夏祭りや花火大会に向けて、浴衣を着る計画を立てている人も多いと思います。しかしバッチリ着付けを終えていざ外に出てみると、「動きにくい」「足が痛くなった」「トイレはどうしよう」と困った経験はありませんか?今回は、浴衣姿を美しく見せる所作から着崩れの直し方、痛くなりにくい下駄での歩き方まで、覚えておくと便利な「浴衣のトラブル対処法」をご紹介します。
■浴衣姿をより美しく見せる所作、着崩れやトイレ時の対処法は?
普段から着慣れている場合は心配ありませんが、「浴衣を着るのは特別なイベントの時だけ」という人のほうが多いはず。外に出てから困らないように、よくあるケースの対処法をチェックしておきましょう。
<浴衣を美しく見せる歩き方、座り方>
▽ http://beauty-fan.net/lifestyle/howto/shimizu/08/06jun2/index.html
▽ 日経クロストレンド
せっかく浴衣を着るなら、より美しく見える立ち方や歩き方、座り方なども知っておきたいですよね。女性の場合は、普段より行動をゆっくりするだけでも優雅な印象になります。また下駄で歩く際は普段よりも歩幅を小さめに、すり足気味で歩くのがポイント。車に乗る際は、袖を重ねて前にまとめ、お尻から座るようにするとキレイです。また、座った時に足を組むのはNGなので気を付けましょう。
男性の場合は、雪駄を履いて足をひきずるようなイメージで歩いてみましょう。そうすることで頭が上下せず、落ち着いた雰囲気に見えます。
<着崩れたら?トイレではどうする?>
▽ 浴衣でトイレの仕方や着崩れの直し方、着崩れしない美しい座り方 [暮らしの歳時記] All About
キレイに着付けたつもりでも、動いているうちに着崩れてしまうことがありますよね。こちらのエントリーでは、「衿や胸元が緩んでしまった」「帯がきつくて苦しい」といったよくあるケースの対処法を紹介しています。また、特に女性にとっては、どうしても心配になるのが“トイレ”。浴衣を汚さないようにするには、和式よりも洋式を選び、裾を持ち上げてピンなどで留めてしまうのがオススメです。
■鼻緒で足が痛くなったらどうする?下駄のトラブル
浴衣の際の足下といえばもちろん“下駄”。しかし普段から履き慣れていない人にとっては、「上手く歩けない」「鼻緒の部分が当たって痛い」といった悩みの種でもあります。
▽ 下駄を知る~会津桐から作るこだわりの柾下駄~ ―丸屋履物店
▽ 履物(下駄・草履・雪駄)を履く時の注意事項
まずは下駄の選び方や履き方、歩き方から見直してみましょう。下駄で歩く際は、かかとを2〜3cm出し、重心を前にして歩くのが正しい歩き方です。そのため、「前歯が先に減る」のは正しい歩き方をしている証拠。また出かける当日に下ろしたての下駄をいきなり履いたりせず、前もって履いて感触を確かめておきましょう。きついと感じる場合は、かかとの位置をずらしたり、鼻緒を調節することで履きやすくなります。また万が一靴ずれを起こしてしまった時のために、絆創膏を持って行くと安心ですね。
あらかじめ不安を解消できれば、浴衣でのイベント参加がもっと楽しくなりますね。浴衣を着るのをためらっていた人も、今年はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?また「浴衣の着付け方を知りたい!」という人は、以前はてなブックマークニュースでご紹介したこちらのエントリーもあわせてご覧下さい。
▽ 着崩れないコツ、男性の着付けは?初心者でもできる「浴衣」の着付け - はてなブックマークニュース
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