また,もしこれについて分かりやすいまとめサイトがあれば教えてください.
無断転載禁止等の表記がなくても、著作権は法律によって保護されていますので、著者の承諾無しに転載することはできません。
ただし、引用とみなされる場合や、教育の一環とみなされる場合は、出所を明記することによって使用可能になる場合があります。
http://cozylaw.com/copy/qa.html
まず、
無断転載禁止などといった表示が無ければ基本的に転載するか否かはマナーの問題となるのでしょうか?
についてですが、これは違います。
無断転載禁止などといった表示の有無に関わらず、
原則として勝手な転載は著作権法によって禁じられています。
ネット上でよく見られる「転載のように見える物」は、
たいていの場合、著作権法第32条に基づく「引用」であり、これは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%95%E7%94%A8
- 著作物を引用する必然性があり、また、引用の範囲にも必然性があること。引用先が創作性をもった著作物であることが必要。「次のような文章がある」として、あとは丸写しにしたようなものは、引用には当たらない。
- 質的にも量的にも、引用先が「主」、引用部分が「従」という関係にあること。
- 本文と引用部分が明らかに区別できること。
- 引用元が公表された著作物であること。
- 出所を明示すること。(著作権法第四十八条)
といった法の定める要件を満たした場合にのみ
権利者の許諾無く行える物なんですね。
引用の要件を満たさない転載は複製行為にあたりますから、
この場合は権利者の許諾無く勝手に行ってはなりません。
つまり、引用も転載も全て法律の定めに従って行われるべきもので、
マナーといった観点から考えていくものとはちょっと違う、
ということです。
ネット上の著作権の問題はどこまで規制されているのですか?
については、一般の商業著作物などと全く同じと考えてください。
ただ、商業著作物の場合はJASRACなどといった力のある団体が
委託を受けて著作権を管理している場合が多いですから、
違反があれば厳しく追及してくるというだけで、
法律的にはネット上の個人の著作なども
あらゆる著作物と全く同様の保護を受けています。
http://www.cric.or.jp/db/article/a1.html
著作権法
http://blogcopyrightguide.seesaa.net/category/299277-1.html
このサイトに豊富な情報があります。
実情を申し上げますと、あまりにも著作権を侵害しているページが多くありすぎて、取締りがとても追いついていません。
特に、ここ数年、それまでの方法よりも遥かに簡単に運営できるブログが普及してから、著作権侵害をしているページが増えています。
だからといって違法行為をしてもいいと考えていては、ますます状況は悪くなってしまいます。
ホームページを作成する際には、よく勉強して合法であることに注意しなければなりません。
おー核心をついていただいたかんじです.
今は法整備がまだなんでそうかもしれませんが、基本的には無断転載はアウトという方向になっていくでしょうね。すでに画像などはそういう管理をされているところもありますし(某アイドル事務所とか)
無断転載禁止と書かれていなくても、著作権自体は存在しています。
注意書きの有る無しに関らず・・
「ホームページ」はオリジナリティな著作物として、著作権が認められるとされています。
ですので、十分に考えられる事でしょう。
詳細ありがとうございます!!