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2006年の横浜ベイスターズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2006年の横浜ベイスターズ
成績
セントラル・リーグ6位
58勝84敗4分 勝率.408[1]
本拠地
都市 神奈川県横浜市
球場 横浜スタジアム
球団組織
オーナー 若林貴世志
経営母体 TBS
監督 牛島和彦
« 2005
2007 »

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2006年の横浜ベイスターズ(2006ねんのよこはまベイスターズ)では、2006年横浜ベイスターズの動向をまとめる。

この年の横浜ベイスターズは、牛島和彦監督の2年目のシーズンである。

概要

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過去数年間にわたって続いた大型補強などもなく牛島体制2年目を迎えたチームだったが、親会社のTBSから派遣されたフロントと牛島監督との間に補強や選手起用をめぐって亀裂が生じ始め、チームも開幕6連敗を喫するなど低迷し、4月を7勝15敗2分で終え、早くも最下位に転落。5月に入ってからも低迷は止まらず3度も4連敗を記録するなど8勝18敗で負け越し、借金は最大の18まで膨らんだ。その後6月に復調の兆しを見せたが、8月の最初の試合で敗れると、それ以降2度と浮上することなく、結局、2004年以来2年ぶりの最下位に転落。牛島監督は最下位転落の責任を取ってオフに辞任し、TBSの野球解説者に復帰した。前年3位浮上の原動力になった投手陣は門倉健が2年連続で2ケタ勝利を記録し、三浦大輔も負け越しながら防御率3点台をキープしたが、吉見祐治が2勝止まり、那須野巧土肥義弘がたったの3勝と期待を裏切り、クアトロKなど救援陣の奮闘もむなしくチーム防御率は4.25(リーグ最下位)と再び悪化した。その一方で打撃陣は内川聖一が初の100試合出場(124試合出場、打率.286)を達成し、村田修一が打率2割6分台ながらも30本塁打、100打点以上でチームの4番に成長。さらに4年目の吉村裕基がチーム2位の26本塁打を記録するなど若手の成長が目立った。また、辞任した牛島監督の後任としてオフに1998年の日本一の土台を作った大矢明彦が監督に復帰。そして大矢監督のもと、チームの体質改善が本格的に始動することになる。

チーム成績

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レギュラーシーズン

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オーダー変遷
開幕:3/31 5/2 6/1 7/1 8/1 9/2
1 石井琢朗 石井琢朗 石井琢朗 石井琢朗 石井琢朗 石井琢朗
2 小池正晃 種田仁 小池正晃 小池正晃 小池正晃 藤田一也
3 金城龍彦 金城龍彦 金城龍彦 金城龍彦 金城龍彦 金城龍彦
4 佐伯貴弘 佐伯貴弘 村田修一 村田修一 村田修一 村田修一
5 多村仁 村田修一 多村仁 内川聖一 古木克明 佐伯貴弘
6 種田仁 内川聖一 佐伯貴弘 古木克明 内川聖一 小池正晃
7 村田修一 吉村裕基 内川聖一 相川亮二 吉村裕基 古木克明
8 相川亮二 相川亮二 相川亮二 木村昇吾 相川亮二 鶴岡一成
9 三浦大輔 三浦大輔 三浦大輔 吉見祐治 門倉健 那須野巧
2006年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 9月終了時 最終成績
1位 巨人 -- 阪神 -- 中日 -- 中日 -- 中日 -- 中日 -- 中日 --
2位 中日 4.0 巨人 0.5 阪神 1.5 阪神 6.0 阪神 7.0 阪神 3.0 阪神 3.5
3位 阪神 4.5 中日 1.5 ヤクルト 7.5 ヤクルト 11.5 ヤクルト 11.0 ヤクルト 14.5 ヤクルト 18.0
4位 ヤクルト 8.5 ヤクルト 3.5 巨人 10.0 広島 15.5 巨人 16.5 巨人 20.5 巨人 23.5
5位 広島 9.0 広島 8,0 広島 12.0 巨人 18.0 広島 16.5 広島 22.5 広島 25.0
6位 横浜 10.0 横浜 13.5 横浜 14.5 横浜 18.5 横浜 21.5 横浜 27.0 横浜 29.5


2006年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 中日ドラゴンズ 87 54 5 .617 優勝
2位 阪神タイガース 84 58 4 .592 3.5
3位 東京ヤクルトスワローズ 70 73 3 .490 18.0
4位 読売ジャイアンツ 65 79 2 .451 23.5
5位 広島東洋カープ 62 79 5 .440 25.0
6位 横浜ベイスターズ 58 84 4 .408 29.5

交流戦

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日本生命セ・パ交流戦2006 最終成績
順位 球団 勝率
1位 千葉ロッテマリーンズ 23 13 0 .639 優勝
2位 東京ヤクルトスワローズ 22 14 0 .611 1.0
3位 阪神タイガース 21 15 0 .583 2.0
4位 中日ドラゴンズ 20 15 1 .571 2.5
5位 福岡ソフトバンクホークス 20 16 0 .556 3.0
6位 西武ライオンズ 19 16 1 .543 3.5
7位 北海道日本ハムファイターズ 17 19 0 .472 6.0
8位 東北楽天ゴールデンイーグルス 17 19 0 .472 6.0
9位 広島東洋カープ 16 20 0 .444 7.0
10位 横浜ベイスターズ 15 21 0 .417 8.0
11位 読売ジャイアンツ 13 23 0 .361 10.0
12位 オリックス・バファローズ 12 24 0 .333 11.0
  • 同率の場合は前年の順位で上位のチームが上位にランクされる

オールスターゲーム2006

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  • コーチ
牛島和彦
  • ファン投票
クルーン
  • 監督推薦
三浦大輔
村田修一
金城龍彦(補充選手)

2006 WBC選出選手

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選手・スタッフ

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表彰選手

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リーグ・リーダー

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最優秀中継ぎ投手(35HP、初受賞)

ベストナイン

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受賞者なし
受賞者なし

ドラフト

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大学生・社会人ドラフト
順位 選手名 守備 所属 結果
希望入団枠 高崎健太郎 投手 日産自動車 入団
1巡目 (選択権なし)
2巡目 (選択権なし)
3巡目 木村雄太 投手 東京ガス 拒否
4巡目 下園辰哉 外野手 九州国際大学 入団
5巡目 下窪陽介 外野手 日本通運 入団
6巡目 吉原道臣 投手 ホンダ 入団
高校生ドラフト
順位 選手名 守備 所属 結果
1巡目 北篤 投手 小松工業高 入団
2巡目 (選択権なし)
3巡目 梶谷隆幸 内野手 開星高 入団
4巡目 高森勇気 捕手 中京高 入団

出典

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