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イアン・カーティスと親交を温めたジャーナリストのアニーク・オノレが他界

イアン・カーティスと親交を温めたジャーナリストのアニーク・オノレが他界

ジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスと親交があったとされているベルギー出身のジャーナリスト、アニーク・オノレが7月3日に他界したとフランスのメディアが報じている。

アニークは長い間、闘病を続けていたとされていて、二人の子供を遺したとリベラシオン紙などが伝えている。享年56だった。

また、ピーター・フックも7月3日に英ノッティンガムのレスキュー・ルームで行ったライヴの冒頭で、アニークの訃報を観客に伝えたとザ・ノッティンガム・ポスト紙が伝えている。

イアンは1980年5月に23歳で自殺しているが、イアンとアニークの関係はジョイ・ディヴィジョンの代表曲の一つでイアンの死後にリリースされた"ラヴ・ウィル・ティア・アス・アパート"のモチーフとなったとされている。イアンの妻デボラはイアンとアニークが不倫を続けていたと指摘し、デボラは自身の回想記『Touching From A Distance』の中でもそう振り返っている。イアンの伝記映画『コントロール』でもアニークとイアンの関係はそのように描かれているが、アニークは二人の関係は純粋なもので、プラトニックなものだったと2010年に次のように回想していた。

「二人の関係は完全に純粋でプラトニックなもので、まるで子供のような、純潔なものだったのです。わたしはイアンとは肉体関係を持ちませんでした。イアンは薬物療法を受けていましたし、そのせいで肉体関係には至らなかったのです。わたしの言っていることやイアンの書き残したことをみんなが信じようとしないことが本当に腹が立ってしようがありません。誰になんと言われようとも構いませんが、イアンから手紙の数々を残してもらったのはわたしなんですから......」

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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