「Pokemon GO」の利用はピークを過ぎ、すでに減少傾向にあるという。投資顧問会社のAxiom Capital Managementが調査結果を報告した。
Sensor Tower、SurveyMonkey、Apptopiaが収集したデータを、AxiomがBloombergに提供した。このデータによると、デイリーアクティブユーザー数、ダウンロード数、エンゲージメント率、1日あたりのアプリ利用時間は、わずか1カ月前のピーク時を下回り、低下傾向を示しているという。これはFacebook、Twitter、Tinder、Snapchatなどの投資家や幹部にとって歓迎すべきニュースだと、Axiomでシニアアナリストを務めるVictor Anthony氏は述べている。
Anthony氏は、Bloombergが引用した投資家向けメモの中で次のように書いた。「7月のリリース以降、Pokemon GOアプリの利用が急増した状況で、投資家は、この新たなユーザー体験が他のモバイルアプリに費やす時間を奪っていると懸念してきた」
拡張現実(AR)モバイルゲームのPokemon GOが7月にリリースされてから間もなく、ユーザーらはすぐに、SnapchatやTwitter、さらにはFacebookのアプリよりも、平均して多くの時間をプレイに費やすようになった。しかし、現在の傾向が続けば、Pokemon GOの人気はARゲーム全般の人気とともに短命に終わることをデータは示唆している、とAnthony氏は書いた。
Anthony氏は、「『Google Trends』のデータはすでにARへの関心が低下してきたことを示しているのに対し、仮想現実(VR)への関心は高いままだ」と結論づけている。
米CNETは、Pokemon GOの開発元であるNiantic Labsにコメントを求めたが、掲載までに回答はなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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