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ヤクルト | 広島 | 横浜 | 阪神 | 中日 | 読売 | ドラフト概要 |
近鉄 | ロッテ | オリックス | 西武 | 日本ハム | ダイエー | 選択方法 |
この年、ドラフト一番の注目選手は、甲子園で150キロを越えるスピードボールを披露した寺原隼人(日南学園高)。 ●甲子園を震撼させた寺原隼人(日南学園)に四球団が競合 この年一番の注目選手は寺原隼人(日南学園)。夏の甲子園大会は惜しくも準々決勝で敗れたが、噂の速球は154キロを記録し、高校野球ファンの度肝を抜いた。 その寺原を指名した球団は巨人、中日、ダイエー、横浜の4球団で、抽選によりダイエーが交渉権を獲得。プロでは入団1年目から登板機会に恵まれ、6勝をマークした。 ●小さな大投手・石川雅規はヤクルトへ 石川雅規は、秋田商・3年夏に甲子園へ出場し、浜田高の和田(ダイエー)と投げ合った。 青山学院大に進学後、大きく成長。大学2年の春にスクリューボールをマスター、3年生の時にはシドニー五輪日本代表に選ばれた。 プロでは入団1年目に12勝をマークし、新人王を獲得。身長169cmと決して大きくはないが、絶え間ない努力で一流選手に。「小さな大投手」の異名をもつ。 ●3年前の甲子園でノーヒットノーランを達成した杉内俊哉はダイエーへ 高校時代は鹿児島実業のエースとして、高校2年夏、3年夏の二回甲子園に出場。高校3年夏の甲子園1回戦では、得意のドロンと落ちるカーブを武器に、ノーヒットノーランを達成。つづく2回戦では、怪物・松坂(横浜)と投げ合い、左右の本格派対決と話題になった。 三菱重工長崎入社後、球速が増し、2000年シドニー五輪代表メンバーにも選ばれた。プロでの活躍は周知の通りで、日本球界の左のエース。 ●寺原の抽選に敗れた巨人は真田裕貴を指名 寺原隼人の抽選に敗れた巨人は真田(姫路工)をハズレ1位。真田は姫路工高のエースとして、高校3年春のセンバツへ出場。1回戦で日大三と対戦し、原島(明治大)と内田(ヤクルト)からホームランを打たれ、5−8で敗退。 夏は兵庫大会準々決勝で尾崎(オリックス)の報徳学園を3−1で破り決勝進出するも、1年生投手・アンの東洋大姫路に2−4で敗れ、甲子園を逃した。プロでは1年目から活躍し、6勝をマーク。 ●不祥事で世間を騒がせたPL学園から3人のドラフト指名選手 寮内暴力事件における学校側の対応のまずさで世間を騒がせたPL学園から、朝井秀樹が1巡目で近鉄に、今江敏晃が3巡目でロッテに、桜井広大が4巡目で阪神にそれぞれ指名された。 不祥事により最後の夏は棒に振ったが、3人ともに2年生の時、甲子園出場。朝井はエース、今江は四番打者としてチームを引っ張った。 ●夏の甲子園優勝校の日大三高から4人 夏の甲子園優勝校・日大三高から、内田が3巡目でヤクルト、都築が7巡目で中日、千葉が6巡目で横浜、近藤が7巡目で近鉄にそれぞれ指名され、同一学校から4人のドラフト指名選手が誕生した。 ●その他、指名された主な選手は 1年目に6勝をマークした山井大介(中日6巡目)、2年目に51試合登板し、阪神優勝に貢献した安藤優也(阪神自由枠)らが指名された。 |
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♪日本レコード大賞 | 浜崎あゆみ「Dearest」 |
♪最優秀新人賞 | w-inds.「Paradox」 |
♪世相や流行 | イチローが大リーグで首位打者、盗塁王、新人王、MVP獲得 |
♪流行言葉 | 小泉語録 明日があるさ 狂牛病 |
♪社会の出来事 | 狂牛病問題 大阪・池田小学校の乱入殺傷事件 |
♪プロ野球の優勝チーム | セ:ヤクルト76勝58敗6引 パ:近鉄78勝60敗2引 |
♪プロ野球の最優秀選手 | セ:ペタジーニ(ヤクルト) パ:ローズ(近鉄) |
♪春の甲子園優勝校 | 常総学院(バッテリー:村上−上田) |
♪夏の甲子園優勝校 | 日大三(バッテリー:近藤−諸角) |