厚生労働省によると、その食品を日本人の平均的な摂取量で1年間毎日食べ続けても、
健康に問題がないとされる放射線濃度の数値で、国際放射線防護委員会が定めた数値をもとに、
その食品の日本人の平均摂取量を反映させて、原子力安全委員会が指標としています。
ということは、平均以上に食べると問題が出ると言うことになりますし、平均体重以下の人にも影響が出るハズです。
http://www.weblio.jp/content/%E9%A3%B2%E9%A3%9F%E7%89%A9%E6%91%8...
暫定基準というのは、非常に制限されるべき許容量であって一時的な目安です。
たとえば1年飲んで1mSVになる水は、1年も飲むのは安全ではないでしょうね。
1か月ぐらいなら許容されるのかも。
<水の場合の目安>
WHO飲料水水質ガイドライン(2004)
http://whqlibdoc.who.int/publications/2004/9241546387_jpn.pdf
・0.1mSV/年 P198
・ヨウ素131(I131)は10ベクレル/リットル P203
たとえば水の場合はこれがWHOの標準の基準
ただし、放射性物質の拡散などの非常時には、一時的に摂取許容量を緩和できる「作業介入レベル(OIL)」という指標を適用することが国際的に合意されているので、水1キログラム当たり3000ベクレルが暫定基準とすることが可能です。
日本の暫定基準は変更前?は、水1キログラム当たり300ベクレルでした。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110325-00000301-alter...
「暫定」規制値で、きちんとした規制値ではありません。ですので、どの程度食べたら危険だというきちんとした根拠に基づいたものではありません。
この量であれば危険がないという情報から、安全側に片寄った情報から決めていますので、「どれぐらい食べてもいいか、どれぐらい食べたら危険か、」ということが判りません。
2つの観点で考えます。
まず第一に放射線物質は議論している食品以外の全ての食品の1年間の摂取から摂られる放射線物質の合計で決まるという点です。ホウレンソウから、その他の野菜から、水から、全ての合計ですね。
第2に、摂取した食品中の放射線物質から発生する放射線の人体に与える影響は、個人差がある事です。タバコをずっと吸い続けて65歳で肺癌になる人と80歳まで肺癌にならない人がいるのと同様に、放射線の影響も個人差があります。また病気でCT検査を頻繁に受けている人や、毎月欧米に出張している人は、すでにある程度の放射線を受けていますので、それも合計して人体に影響を受ける量に達する人が居るかも知れないですね。
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110321t73060.htm
はてなのiPhone画面はスクロールが機能しないので、乱筆乱文失礼します。
暫定規制値は“人に害がでない”といえる数値であり、かなり厳しい数値で定められています。なので、「暫定規制値の2倍の数値」とかニュースではいいますが、この時点では問題ないと思います。
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819695E2E3...
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