町1)で始まった。

手紙の一部 両親や友人、塾講師らへの言葉などが並ぶ

[広告]

 NPO法人「みんなの進路委員会」が昨年8月に開いた「せとうち中高生のための教育ミライ会議」をきっかけにスタートした同企画。中高生や子どもたちの普段言えない感謝などの思いを手紙で募集し、展示する。

 手紙を集めたのはプロジェクトメンバーの中高生。商店街にポスターやチラシを掲出したり、メンバーの学校で呼びかけたり、ワークショップを開いたりした。開始時点で集まったのは40点。今後も募集を続け、会期中も増やしていくという。

 「手紙を書くには時間を必要とするしメールやLINEに比べると何を伝えるかを考えて書く必要もある。その時間は相手のことを考え、向き合う時間。紙に書くことで形に残り、自分の思いを明確化することにもつながる。この活動は毎年続け、中高生以外にも広げていきたい」とプロジェクト代表を務める高松高校2年生の岡田彩紀さん。高松第一高校2年生の安田美時(みと)さんは「平安時代は恋文をはじめ当時手紙はやり取りに欠かせないもので、文字の美しさが重要視されただけでなく、香をたきしめた部屋で紙に香りをつけることもした。手紙は紙の手触りやインクの匂いなど文字を読むだけでない要素もある。手紙の魅力を再確認するきっかけになれば」と話す。

 開催時間は9時~16時(変動あり)。観覧無料。3月30日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース