あなたが最も萌えるはてなユーザーを教えてください。
・最低 800 字の日本語による萌えエピソードを添えてください。
・回答は URL を含まない書き下ろし文章としてください。
・既に投稿された回答を読んで重複を避けてください。
・当該ユーザーからの抗議には回答者の方が対処してください。
・投稿作品はパブリックドメインとして扱います。
・回答 20 件か一週間経過で終了します。
・もっとも説得力のある萌えを提示してくれた方には 500pt を差し上げます。
d:id:ululunさんは、いつも本気なんだよ。
だから、ネタを言う時も[ネタ]と明記しなければ気がすまない、そういう人なんだ。
はっきり言って、不器用な人だと思うよ。彼のブログを読んでいて腹が立つこともしばしばだ。でもな、考えてみて欲しいんだが、君はululunさんみたいになれると思うかい? ああ、勘違いしないで欲しいんだが、「なりたいか」じゃあなく「なれるか」だからな。
俺は無理だ。
だから、そういう意味でululunさんは俺にとって貴重なブロガーだし、これからも彼のブログをRSSリーダから外すことはないだろうね。
ああそうだ、今彼のことをブロガーと呼んだけど、これは適切じゃなかったかもしれないな。彼は多分「ブロガー」じゃなくて「ウエブロガー」だからね。「ウェブ」じゃないぜ、「ウエブ」だ。
わざわざblogではなくweblogという表記に拘るところに、彼の人間性が表れているとは思わないか? もしかしたらweblogの"web"というところに彼は価値を見出していて、あえてそんな表記を続けてるのかもしれないな。
表記に関する彼のこだわりは他にもいくつかあって、「ソーシャル」ではなくて「ソシアル」だったりするんだが、この辺に関して、おれがとても興味を引かれた話があるんだ。
「リテラシー」って言葉があるだろ? ululunさんはこのリテラシーについてのエントリーもたくさん書いてる。で、ululunさんもリテラシーについては「リテラシー」っていう風に一般的な表記をしてたんだが、とあるエントリーでは「literacy」と英語表記をしてた。なぜだか分かるかい?
ululunさんはそのエントリーで、他のブロガーのエントリーを引用してた。そして、その引用元の記事では「literacy」を「リタラシー」って表記してたんだよ。
で、こっからは俺の推測なんだが、いつも「リテラシー」って表記してるululunさんが、そのエントリーでは、引用元の表記を否定してしまわないために英語表記にしたんじゃないかなと思ってる。
いつもは他の人の目を気にしないで、自分の思ったとおり表記してるululunさんなのになんか妙なことを気にするんだなと思ったよ。同時に、ああこの人はこんなかわいい所もあるんだなって思ってしまったんだ。
多分、この気持ちは「萌え」と呼んでいいんじゃないかと俺は思ってるよ。
---
これは本音です。
もっと早く投稿すればよかったのですが、ぎりぎりですね。
「こどものおもちゃ」はいつも真剣だ。
彼は薄給のサラリーマン。最近つとに昇給否定派の社長とそのお気に入りの「オンリーワン」田中の存在により職業生活は悩み多すぎるものであったが、従来より悩みやネタをはてなに投げることによって一応のストレス解消を図っていた。彼の質問履歴には300件の質問がならび、いままでに費やした額は日本円にして5桁いや6桁にものぼろうとしている。その半分は時事もとりこんだネタ質問であり、回答にも参加している。場を読める高度なコミュニケーションははてなコミュニティ内で一定の地位を築いている。いわば彼ははてなのヘビーユーザーであり、はてなの申し子であり、はてなのいとし子の一人であるといえる。
今夜も彼のパソコンのディスプレイには青を基調とするはてなの質問一覧画面が映し出される。そう、「言葉の響き以外で、なんでもない普通のモノなのに自分には妙にエッチな感じがして心の中では思わずハァハァ・・・しているモノやカタチ」なんてスリリングな質問からわかるとおり、きわどいシャレをさわやかにこなすのが彼のやり方だ。実生活では営業の関係もあって、結構結婚しても好青年タイプに徹している。嫁さんには付き合ってるときに花を贈ったりもしたことからわかるとおり、見た目上品で、いいかえればキザなイベントもそれなりにこなせてしまうのだ。はたからみれば、冗談は通じるからつきあいがいはあるが、バカなつきあいもできるほど面白くはない人間だろう。でも、ネットじゃ顔は関係ない。バカなことでも、エロオヤヂまっしぐらの下品なことでも、男女関係なく真剣にやった者が格好いいんだ。
彼の目は、だから、はてしなく真剣だ。最近のはてな住民の動向を無意識にチェックしながら質問、回答をあさる。いくつものネタ、情報が目の前を通り過ぎていく。
はてなが他のコミュニケーションサイトと異なる点として、男女比が現実社会に近いことも挙げられる。直接質問と回答のやりとりでは、上品すぎてうそ臭いとけなしまくったりおちょくったりしたこともあるが、女性特有のガチガチにネチケット厳守の物言いにも、心底からの困惑がまじる時には、なにか可憐さを感じることも多い。
最近、詩情(リリカルさ)を感じさせる質問を連続して立てる女性がいる。生活シーンをきっかけに共時性を求めるような質問だ。ふと、彼は思った。この可憐な女性も、だれかの、例えば下手すれば自分より年上の男性の、二次人格かもしれない。あぶなげな個人情報スレスレに見えることも書き込まれているが、見た目をキレイに糊塗するためのうそや願望が混じっているのかもしれない。でも、・・・・自分の言いたい放題な「こどものおもちゃ」人格がすでに一次人格から切り離せないように、この人格も、事実ではなくとも、真実を彼に語ってくれているように思えてならないのだ。
彼は、思い切ってパソコンの前から立ち上がった。寝室では嫁さんが先に寝ている。いつも元気で笑顔をみせてくれるいい嫁さんだが、いつも決まったところにハンコとネットバンクのIDとパスワード、隠してるんだよな。俺にも知られてないと思ってるみたいだけど、バレてることは知らないみたいだ。そうっと開けてIDメモを取り出してみる。
そこには、彼女がはてなIDを有する証拠(があった/は無かった/ではなく小町のIDが記されていた)。
「こどものおもちゃ」はほほえみ、もう一度はてなを軽くチェックすると、OSを終了し、彼の真実を確かめに寝室に行くことにしたのだった。
・あとがき
・当方女です。萌え対象はとある女性IDでもこどちゃさんでもその奥様でもどなたでもお好みで。
・こどものおもちゃさんへ、私的妄想の開陳にてご迷惑をおかけいたします。実在のkodomono-omochaさんとは関係ありませんってことでご了承ください。しょっぱなから薄給だなんて失礼千万ですがフィクション、そうフィクションですから!
・質問者さんへ、800字以上のエピソードって、質問コメントの引用とかをせずにどこが萌えるか説明するのは難しいんですが、嘘まじりでもよかったでしょうか。
人力検索常連さんの一番乗り。最初の投稿ありがとうございます。途中ですが、講評を始めてしまいます。
ツボを押さえて破綻もなく、愛が感じられますが、贅沢を言えば「常識」からはみ出す何かが欲しいです。
人力検索を使うシーンが、標準的な「いいひと」の描写になっています。そこで、あなたが id:kodomono-omocha さんにどれだけとんでもなく萌えるのかの理由(それこそ手足の二三本失っても構わないくらい)まで踏み込みたい。
それとも、もしかしてこれはリアルで id:kodomono-omocha さんの妻である id:NAPORIN さんの告白なのでしょうか。であれば俄然話が盛り上がってきます。
d:id:ululunさんは、いつも本気なんだよ。
だから、ネタを言う時も[ネタ]と明記しなければ気がすまない、そういう人なんだ。
はっきり言って、不器用な人だと思うよ。彼のブログを読んでいて腹が立つこともしばしばだ。でもな、考えてみて欲しいんだが、君はululunさんみたいになれると思うかい? ああ、勘違いしないで欲しいんだが、「なりたいか」じゃあなく「なれるか」だからな。
俺は無理だ。
だから、そういう意味でululunさんは俺にとって貴重なブロガーだし、これからも彼のブログをRSSリーダから外すことはないだろうね。
ああそうだ、今彼のことをブロガーと呼んだけど、これは適切じゃなかったかもしれないな。彼は多分「ブロガー」じゃなくて「ウエブロガー」だからね。「ウェブ」じゃないぜ、「ウエブ」だ。
わざわざblogではなくweblogという表記に拘るところに、彼の人間性が表れているとは思わないか? もしかしたらweblogの"web"というところに彼は価値を見出していて、あえてそんな表記を続けてるのかもしれないな。
表記に関する彼のこだわりは他にもいくつかあって、「ソーシャル」ではなくて「ソシアル」だったりするんだが、この辺に関して、おれがとても興味を引かれた話があるんだ。
「リテラシー」って言葉があるだろ? ululunさんはこのリテラシーについてのエントリーもたくさん書いてる。で、ululunさんもリテラシーについては「リテラシー」っていう風に一般的な表記をしてたんだが、とあるエントリーでは「literacy」と英語表記をしてた。なぜだか分かるかい?
ululunさんはそのエントリーで、他のブロガーのエントリーを引用してた。そして、その引用元の記事では「literacy」を「リタラシー」って表記してたんだよ。
で、こっからは俺の推測なんだが、いつも「リテラシー」って表記してるululunさんが、そのエントリーでは、引用元の表記を否定してしまわないために英語表記にしたんじゃないかなと思ってる。
いつもは他の人の目を気にしないで、自分の思ったとおり表記してるululunさんなのになんか妙なことを気にするんだなと思ったよ。同時に、ああこの人はこんなかわいい所もあるんだなって思ってしまったんだ。
多分、この気持ちは「萌え」と呼んでいいんじゃないかと俺は思ってるよ。
---
これは本音です。
もっと早く投稿すればよかったのですが、ぎりぎりですね。
波風が立つはてなで戦う爽やかなウエブロガー。「ウエ」は秋の季語ですし、言葉に統一感があります。
課題の「萌え」を「こだわ」る人と位置づけ、「言葉マニア」なウエブロガーが「正確を期そう」と言葉が「移ろう」と、物語のテーマを上手く消化しています。
id:ululun さんが偏屈なのは、「しばしば腹が立つ、でも RSS リーダからは外さない」という観察者にも原因がありそうで、そういう行間の広がりを感じます。惜しい点は狂気がないところ。
波風が立つはてなで戦う爽やかなウエブロガー。「ウエ」は秋の季語ですし、言葉に統一感があります。
課題の「萌え」を「こだわ」る人と位置づけ、「言葉マニア」なウエブロガーが「正確を期そう」と言葉が「移ろう」と、物語のテーマを上手く消化しています。
id:ululun さんが偏屈なのは、「しばしば腹が立つ、でも RSS リーダからは外さない」という観察者にも原因がありそうで、そういう行間の広がりを感じます。惜しい点は狂気がないところ。