成田憲彦
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なりた のりひこ 成田 憲彦 | |
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生誕 |
1946年6月24日(78歳) 日本・北海道札幌市 |
出身校 | 東京大学法学部 |
著名な実績 | 内閣総理大臣秘書官 |
成田 憲彦(なりた のりひこ、1946年6月24日 - )は、日本の政治学者。専門は、比較政治学・日本政治論。
人物・来歴
[編集]細川護熙の首相時代に、内閣総理大臣首席秘書官(政務担当秘書官)を務めた。
首相秘書官退任後は、駿河台大学法学部教授を務めた。第5代駿河台大学学長。駿河台大学名誉教授。
略歴
[編集]- 1965年 北海道札幌北高等学校卒業
- 1969年 東京大学法学部卒業(法学士)。東洋政治思想史の丸山ゼミに所属[1]
- 1969年 国立国会図書館入館
- 1989年 国立国会図書館調査及び立法考査局政治議会課長
- 1993年 細川内閣 内閣総理大臣首席秘書官(政務担当秘書官)(細川護熙内閣総理大臣)
- 1995年 駿河台大学法学部教授
- 2000年 駿河台大学法学部長
- 2003年 駿河台大学副学長
- 2007年 駿河台大学学長(2007年4月 - 2011年3月)
- 2011年 野田内閣 内閣官房参与。政策一元化などの政府と与党の関係、内閣のスタッフ体制などについて首相への助言を行う[2](2011年9月 - 2012年12月)
- 2017年 駿河台大学名誉教授
活動
[編集]- 細川護煕首相の秘書官として、衆議院小選挙区比例代表並立制導入にかかわった[3]。しかし、2011年9月16日の朝日新聞の単独インタビューでは、成田内閣官房参与は「穏健な多党制がいい」と主張し、衆議院の選挙制度について「小選挙区比例代表連用制や併用制も一つの選択肢。比例的要素の強いものが望ましい」と提案した[4]。選挙制度改革では、公明党も比例代表を重視する立場から連用制を検討しており、成田は「公明党に対する一つの対応策、エレメント(要素)にはなり得る」と指摘した[4]。
- 民主党代表選挙を控えた2011年8月、野田佳彦に近い細川護熙の意向を受け、野田佳彦と小沢一郎元民主党代表の連絡役を務めた[5]。
- ニュース番組、選挙速報番組、新聞紙上等で、解説者・有識者としての出演・執筆・寄稿等が多くある。
- 大学のゼミでは、新聞を用いて政治に限らず時事ネタを扱う演習を行っている。
主な著書
[編集]単著
[編集]- 『官邸』上・下 (講談社、2002年)
共著
[編集]- 『日本議会史録』(第一法規出版、1990年)(内田健三編著、天川晃、増田弘、富田信男)
- 『日本政治は甦るか』(日本放送出版協会、1997年)(井芹浩文、早野透、蒲島郁夫、近藤大博、内田健三、川戸恵子、曽根泰教)
- 『この政治空白の時代』(木鐸社、2001年)(井芹弘文、内田健三、蒲島郁夫、川戸恵子、近藤大博、曽根泰教、高橋栄一、早野透)
他
脚注
[編集]注釈・出典
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
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