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IT系勉強会に参加する人が実践すべき10のこと

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Jan 30, 2009 - Programmer's BookshelfJan 30, 2009 - Programmer's Bookshelf

この時期になると各言語界隈の大規模なイベントが開かれたりして、勉強会熱が一気に上がってきます。4月から新しい環境で働き始めた人も慣れはじめて、勉強会に参加されることではないでしょうか。いくつかの勉強会を運営したり参加したりしている経験から、参加する人が実践するとよりメリットを享受できるようなことをご紹介します。

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イベントの定義を事前に理解する

大きく分けて、イベントには2つのタイプがあると感じています。この2つのタイプを理解して、十分な準備をしてイベントにのぞみましょう。

  • 講師から講義を受けて、知識を “教えてもらう” スタイル
  • 特定のテーマに沿って、ディスカッションや手を動かして “学びあう” スタイル

告知ページやメーリングリスト、Twitterなどで雰囲気はつかめます。過去の開催情報も公開している勉強会も多いので、それを確認するのが一番確実でしょう。

教えもらうスタイル

Students in a Classroom at Leakey, Texas, near San Antonio 05/1973Students in a Classroom at Leakey, Texas, near San Antonio 05/1973

「○○入門」といった感じの勉強会が多いタイプです。何も知らないところから、色々と手ほどきを受けて、使い始めてみるきっかけをつかむタイプの勉強会です。ですが、限られた時間で、限られたことをするので、体系的に知識を得られるケースはまれです。

よって、講義を受けたからといって満足してしまってはいけません。実際に自分で手を動かして、応用して、体得することが望ましいです。

学びあうスタイル

エンジニアやプログラマの出会いの場になります。特定のテーマに沿って学びあうのはもちろんのこと、普段使っているツールの意外な使い方を教えてもらったり、他の会社の事情などが見えてきます。エンジニアとして非常に得るモノが大きいタイプのイベントです。その代わり、事前準備が必要だったり、ある程度、提供できる知識があることが望ましいです。

ポジションペーパーを用意する

イベントでちょっと話しただけの人の名前は思い出せません。名刺交換しても、大抵、記憶に残りません。

IT系勉強会は特殊で、ネット上の顔と名前と実際の顔と名前が存在するというのが問題で、記憶できません。

  • Twitterなどのアイコン画像
  • ブログ
  • ハンドルネーム
  • 実際の顔
  • 本名

がつながらないとわからない。

おまけにちょっと話しただけで名刺も何も手元に無いと思い出しようもありません。

家に帰ってからも、この人どんな人だっけ?とか、Twitterで追ってみようとか思ったときに、ポジションペーパーが公開されていたら、実際にあった人をトラッキングするのに便利じゃないですか!!自分も便利、相手も便利、Win-WInですよ!!

で、具体的にポジションペーパーって、なに?どうするのよ?

簡単に説明すると、今回のイベントに参加するための立場(ポジション)を表明する紙のことです。実際はそれだけでなく、どこの誰で、どんな人なのよ?っていう情報はある方が望ましい。

  • Google ドキュメントのプレゼンテーション形式を使ってネット経由で見れるように公開する
  • A4用紙1枚にまとめるぐらいの分量が望ましい
  • 特にフォーマット等の規定はない。絵や写真もOK
  • 名前、ハンドル、ブログ等のURL、Twitter IDなども書こう
  • 普段、ネット上で使っているアイコンは必ずはろう
  • イベント開催日の数日前から規定の場所に情報を流すか、Twitter等にハッシュタグ付きで情報を露出しよう
  • みんながポジションペーパー書くイベントだったら、1人1ページでまとめて書いてもらう
  • イベント開催時に流し読みしたり、終了後に参加者の情報をトラックできるので便利

名札を用意する

まず、名札をつけることを恥ずかしがらない。RubyKaigiとかで利用しているはがきサイズの名札が便利。

Twitterのアイコンと共にハンドルとか書いておけば、知ってる人は声かけてくれる。

知らない人と話していても、アイコンだけでも覚えてもらえば、あとで絡んでくれる。

Twitterのアイコンが実際の顔写真じゃない人には必須のアイテム。

コクヨ¥ 196

名札づくりには「ついったー名刺ジェネレータ」がおすすめ

協力する・される

遅刻しない。イベントの準備、片付け等に積極的に協力する。

隣の人が困っていたら、助けてあげて、声をかけてください。

声をかけられた人は、円滑に勉強会を進めるためにも遠慮せずに協力してもらってください。

よく、「あっ!!大丈夫です。」って返事をして、全然大丈夫じゃない人がいます。せっかく勉強会にきたのですから、そこでしかできないことをしましょう。一人で黙々とやるだなら、家だってできますよ。

せっかくの機会です。どんどん質問しましょう。

無理矢理質問するぐらいでちょうどいいです。

キーワードをあつめる

  • 知らなかったこと
  • オススメしている技術や書籍
  • 講演者や気になった人のTwitter ID
  • かわいい子 or イケメン

を徹底的にメモっておきましょう。あとで調べるなり、購入するなりする。

写真を撮る

講演者や一緒にいた人たちとお互いに写真を撮りましょう。

FaceBookで共有したら、もうSNSで繋がりができますね!!

今後、色々とお世話になることもできるはず。

懇親会へ参加する

なんだかんだいって、濃い話やきて良かったなと思える話が聞けるのは懇親会です。

コレに参加しなくては、わざわざ出向いた意味がありません。と言い切ってもいいでしょう。

酒がまったく飲めない僕が言うのだから間違いない!!

積極的に話を聞きたい人の近くに行きましょう。きっと、誰も迷惑しません。

聞きたいことを聞きたいだけ聞きましょう。

できるだけテーブルを回るなどして、他の人との交流を深めておくと、後で絡む機会も増えるでしょう。

ちょっと話して、TwitterやFaceBookで繋がりをその場で持っちゃうと良いかもしれませんね。

感謝をする

イベントを主催、運営している方々に感謝しましょう。ある意味ボランティアで成り立っている部分が大きいはずです。帰り際の挨拶でも良いので、声に出して「ありがとう」と感謝をあらわすことが大切です。

ブログに記録を残す

イベントの熱が冷めるのは、長くても3日ぐらいが限度。

3日間ぐらいは、各所でブログが書かれ、Twitterでも交流がなされます。

もちろん、便乗しましょう。ついでに気になったキーワードについて触れておくと、各所から反応があるかも。

最後に…。

最後の10個目は協力してください。一つにあなたがIT系勉強会でしていることを、このページの下部にあるコメントに投稿してください。みんなで、意義あるコミュニティにしていきましょう。ご協力よろしくお願いします。

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