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山本義徳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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山本 義徳(やまもと よしのり、1969年3月25日 - )は、静岡県出身のボディビルダーおよびアスレティックトレーナー

ベンチプレッサー&ボディビルダー

1991年、東京都パワーリフティング選手権大会にて優勝後、ボディビルダーへ転身。

山本はボディビルダーへ転身する前も、剛力の持ち主としてパワーリフティング界ではある程度の知名度があった。特にベンチプレスを得意とし、ドーピングチェックのない原宿にあるスポーツ用品店主催のベンチプレス大会で数多くの優勝を成し遂げている。その挙上記録は当時の全日本大会の公式記録を超えることさえあった。なお、自己ベストは260kg(非公式)。

その後、本格的にボディビルダーへ転身し活躍するが、1995年からアナボリックステロイドを使用し始め[1]、現在は使用を公にしている。1999年11月18日放送のTBSZONE」では、アナボリックステロイドを服用しながらトレーニングを積んで究極の肉体を目指す山本の日常が特集された。

また、ノンフィクション『果てなき渇望』(増田晶文著)で、たとえ薬物使用禁止の大会だろうとコンテスト当日の検査でクリーンでさえあれば、「例えばバスケットボールで試合時間を引き延ばすために、わざとファウルするのと同じ」であるとして、ルール上まったくなんの問題もないという独自の見解を示している。しかしその一方で、「ベンチプレスの重量を体重の2~3倍にする程度のことならば、アナボリックステロイドは不要」とも語っている[2]

戦歴

  • 1995年 IFBBミスターアジア(ライトヘビー級)3位
  • 1998年 NPC アイアンマン・アイアンメイデン(ライトヘビー級)優勝
  • 2000年 NPC アイアンマン・アイアンメイデン(ヘビー級)4位
  • 2001年 NPC アイアンマン・チャンピオンシップス(ヘビー級)6位
  • 2003年 NPC トーナメント・オブ・チャンピオンズ(ヘビー級)4位
  • 2005年 NPC トーナメント・オブ・チャンピオンズ(ヘビー級)優勝

トレーナー

トップアスリート・格闘家から一般人まで幅広いクライアントを指導する。これまでにニコラス・ペタスフランシスコ・フィリォ神取忍池ノ上貴裕鹿島建設などを指導してきた。 最近では、清水崇行多村仁CIMA石森太二横須賀享ダルビッシュ有松坂大輔をはじめ多くのクライアントを指導する。

「サプリメントでは<日本一詳しい>との呼び声の高いパーソナルトレーナー」と紹介している記事もある[3]

活動

2019年6月に一般社団法人パーソナルトレーナー協会の理事に就任し、2019年9月には自らがプロデュースするブランド「VALX(バルクス)」を発足させ、アパレルやバルクアップサプリメントの取扱いを開始。2019年10月株式会社レバレッジ社外取締役に就任し、その後最高顧問に就任。

その他

テレビ

DVD

  • 月刊 Workout with Yamamoto(Vol.1、Vol.2)
  • ゴルフ筋肉
  • 野球筋肉
  • 山本義徳のパーソナルトレーニングビデオ
  • 体を変える7つの栄養素
  • 山本義徳 セミナー in ミッドブレス
  • プロテインを飲む前に見るDVD
  • Y-Method 101

著書

  • 体脂肪を減らして筋肉をつけるトレーニング
  • かっこいいカラダ origin
  • かっこいいカラダ NEXT STAGE
  • かっこいいカラダ the best

脚注

  1. ^ 1999年11月18日放送TBSZONE」において本人談
  2. ^ 尚厳密に言えば、この発言は「安倍」という登場人物がインタビューに対して答えた内容であるが、Facebookなどで暗に安倍が自分であることを認める発言をしている
  3. ^ にっぽんの成功者

関連項目

外部リンク