ＮＨＫ、「視聴率０％目指す」特別番組放送へ これは嘘ニュースです
「おやすみ日本」のメインＭＣを務める脚本家の宮藤官九郎さん
日本で初めて「睡眠波」機能を利用するのは、３日午前０時１０分から放送の「おやすみ日本」。脚本家の宮藤官九郎さんが司会を務める同番組は、１月、５月に続き、今回で３度目の放送になる。
過去２回の放送では、寝付けない視聴者を寝かせることを目的に、市原悦子さん朗読の「日本眠いい昔ばなし」など、ゆるい内容を放送することで多くの視聴者を寝かしつけることに成功したが、放送終了までわずかながらの視聴率を維持してしまったことから、制作側も「今回こそはテレビの前の視聴者全員を寝かしつけ、視聴率０％を目指したい」と意気込みを見せる。
第３回となる「おやすみ日本」の目玉は、地上デジタル放送対応テレビに内蔵されている「睡眠波」機能だ。これはテレビから睡眠を誘う特殊な電波を発信するというものだが、視聴率を獲得するのが目的のテレビ番組において、視聴者を眠らせる意味がないとして、今まで使われることがなかった。今回、視聴率競争にとらわれないＮＨＫの「おやすみ日本」が、日本で初めての睡眠波対応番組となる。
３日の本格放送を前に、ＮＨＫでは先月、スタジオ内の被験者１００人に睡眠波を発信する番組数本を見せる実験を行ったところ、通常の放送よりも眠気を誘いやすいという結果に至った。
この日の記者会見で、記者から「『高校講座』には昔から睡眠波が含まれていると認識していたが」との質問も出たが、ＮＨＫは「それはあなたに原因があるのでは」と否定した。
（＊本記事は９月３日放送のＮＨＫ「おやすみ日本」とのタイアップでお送りしました。番組の詳細はこちらからご覧いただけます。）
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