米グーグル、虚偽ニュースサイトへの広告掲載を規制へ

米グーグル、虚偽ニュースサイトへの広告掲載を規制へ
 11月14日、米アルファベット傘下のグーグルは、同社の広告配信サービス「アドセンス」を通じて提供する広告が虚偽のニュースサイトに掲載されないよう規定を変更する方針を明らかにした。写真はベルリンで昨年8月撮影(2016年 ロイター/Pawel Kopczynski)
[14日 ロイター] - 米アルファベット傘下のグーグルは14日、同社の広告配信サービス「アドセンス」を通じて提供する広告が虚偽のニュースサイトに掲載されないよう規定を変更する方針を明らかにした。
グーグルの広報担当者は「発行者の情報やコンテンツ、ウェブサイトの主な目的を曲げたり、不正確に伝えたり、隠したりするページへの広告掲載を規制する」と説明した。
クーグルの措置の背景には、インターネット企業がコンテンツの正確性についてどの程度責任を負うかとの問題がある。交流サイト(SNS)大手の米フェイスブックは米大統領選をめぐり、共和党のドナルド・トランプ氏に有利な不正確なニュースが広がったとして批判されている。

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