「2025年高松市二十歳(はたち)のつどい」が1月12日、サンポートホール高松(高松市サンポート)で行われた。
「紡(つむぐ)~私たちのかけがえのない物語(じんせい)~」をテーマにした今年の式典。2004(平成16)年4月2日~2005(平成17)年4月1日に生まれた対象者4419人のうち2571人が出席した。
会場のサンポートエリアには振袖や背広、袴姿の多くの来場者の姿が見られた。高松駅前には卒業証書風の撮影スポットが設置され、撮影を楽しむ参加者の姿も見られた。玉藻公園(玉藻町)では20歳になった参加者を対象に無料開放した。
式典には高松商業高校出身で昨年11月に20歳になった読売ジャイアンツの浅野翔吾選手も出席。20歳の代表者が自分の夢や目標、これまでを振り返って発表する「20歳のメッセージ」で「自分が元気にプレーし結果を残すことでたくさんの方に元気を与えることができ、お世話になった方々への恩返しができる」と話した。
「今まで関わってきた全ての人への感謝の気持ちを忘れずに皆で生まれ育った高松を盛り上げよう」と呼びかけた浅野選手。式典終了後、「自分だけでなく、今日ここに来た皆もそれぞれの目標に向かって頑張っている。20歳を迎えた皆で高松市を盛り上げたい」と改めて語った。
20歳の抱負について「いろんな方を元気づけられる野球選手になりたい。昨シーズンも『香川・高松から見に来た』という声を聞くとうれしかった。今シーズンもそう言ってもらうためには一軍にいないといけないのでとどまれるよう頑張りたい」とも。