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「Opera 9」のファーストパブリックベータ
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Opera Softwareは20日、Webブラウザ「Opera 9」のファーストパブリックベータを公開した。Windows、Mac OS、Linux、Solaris、FreeBSDといった各プラットフォームに対応した英語版を用意。同社のWebサイトでダウンロードできる。
Opera 9では、ニュースフィードやゲームなどがデスクトップ上で利用できる「ウィジェット」を用意した。F6キーを押すとウィジェットを利用できる。また、P2Pファイル共有ソフト「BitTorrent」のプロトコルを実装。BitTorrentによるファイル共有やダウンロードに加えて、ブラウザ上の検索フィールドから、BitTorrentネットワークに流通するファイルの検索も可能だ。
さらに、複数開いたタブを一覧表示するサムネイル表示機能を搭載。広告や画像の表示/非表示を選択できるほか、Webメールやブログサービス用のリッチテキスト編集機能も搭載している。特定のCookieやポップアップ表示を拒否できるように、サイトごとの設定も可能だ。
Opera SoftwareのJon S. von Tetzchner CEOは「全世界のユーザーにOpera 9ベータのリリースを報告でき、誇らしい思いだ。Opera 9にはブラウジング環境をさらに向上させ、Web 2.0の開発者に役立つであろうパワフルな新機能が備わっている。Opera 9がインターネットエコシステムの生産性を新たなレベルに引き上げる」とコメントしている。
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P2Pファイル共有ソフト「BitTorrent」プロトコルでダウンロード
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BitTorrentネットワークに流通するファイルの検索も可能
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ウィジェットを用意
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ユーティリティだけでなくゲームも提供している
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://jp.opera.com/pressreleases/ja/2006/04/20/
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( 鷹木 創 )
2006/04/20 19:59
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