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Twitter、小規模企業向けのセルフサービス広告機能を提供へ

Charles Cooper (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年03月27日 09時13分

 Twitterはついに、控えめなセルフサービス広告プログラムによって小規模企業から広告収益を得るための計画を、ゆっくりと実行に移し始めた。

 最初は、少数の企業のみを対象にこの新しい広告機会が提供される予定である。Twitterはその企業数を明らかにしなかったが、同社の広報担当者は、同プログラムを利用する小規模企業の数を数週間のうちに「徐々に増加」させる予定であると述べた。想定どおりの成果が得られれば、Twitterにとって、膨大な数の新しい潜在広告主を取り込むことのできる、非常に大きな収益源となる可能性がある。

 Twitterは、この新しいプログラムによって同社の事業に、Googleにとっての「AdWords」と同様の効果がもたらされる可能性を期待している。

 それはかなり高い目標かもしれない。しかし、少なくともTwitterは、ついにその一歩を踏み出した。Twitterは2012年2月、小規模企業が独自に広告アカウントを設定できるようにする計画を発表した。これによって企業は、自社の顧客らのTwitterタイムラインなどにおいて、プロモーションやメッセージを強調することができるようになる。

 同プログラムを利用する広告主には、次の2つのオプションが提供される。

  • Promoted Account:Twitterは、小規模企業の現在のフォロワーを分析し、似たような関心を持つ他のTwitterユーザーを検索する。そして、同サイト上の「Who to Follow」ボックスによって、これらのユーザーに対してこの企業を宣伝する。
  • Promoted Tweet:Twitterは、小規模企業のツイートを常にモニタリングし、それらのうちの「最良のもの」(おそらくは最もスティッキネスの高いもの)を自動的に同サイト全体に宣伝する。Twitterは、これらが「従来型の広告とは異なる」とプロモーション動画の中で述べている。その理由は、企業から既に発信済みのツイートの到達範囲を拡大しているだけで、誰も広告コピーを作成しないことにある。
    •  Twitterは、ユーザーがその企業のアカウントをフォローした場合、またはPromoted Tweetに反応した場合のみ、企業に課金する。同社の広報担当者は、金銭的な仕組みについて詳細を明らかにすることを避けた。同社は動画の中で、次のように述べている。

       1日あたりの支出金額と、新しいフォロワーまたはエンゲージメントあたりの支出金額の上限は、自分で設定するため、後から驚かされることは決してない。コンテンツのプロモーション対象地域も定めることができる。

      この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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