GoogleとMicrosoftは、カメラ付き携帯電話の品質を、携帯電話購入者が容易に理解できるようにするための手段の創出に取り組むグループに加わった。
国際映像産業協会(International Imaging Industry Association:I3A)は、技術大手である両社が、Camera Phone Image Quality Initiativeの第3フェーズの支援に参加することで同意したと述べた。このイニシアチブでは、多種多様な企業が、さまざまなテスト結果を取り込んだ評価仕様の策定に取り組んでいる。
今日では、カメラ機能付き携帯電話は至る所にあるが、イメージセンサとレンズの小型化、厳しい予算の制約により、それらで撮影可能な写真の品質はピンからキリまである。ほとんどすべての消費者が、メガピクセル値によって判断せざるを得ない状況だが、センサがこれほど小型になると、その判断基準にはあまり参考にならない。消費者のための画質向上を目的とする団体であるI3Aは、より適切な判断方法を確立したいと考えている。
携帯電話カメラのテストには、解像度、色の均一性、レンズの歪み、レンズの色収差といった項目があるが、同グループは、鮮鋭度やノイズ低減の項目も導入する計画である。そのほかにも、ダイナミックレンジ、ホワイトバランス、映り込み耐性など、追加される可能性のある項目は多岐にわたる。
同グループは、これらすべての項目を、消費者が信頼することのできる正式な星評価で表したいと考えている。
この規格化に向けた取り組みに参加するそのほかの企業としては、Aptina Imaging、CDM Optics、DxO Labs、Eastman Kodak、富士フイルム、Motorola、Nokia、OmniVision Technologies、Sony Ericsson Mobile Communications、STMicroelectronics、ST Ericsson、VistaPoint Technologiesなどが挙げられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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