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958. 失恋船長 (2024-10-24 03:20:27)

『永遠に光り輝け奇術師の手先を持つ高速ギタリスト ジョシュア・ペライア』10選



①Joshua – Surrender Love
個人的にはジョシュアと言えばこの曲を思い出す
思い入れではNovember Is Going Awayだが
総合力ではこちらが上
合わせ技一本である
エモーショナルな歌声のジェフ・フェンホルト
彼の甘めのハイトーンが好き
ブラックサバスに一瞬加入してデモ音源を残す
あとギーザー・バトラーバンドでも歌っていてデモがある
そのジェフの加入がバンドサウンドを底上げした
曲重視の姿勢もいい
ギターソロでは唐突に速弾きを披露するのはご愛敬
そこがジョシュアである








②Joshua - Heart Full of Soul
まぁヤードバーズのカヴァーになるのだが
叙情味がプラスされジョシュアらしさが増量
こういう曲を上手くこなすのが彼らの魅力
やはり歌がいい





③Joshua - Your Love Is Gone
あまいなぁメロディックですね
硬軟交えた叙情派ハードナンバー
1stから三曲続けて選びましたが
正直あのアルバムが一番
全部あれからでもイイ
随所に飛び出すギターと
裏で鳴るキーボード
上手くやっています







④Joshua – Hold On
ねじ込まれる強引なギター
俺がジョシュアだという顔を見せつけているが
そんなに凄いわけじゃないのがジュシュアの愛されポイント
アクセル・ルディ・ペルタイプである
キャッチーなパートと対比する攻撃的なギターサウンド
強引な組み合わせだがかっこいいと納得させる
次の曲も凄くイイ
やはり1stは名盤だ





⑤Joshua - November is Going Away
狂おしい程に感情を揺さぶる泣きの旋律
これぞじジュシュアの代表曲
これ一発で歴史に名を残したとメロディ派のマニアは自負します
そういう見づらさがプロレスのバトルロワイヤルのように感じれられたのならば
この曲は楽しいぞ
ここで歌うスティーブン・フォンテーンはオーディションでバーニー・ショウより先にユーライアヒープの
シンガーの座を勝ち取るも私生活に難がり過ぎでクビになった男
要するに不真面目だからステージではペケね
ここでもイマイチなんだよなぁ
でも彼の透明感のある声は邪魔していない
主役はジョシュアのギターだが曲がいい
ガルネリウスのカヴァーがある意味最強かもしれない
ジョシュアの音楽室に飾ってある肖像画みたいなヘアースタイルが目に浮かぶよ







⑥M-Pire - You Want It All
ジュシュアというバンド名を捨て活動していた90年代半ばにリリースされたアルバム
2001年に再びジョシュア名義でリリースされるややこしいアルバムChapter Oneから
ブルージーさを加味させたハードサウンドはそれまでとは感触が違う
ジョシュアのルーツとしては問題はない
歌い手も実力派でクリアーな声を歪ませ歌っている
ソロではリズムカルなプレイ
スライドを使ったりと今までとは違う面を強調しているが
速弾きする姿はやはりジョシュアで
お得意のフレーズも顔を出す




⑦Joshua - Reach Up
新たにロブ・ロックがシンガーの座につき
先行でシングルカットされた
アルバムのオープニングナンバー
ギターは控えめで甘口なサウンドに変換
もっと攻撃的なサウンドの方がイイのだが
時代はメタルバブル全盛の時代
当然の変遷だろう









⑧Joshua – Stand Alone
ロブの優しい歌声が印象的です
名一杯張り上げるだけじゃないリラックスした歌声が印象的だ
控えめなジョシュアだったが
曲で勝負できるところは魅せてくれたが
アルバム全体が丸みを帯びた軟弱なモノだ
しかいAOR系のハードマニアには歓迎されるだろう
哀愁のメロディを弾くジョシュアは常に魅力的である



⑨Joshua - Divine Intervention
ジョシュア名義では最後のアルバム
2012年にリリースされた
まさにResurrectionなアルバムとなった
シンガーはマーク・ボールズ
昔みたいなキレイで繊細な歌声ではなくなったが
彼の加入はバンドの格を上げた
練り上げられた展開は過去イチ
アルバムのオープニングナンバーとしては申し分ないインパクトを残した
最近名前を聞かなくなったジョシュア
残念である
最後まで1stを越えられなかった
なにより本当はどんなギタリストだったんだろう
それがジョシュア・ペライアである






⑩Joshua - Blood On The Nile
アルバムのリーダートラックと言えるシリアスなナンバー
過去のアルバムと比較しても甘口だけではない
硬派な面を膨らませているが叙情味は失われていない
マークの荒めの歌声が気になる
ライブの合間にレコーディングしたのかと不満もあるが
これがリアルなマーク・ボールズなのかもしれない
色んな意味でジョシュアは最後まで付いていなかった気がする
でも歌メロはいいぞ





ポール・ディアノに続きジョシュア・ペラヒアがなくなった。でも今ではジョシュア・ペライアの方がカタカナ表記としては正しいらしい。英語の話せない日本人あるあるである。メディアがそういうと信じるよね。でも発音なんで本当のところはワシには分からん。洋楽も邦楽も別けて音楽を聴いたことはありません。だから英語の訛が聞き分けられないのでしょう。でも投資詐欺にひっかかることもありませんのでご安心ください。

ジュシュア・ペライアの出会いは80年代の後半、イングヴェイの登場により速弾きブームは上がりきる。そんな中で友人が教えてくれたのがNovember Is Going Awayだった。イントロで奏でられる鍵盤プレイの美しい旋律。そしてジョシュアの泣きのギター、一発で心を掴まれた。正直、凄い上手いわけではないのだが、アメリカ人とは思えない泣きの感性に共鳴したのである。
今以て愛している珠玉の一曲。世間的には知名度も低く、知っていてもNovember Is Going Awayだけの一発屋扱いである。
確かIntense Defenseの評価がめちゃくちゃ低く、それを丸呑みするしか能のないメディア信者の馬鹿共の多さもが一番なんだが、そんな盲目な狂信的信者も後期高齢者となったので、偏見の少ない若い人にはジョシュアを知って欲しい。

彼の奏でる独特の旋律。それはネオクラとはまた違った風合いがある。

あぁここにきて2001年リリースのSomething to Sayから一曲選ぶの忘れていた。許しておくれよジョシュア。配信盤も出ていますのでメロディ派のマニアは追悼しましょうよ




959. 失恋船長 (2024-10-28 20:03:14)

『胸キュン/胸熱ロック 90』10選



①The Original Iron Men - LET HIM ROCK
叙情派英国ハードサウンド
絶妙なキャッチーさとポップさを際立たせている
武骨なポール・ディアノの歌声が力感をアピール
いぶし銀のギターワークも耳を惹く









②Rata Blanca - Rock es rock!
情熱の国スペイン
その熱情を込めたハードサウンドは古典の極み
久しぶりに彼らの名前を聴きました
是非ともフルアルバムをお願いします
新曲はどれもが無駄をそぎ落とした古典ですね







③Impellitteri - Wrath Child
レーベルがしっかりしていると音楽性のヴィジョンも明確ですね
切り売りされる新曲はどれもが
クリス・インペリテリの高速ギターだけじゃない
パワフルなアメリカンメタルをやり切っている
ドラムが強烈
グラハム・ボネットの共演でイングヴェイもどきの烙印を押されたが
クリスのギターは別もん
良い環境に恵まれて良かったよ









④CHANGE OF HEART - Wayward Son
力強い歌声とハードなギターを前面に押し出しロックバンド然とした力強さがある
それでありながらも壮麗なコーラスワークと口当たりの良いメロディ
それらをHM/HRという枠内で見事にしあげているのだから
恐れ入る
国内盤も出ているのだから人気があってもおかしくないのですがね








⑤Moon'Doc - Why Don't You Know
時代が時代だけにダークでヘヴィな音像だが
根幹にあるのはメロディックメタル
ハーマン・フランクの凄腕ギターソロは健在
歌い手はFreedom Callのクリス・ベイ
重苦しいサウンドメイクとメロディックは噛み合っていない
でもこれが90年代中期の正統派メタルバンドが苦心して作り上げた作風になる





⑥IRON FIRE - On the Edge
ドイツらしい堅実さ
硬軟交えたメロディックかつパワフルなサウンド
正統派メタルファンに訴求するだけの魅力が十分
この時代日本では意図的にアメリカのミュージックシーンを押す動きがありました
馬鹿げていますが
あんな不自然なことを爺さん達にやるから新陳代謝が行われないのだよ
いまだにビックインジャパンである
女子供を相手に金儲けを画策するな





⑦X.Y.Z.→A - Lonely Journey
チョイ臭い歌詞が逆に胸に染みます
年を重ね声に一段と説得力が増した我らが先輩
彼の歌声なくしてはここまでの味わいは生まれない
個性的な声質で日本を代表するロックシンガーだ
面白いので一発チャンスがあれば人気者になれたのにね
ラウドネスでは仮面をかぶりすぎだぞ
橘高さんのギターも泣かせてくれます
アルバム自体は散漫な印象を与えるモノだったが
曲自体は良かった








⑧Joe Lynn Turner & Maria Ilieva - Forever
スキンヘッド姿も披露したジョー
ここいらで一発代表曲を出して欲しいよね
この共演は素晴らしいモノである
彼女の知名度もあり
再び成功を収めて欲しい
美しいバラードである
これぞジョーである



⑨Alaska - HEART OF THE STORM
日本では全く人気の無いバンドですね
絶対レビューが低いんだろう
哀愁のメロディと商業ベースに片足をツッコんだサウンドは
いぶし銀のギターワークと堅実なリズムプレイが伝統芸能を見せつける
軽やかな味付けのキーボードなのど隠し味
いいですよ








⑩SHOW-YA - KISS in the RIOT
全曲英詩に挑戦した意欲作
あのアルバムは凄くワールドワイドな感性に彩られていた
CDの売れない時代なので苦戦したろうが
チャレンジング精神あるれるアルバムは見事でしょう
メロディアスかつハードなサウンド
シングルヒットした曲にも負けない
哀愁のメロディと力強さ
そしてキャッチーさが混ぜ込まれた名曲ですよ
テクノロジーの恩恵を受けよくぞ仕上げました
キャプテンのキーボードがいいんですよね
リズム隊は過去イチハード
ベースもバキバキ聞こえてくる
キックの音も頼もしくなりました




960. シン・聖なる守護神 (2024-11-09 16:25:40)

『個人的偏向による"コレ、イイですよ"的HM/HR』10曲選 ~第4弾~ ※メロ優先で選んでみました編 (第1弾:発言No.933 第2弾:発言No.938 第3段:発言No.940 第4段:発言No.954)

①It's Alright[1985] / DAGGER
>カナダ産4人組による唯一作"Not Afraid Of The Night"からでタイトル曲などではなく、Key.リフがハック響きメロウに展開するミッドテンポ曲を選出
やや不器用感漂う歌唱の評価は微妙だが、全体を覆うメロ感は良いと思います

②Spark And Flame[1991] / FROM THE FIRE
>国内発売されたものの現在はレア化しているUS産5人組の唯一作"Thirty Days And Dirty Nights"からで、ゲスト女性Vo.テレサ・ストレイリーとのデュエット曲
その如何にもなドラマ性はこの手のマニアが追い求めている展開と言えるのでは!?
またキラーチューン的色合いも感じられる1曲

③I Need Your Love[2002] / GOLDEN FARM
>こちらも国内発売されたのでご存じの方も多かろうと思うスペイン産5人組唯一作で、本作はどの曲も素晴らしく表題曲以外も候補は色々とありましたが、今回はこちらを...
ジャケイラストの如くお涙頂戴的展開が魅力の1曲

④Guardians[1988] / LIX
>US産5人組唯一作"S.t."からで、特に前半は煮え切らないが、後半は結構キテます(笑)
そのポール・スタンレー似の歌唱で歌われる表題曲はそのドラマ性も相まってキラーチューン的色合いも強い出来
ややプロダクションに難があるがソレを差し引いても十分な1曲

⑤Smoke Screen[1988] / LOST & FOUND
>女性がDs.を務めるというUS産6人組2ndで、'09年には発掘レーベル「RETROSPECT Records」からボーナス2曲を加えて再発もされています
全曲凄い作品ではないがトップ曲や4曲目、そして9曲目に配された表題曲などHM/HRメロ派にもアピールすると思います
特に表題曲は少しプレマン風味も感じさせる展開で中々キテます(笑)

⑥Gypsy Blood[1990] / MANILA THRILLS
>US産4人組7曲入りカセットで発売されたという"Tomorrow's Waiting"のトップに収録された1曲
その若さ溢れる勢いあるメロハーはLAメタル的で高音域も操る歌唱も含めかなりの域
時にクリスチャンメタル的色合いも感じられます
因みに'07年に発掘レーベル「RETROSPECT Records」からボーナス4曲を加えて初CD化されています

⑦Tonight You're Mine[1989] / SILENT RAGE
>当時、国内発売もされ、現在ではその"帯付盤"はかなりの高値で取引きされているというUS産4人組2nd"Don't Touch Me Threre"から
ややバラード的展開ながら適度な哀愁感などはHOUSE OF LORDSの"Spirit Of Love"辺りの雰囲気も感じられます
アルバム全体としてはやや出来過ぎ感もありますが、楽曲の出来も申し分なく
完成度はかなりのモノです

⑧Sube Kleine Jenny[1992] / TANNER
>全曲ドイツ語で唄われる独産5人組の1st"Auber Atem"からで、アコギから徐々に展開していくメロハーは素直にカッコイイ
ドイツ語という事に違和感のない方にはオススメ出来る作品でアルバム全体としても中々の出来と言えるでしょう

⑨Lonely Nights[1989] / VAMP
>独産4人組唯一作でPro.はかのトニー・プラット
あまりジャーマンは感じず、特に表題曲の適度な哀愁感は故トニー・ミルズ辺りが歌ってもハマりそう
表題曲は7曲目ですが続く8曲目も素晴らしい
きっと多くのメロハー好きが追い求めている曲だと思いますよ

⑩Romancin' Blue[1988] / プリンセス・プリンセス
>最後は国産からという訳で"プリプリ"です(笑)
2nd"Here We Are"からで、表題曲の哀愁感と適度なハードポップな展開はメロハーと言っても良い1曲で名曲と呼べるでしょう
未聴の方には是非とも聴いていただきたいと思います

※アルファベット順(⑩は除く)



961. 失恋船長 (2024-11-11 07:42:59)

『燃える哀愁のANTHEM』10選



①IMMORTAL BIND - NUCLEUS
森川が歌う英詩ヴァージョンにより生まれ変わりました
オリジナル盤が身体に染みついているのですが
キャッチーでメロディアス
そして攻撃的なANTHEMメタルの決定盤
ギターソロもクール
なによりドラムが凄いのよ
本間さんはドエライリズムを刻みましたね
田丸も大善戦です









②BLACK EMPIRE - BLACK EMPIRE
メロディの充実ぶりが凄いアルバム
それを象徴するようなオープニングナンバー
坂本英三の歌声も森川待望論を封じ込めるパフォーマンスを披露
坂本英三時代のピークを迎えた
まさにブラックエンパイアなANTHEMというバンドの
凄みとジャパニーズメタル史における強烈なインパクトを残した







③HEAT OF THE NIGHT - BLACK EMPIRE
歌メロが印象的ですねぇ
英三の甘さのある歌声がよく似合います
鋼の如きしなやかで硬質なリズム
強烈なインパクトを残しています
これが大人のヘヴィメタルかぁ
サビメロの高揚感はジャンルを超越して訴求する魅力がある









④GHOST IN THE FLAME - BURNING OATH
魂を削る熱唱を披露した坂本英三
彼のルーツにこういうブルージーさがあるのかは不明だが
いい仕事をしている
ANTHEMとしては初めてのタイプの曲だが
この泣きにグッとくる
森川のリメイクヴァージョンも素晴らしいのだが
ここは敬意を払いオリジナルを尊重する








⑤FAR AWAY - ENGRAVED
イントロからゾクゾクとさせてくれます
メロディに拘り質を高めてきたANTHEMサウンド
森川之雄の歌なくして成立しない音楽性である
アンサンブルの頂点に君臨する森川之雄
そしてメロディを聴かせるアレンジに重きを置いた
屈強なる哀愁のヘヴィメタル
新生アンセムとして二度目の頂点を迎える





⑥LOVE OF HELL - ABSOLUTE WORLD
センチメンタルですね
森川がそっと寄り添い力強く抱きしめてくれます
こういう曲でもいいドラムを叩いてくれます
難しいアプローチですよね
ベースも良い仕事をしていますよ
この振り幅の広さがANTHEMの魅力
あらゆる呪縛から解き放たれたバンドの強みである





⑦DON'T LET IT DIE - ABSOLUTE WORLD
哀愁のANTHEMサウンドと言えばコレでしょうね
森川の生々しい歌声
我が家の小さいスピーカーからでも臨場感が伝わりますよ
森川が衰えた?
んなアホな
ギターソロもたっぷり楽しめます









⑧ONSLAUGHT -Version1.1 - SHINE ON
JPのあの曲が叩き台だが
そんな事はどうでもよい
森川之雄が歌うことでよりソリッドで力強い曲へと昇華した
タイトなリズムから繰り出される攻撃性と叙情味溢れるギターサウンド
こういう音を難なく聴かせてくれるバンドが凄い
国籍で音楽を聴いているヤツは耳が付いていないと同じだなぁと常に思いますね




⑨LET YOUR HEART BEAT - HUNTING TIME
裏で鳴るキーボードもいいですよね
エンディングも好きです
甘くて力強い森川の歌声も凄い
何度聴いても胸にグッと迫る
大内もこういう曲を料理してくれました
ドラマティックだなぁ
スケールの大きいバンドサウンドだよ







⑩SHADOW WALK - ANTHEM WAYS
フレドリック・ノルドストロームのリミックスによって深みが増しました
そして泣きも増量していますかね
ザクザクと刻まれるギターリフに福田洋也の意地を感じます
この曲はリメイクヴァージョンに限る
それは島紀史がソロを弾いているから
何故ならば彼は中間英明フリーク
中間英明がいたANTHEMは湾岸戦争の影響で予定していたレコーディングが出来なくなり
そして中間とはアルバムをリリースすることなく袖を分かつ事となった
それだけにこのソロは中間英明がいたANTHEMはこうだったと言うことを想像させてくれる
ネオクラスタイルを屈強なる英国風メタルの融合
今なお中間英明がいたANTHEMのアルバムが聴きたいといいう願望はきえてなくらない




962. 失恋船長 (2024-11-13 16:33:48)

『胸キュン/胸熱ロック 91』10選



①KILLERS - Children of the Revolution
リアルアイアンマン我らがポール・ディアノ
彼の訃報を受け入れられないマニアを多いでしょう
そりゃ詐欺まがいの人生でしたよ
ミュージシャンとしても腰の座りの悪い男でした
でもその熱い歌声はいつも裏切らなかった
時代の波に飲まれながらも
こういうヘヴィでブルージーな曲をやっていたことを知って欲しい
ポール・ディアノの歌声も味わい深い










②Razor - Tortured Skull
不穏な空気が流れるイントロから空間を引き裂く絶叫シャウト
そこかれ一気に雪崩れ込みます
先を読ませないスリルと荒削りな音像から解き放たれるパワー
このバンドもっと評価されるべき
メタリカ最高は聞き飽きた
あれメタリカのファンじゃないヤツがいっているんだよなぁ







③ALL FOR METAL - Temple Of Silence
オリエンタルな和風を意識したサウンド
コーワスワークやなどお馴染みだし
相変わらずドラムもベースも音がスポイルされて迫力が伝わらない
そして面白くないプレイに終始している
ツインギターコンビもそこまでインパクトを残せない
二人の異なる歌い手が目立つ構成
曲を聴かせたい事に比重が掛っているのだが
個性は薄めなのが微妙だが
なぜだか妙に気になるバンドである
これが大人のヘヴィメタルかぁ
サビメロの高揚感はジャンルを超越して訴求する魅力がある









④THE HALO EFFECT - Detonate
不変なる正調メロディックデスメタルというところか
イエテボリサウンドを継承する彼ら
参加メンバーも見れば一目瞭然
あの名前は使えんのか?
若い人にはこれこそが古典なんだろう







⑤Lemuria - Barren Waste
日本のインディースバンド
音源は From Electric Lady Land '84から
日本人らしい木目の細やかな叙情派サウンド
英国寄りの日本人好みのサウンドです
こういうの大切にしたいねぇ





⑥SLAYER - Shoot Down Tokyo
ジャパニーズメタルですねぇ
この雰囲気がそうですよ
見せ方が少々クサイのだがそれが魅力
ツインギターのバトルもハモリもベタだが
それもインディーズ
もう少し音の厚みがあれば良いのだが
製品の性格上そうはならなかった






⑦JEWEL - Appeal to Arms
ジュエルらしい活きのいいナンバー
CD化の際にボツになったんだよね
甘めのハイトーンも懐かしいですね









⑧EX-DANGER - Imagination Break Down
音質は良くないが
このバンドが目指す方向性は伝わってくる
鍵盤プレイも効果的に機能
ギターだけじゃない華麗な鍵盤プレイに耳が持っていかれる
クラウス・マイネ風の歌声も日本では少ないタイプですよね
日本人らしい木目の細やかなメロディ
様式美メタル風味満点の叙情派メタルです




⑨STOR BRINGER - ラブ ファイヤー
RAINBOW直系の様式美メタル
そこにジャパニーズロック的アプローチが加わり
独自の世界観を作り上げたのがジャパニーズメタル
そういう初期の国産メタル臭がプンプンと漂います







⑩REACTION - Lost My Heart
初期ならではの攻撃的なナンバー
ここから発展して代表曲が生まれたのだろう
そういう意味ではこの曲は貴重なナンバーとなる
ライブならではの勢いに満ちている




963. 失恋船長 (2024-11-24 18:45:51)

『胸キュン/胸熱ロック 92』10選



①演歌メタル - Metal de Enka
福田洋也プロデュースによる企画モノ
アニメタルブームの流れで乱発された類似品ですね
シンガーは存じませんが小野正利風で悪くはないが凄くもない
JUMPから北酒場はワロタ










②WOLF - LAST WORD
コンピ作でしか聴けないミドルナンバー
リフはのちの転用されますね
そういう意味ではこちらは叩き台の一曲なのか
松本の粘りのあるマイルドな歌声がワンランク上へと押し上げる
ベースもバキバキ唸っている
インディーズなんで音質は良くないが
バンドとしての力量は十分伝わる
黒木のギターソロもスリルたっぷり







③松本孝弘 - Dead Line
若かりし頃の松本らしい
テクニカルな要素を詰め込んだインストナンバー
スピード感も大切にしたギターは良く歌うが緊張感もある
このもてる技術を詰め込んだプレイは
彼のギターヒーロー然とした野心に満ちている
今聴いても十分カッコイイね
もう十分大金持ちなんだから
TMGを初めもっとメタルなサウンドを聴かせて欲しい










④DANTE - Paradise Lost
時代性を取り込み跳ねるリズムも印象的
とにかく工夫を凝らし聴かせてくれる
アイデアで勝負するが機能している
ソングライティング力の高いバンドであり
演奏力の高かった








⑤BAD LOSER - The Right Answer
哀愁のミドルナンバー
南の温かみのある歌声と哀愁のメロディ
ハードさにダイナミズムが加味されれば良かったのだが
サウンドミックスがマイルドすぎるのが残念
このバンドのハードさがスポイルされている
しかし腕は確かだ



⑥Ron Keel - The Cowboy Road
メタルカウボーイ我らがロン・キール
ソロならではのロンの伸びやかで円熟味を増した歌声
長年のキャリアを無駄にしない
生き様が歌声となりメロディに乗っている





⑦Yngwie Malmsteen - Locked & Loaded
○○パート2みたいな曲だが
今ではこんなにストレートなメタルソングをやらない
またインギー自身の声では魅力も伝わらない
ドゥギー・ホワイトも気合いを入れて歌っている
最近全く聴かなくなったインギー
彼に必要なのは家来ではなくバンドメンバーである



⑧Show-ya - Let it go
渡米してステファニー・ボジャースとの活動を模索するも
結局は日本に帰国して再始動
新シンガーにYoshinoを迎えミニアルバムをリリースしたが鳴かず飛ばずだった
今あのミニアルバムの価値はどの程度なのだろう
高額ならば売り飛ばそうかなぁ
元気でキャッチーなショーヤサウンドを楽しめますよ



⑨CROWLEY - EVIL BRIDE
何度聴いても飽きないねぇ
このバンドらしい妖しげなメロディとキャッチーさ
古くて新しい正統派サウンドは唯一無二の個性を放っている
PVも低予算ながら良く出来ている
意味ありが成立しているからね



⑩44マグナム - Ow!
初期の頃に演奏されていた曲として知られる一曲
アルバムPRISONERにてようやく正式な音源として世に残せる
若干アレンジも加わっているようですが
初期らしい勢いと英国テイストが上手く混在している




964. 失恋船長 (2024-11-26 02:19:28)

『胸キュン/胸熱ロック 93』10選



①The Big Deal - Like A Fire
来年リリースされた2枚目のアルバムからの先行公開
日は変わりましたが出来たてホヤホヤです
哀愁のメロディと躍動感溢れるキャッチーなハードサウンド
コンパクトにまとめ上げ視聴感もアップ
良い感じですね
でももうチョイ長くてもいい気がします








②Tony Iommi & Xerjoff - Scent of Dark
香水メーカーとコラボした新曲
我らがアイオミ様はヘヴィなリフで往年の空気をバリバリ醸し出しています
適度なオーケストレーションアレンジも効果的
崇高なサウンドへと昇華しているがアイオミの無駄使いを感じる








③Manowar - Sign Of The Hammer
今だ現役でステージに立つベテランバンド
こういう勇壮な曲をやり切っている姿は感慨深い
メタルだなぁ
メタルだよ
味の濃さもメタルだよ










④Tyketto - Forever Young
哀愁のメロディが耳を惹きますねぇ
こういう曲に弱い身としては
永遠に聴き続けるタイプの曲ですね
良い意味でのメジャー感とシリアルさが格を上げている








⑤JORN - Ride Like The Wind
クリストファー・クロスのカヴァー
サクソンがやったことでも有名ですが
ヨルンヴァージョンも悪くありません
彼は何でも器用に歌いこなせる男ですね




⑥NO SHAME - A Hard Man Is Good to Find
少々芝居掛った歌い方ですが
ガールズメタルムーブメント的な流れで出てきましたが
大成功とはいかずアルバム一枚で消えました残念ですよね
今の時代の方が成功する気がする
刹那な哀切を讃えたロッカバラード
歌い方の癖が強い




⑦Dokken - Dream Warriors
映画エルム街の悪夢のサントラに提供した曲
このバンドらしい哀愁のメロディと
キレのあるギターワークが耳を惹きます
ドッケンらしさ全開の曲でしたね
デモヴァージョンではベースのジェフ・ピルソンが歌っているのだとか




⑧Smith/Kotzen - White Noise
大人のロックですよね
地味深いヘヴィなサウンド
時代を超越した古典サウンドの強み
二人とも歌えるから様になる
味わい深いねぇ



⑨Neil Young - Rockin' in the Free World
やはりこの哀愁のメロディにやられますよね
個人的には哀愁に弱い
普遍的なロックの定番サウンド
若い人にこそ知って欲しい一曲だ
シンプルだが骨太なサウンドに痺れる


⑩HARD BOY - Hard Boy
タイの正統派メタルバンド
オネエ臭も漂いますが
サウンドの方は80年代のエッセンスを取り込んだ
極上のメロディックスタイル
好きモノにはたまらんでしょう




965. 失恋船長 (2024-11-28 16:06:36)

『胸キュン/胸熱ロック 94』10選



①Tahnee Cain & The Tryanglz - Burnin' In The Third Degree
映画ターミネーターのサントラとして有名な一曲
他にも数曲このプロジェクト名義で参加しています
どの曲もメロディ派のマニアには勧められますが
ハードさが高いこの曲でいきたいですかね
哀メロなのよねぇ





②Alice Cooper - He’s Back The Man Behind The Mask
13日の金曜日のどのシリーズかは覚えていませんが
提供というかコラボした一曲でしょう
ショックロックの帝王とホラー映画の相性は抜群ですからね
シンセの効いたキャッチーなハードナンバー
アリスの歌声のおかげで不気味さも漂っている





③Terra Rosa - DEATHBLINK
アルバム屈指のハードナンバー
暴れるオルガンとダイハードなリズムプレイに仰け反る
歌い負けしない赤尾のパワフルヴォイス
新風を巻き起こす今井のリードギター
怒り狂う様式美メタルに悶絶である
彼らには是非とも復活して欲しいねぇ









④XYZ - Take What You Can
キレのあるギターサウンドとプレイ
熱の籠もった歌声
そしてタイトに締め上げる強靱なリズムプレイ
ハードでメロディック
硬派さを失わないが聴きやすさもある
歌メロが大好きである








⑤Kingdom Come - Do You Like It
しなやかですよね
流麗なメロディックメタル
適度に洗練されているが軟弱にならないハードさも補完
こういう曲で売れて欲しいよねぇ
やっぱりメタルバンドだもの





⑥Leatherwolf - Hideaway
上手く仕掛けていますよね
典型的なロッカバラードの陥らないよう工夫しています
売れ線志向ですが
そうならない職人気質があるバンドでした
成功して欲しかったなぁ





⑦Vixen - Not A Minute Too Soon
ホンノリ漂う甘酸っぱさ
哀メロナンバーにハスキーヴォイスがよく似合う
2枚目のアルバムは快作だ
どの曲もヒットする予感があっただけに
このバンドは時代に翻弄された
今の方が成功したろう
実力派のバンドだったよ






⑧Lee Aaron - Watcha Do To My Body
硬軟のバランスに気を配った一曲
彼女の健康的な魅力を打ち出しつつも
ロッカーとしての実力を知らしめたい
両得を狙ったシングル向けのナンバーだ






⑨Mark Free - Dyin' For Your Love
メロディがイイですよね
この歌声が楽曲の良さに拍車を掛けている
力強いチョイハスキーヴォイスが凄くいい
泣かせるわ
切なさを際出させるのは
この声があるからです






⑩URGENT - Running back
時代を感じさせるシンセと軽めのリズム
そして哀愁のメロディを力強く歌い上げる
適度にハードだがメロディを聴かせるアレンジに注目
イアン・ハンターとミック・ロンソンというプロデューサーチームの手腕も見逃せない




966. 失恋船長 (2024-11-29 15:59:40)

『胸キュン/胸熱ロック 95』10選



①STEELER - Give Me Guitars (Or Give Me Death)
スティーラー名義でリリースした一曲
PVを見てびっくりロン・キールがスキンヘッド
でもそこに気を取られてはいけない
ベースのリック・フォックスが別人である
思わず『もうええでしょ』と言いたくなる風貌の変化に目を奪われるが
イングヴェイの後任として活動したミッチー・ペリーが参加
とにかくインパクト大のPVに釘付けだ
ミッチー・ペリーと言えばマイケル・シェンカーがギターをへし折って作った
駄作パーフェクトタイミングのワールドツアーに参加した事でも有名ですね





②McAuley Schenker Group - Love Is Not A Game
一部の批評家から辛い評価を何故か受けるロビン・マッコリー
そのせいでこの時代のマイケルは評価が低い
でもそれはマイケルが単に自分のキャラを捨てただけだ
商業ベースに乗りソングライティング力を放棄しただけ
だからこの曲を聴いてマイケルがギターで参加していると思わない
ロビン・マッコリーのソロアルバムだ
だから評価が二分する
そしてロビン・マッコリーは辛い評価をされるような歌い手ではない
キメ曲がないのが問題だったアルバム
この曲だって哀メロナンバーだが
覇気が無い
それは制約を設けたからだろう



③Terra Rosa - A HELL RAY
イントロのギターからテンションが上がります
ギターソロもエレガントなのよねぇ
フーガロックとは良く言ったモノ
このバンドの魅力を端的に打ち出している
力強さを華麗なハードサウンド
様式美メタルの権化ですよ









④Show-Ya - Echo Thru The Night
自主制作でリリースされたアルバムのオープニングナンバー
キャッチーでメロディックな一曲
リラックスして歌うステファニーの声がロマンティック
背伸びしないプレイも好感が持てるのだが
旧来のファンには物足りないだろう
時代がメタルを求めていなかった








⑤魔女卵 - Afraid Mind
今でも良く聴く魔女卵のミニアルバム
正式な音源は映画のタイアップを絡めたヤツだけだった
MIZZYの歌声も好きだ
歳を重ねるほどこの大阪ブルースロックが染みる
若い人には渋すぎるだろうが
歌詞も含めて昭和臭が大好きだ





⑥COBRA SPELL - Love Crime
パワフルかつメロディックな正攻法で挑む正統派メタル
オフショットを見せますよなPV
狙いすましたギャップ萌えは世界共通なんだろうか?
こういう曲を聴くとヘヴィメタルという言葉は普遍的である
メディアがついた嘘には乗れないね
アメリカに続けとか女子供を売りに金を稼ぐ連中も気に食わん




⑦Bonfire - I Died Tonight
漂う哀愁とパワフルな演奏
そしてコーラスワークも活かし聴きやすくまとめる
しかしロックな力強さは失われない
このバンドらしい曲作りの上手さ
なによりベタをベタのままやり切る清さ
普遍的なナンバーだ







⑧The Big Deal - Survivor
キーボードも効果的に起用される
哀愁のメロディックメタル
何を聴かせたいか明確な為に素直に耳に入ってくる
ダイハードなモノを好む方には
もの足りなさもあるだろう
無駄を省きすぎるアレンジも好みが分かれるが
一発ヒットする予感が漂うバンドだ
コンパクトさに命を掛けている






⑨Vixen - Red
親しみやすいメロディと適度なハードさ
過小評価が続くバンドですよね
ギターのブリット・ライトニングも画になる
いいバンドですよ






⑩EZO - MILLION MILES AWAY
最も再結成して欲しいバンドだが現役引退しているメンバーばかりなので不可能だろう
大好きだった
こういうキャッチーな曲もやれるバンドになったが
灰汁の強さも忘れていない
切ない歌詞とメロディ
ミュージックステーションにて雅樹が女子アナを抱き寄せた姿は忘れられないぞ
あれアドリブだろう今なら炎上騒動である
本当に再結成して欲しいねぇ
いったいどこに隠れているのだ?




967. 失恋船長 (2024-11-30 10:51:41)

『週末はサスペンス映画で』10選



①多羅尾伴内
最後の銀幕のスター小林旭が主演する
七変化が売りの推理ドラマ
グロ目の描写もインパクト大
今では映倫に引っかかり撮影不可能な映像だろう
力技に度肝抜かれるが
昭和の映画は凄かった
これは序の口
凄いのは次の多羅尾伴内 鬼面村の惨劇だろう
あればぶっ飛んでいた
竹井みどりが新鮮だ
夏樹陽子斧でバーンである





②危険な女たち
原作はアガサ・クリスティのホロー荘の殺人をリメイク
舞台は日本だし現代劇だ
だからもう原型はないと言えるが
実力派の俳優を揃えたが無駄使いに終わっている
この映画世間一般的には駄作と言われる
たしかにそうなのだが
子供の頃にみたインパクトが強く
頭に残っている
サスペンスの王道が詰まっているのかもしれないが
やはり俳優の無駄使い
野村芳太郎のメガホンをもっても名作にならなかった
覇気が無い
それは制約を設けたからだろう



③丑三つの村
古尾谷雅人の怪演も話題
所謂津山30人殺しを題材にした映画
ワリと忠実に描いている部分が多いと言われる
それだけに18禁の危険映像だ
とくに夜這いのシーンが多めなのでエログロナンセンスの名作とも言える
いずれにしろ攻めた映画だが
後味の悪さでも有名な一本だ
うら若き田中美佐子のフルヌードも話題である











④女獄門帖 引き裂かれた尼僧
日活ロマンポルノみたいなタイトルだが
そんな軽い気落ちで見ると度肝抜かれる
エロシーンもあるのだが
それよりもぶっ飛んだ殺戮シーンにひっくり返る
力技だ
昭和のコンプラだから成立する映画だ
これを単なる成人映画で片付けて欲しくない










⑤ウィッカーマン
不気味な映画である
異文化というか文明社会から隔絶された島の歴史
その宗教観が恐ろしい事件を引き起こす
周到に計画された儀式への序章
不気味な映画だ
これがあるからミッドサマーが生まれたのだろう
ちなみにリメイクされたハリウッドヴァージョンは大駄作である




968. シン・聖なる守護神 (2024-12-03 22:56:09)

『個人的偏向によるメロ派におすすめしたい女性の歌う国産ポップス/歌謡曲』10曲選 ~第2弾~ ※昭和を中心に選んでみました編  (第1弾:発言No.913)

①最後の一葉[1976] / 太田 裕美
>6枚目シングル曲で作曲:筒美京平さん/作詞:松本隆さんのコンビが担当した名曲
ピアノからという入りで、そのタイトルの如く儚さを感じる曲調からサビへと向かうドラマ性はあまりに感動的

②席替え[2001] / 推定少女
>(当時)女子高生二人によるデュオで、その一人は後にアルディアスの二代目Vo.となるRe:NOさん(当時はRINO表記)
表題曲はデビューアルバムからで、メタラーが聴くなら次作よりもこのデビューアルバムの方をオススメかな...と
勿論、メタルとの接点などないがメロは中々良いモノがあるかなと
因みに次作のブックレット内で、煩雑な雑誌などに囲まれたフォトが掲載されていますが、その雑誌の中にTHE HAUNTEDが表紙の「TERRORIZER誌」があったりしたのはその後の未来を予想したのか?(笑)

③愛人[1984] / テレサ・テン
>"つぐない"と共に中年オヤジにはグッときてしまう名曲はその"つぐない"と同様に作曲:三木たかしさんと作詞:荒木とよひささんの黄金コンビ
少し拙い日本語が更になんとも言えない魅力で、その歌詞と秀逸なサビメロとが合さると...強烈な哀愁感に襲われます

④とまどいトワイライト[1979] / 豊島たづみ
>脚本家の大御所、倉本聰さんのドラマの挿入歌としてシングル発売された豊島さんの代表曲
少しヤサグレた歌声で何処か孤独さを切々と唄う様はネオン街の路地裏か何処かを彷徨っているかのよう...正に昭和を感じる一曲

⑤October Storm[1984] / 中森 明菜
>スタジオ6作目"Possibility"に収録された未シングル曲
ロックアレンジを施された一曲で、十分にメロハー好きにもアピールするのではないかと思います
バックのシンセも効いています

⑥Sentimental Holy Night[1989] / 南野 陽子
>"吐息でネット"や"はいからさんが通る"辺りが有名なのだろうが、アルバム"ディアー・クリスマス"に収録された表題曲は珍しくロックな雰囲気がありメロハー的な一曲でしょう
(森高千里さん辺りに近い!?)独特の鼻に掛かった歌声の評価は分かれるが、より大人っぽくなった容姿がとても魅力的だからワシには問題無い(笑)

⑦No Return[1981] / 宮崎 美子
>ユーミンや渡辺真知子さんなどの豪華な作曲陣とは裏腹に歌唱が追いついてはいないのだが、写真家/篠山紀信さんによるデビューアルバムのジャケ写がどうしようなく魅力的な一枚
して表題曲は八神純子さんが手掛けた八神さん自身と同路線の一曲で躍動感のあるメロディックな曲

⑧エピタフ~ライヴ[1972] / ザ・ピーナッツ
>昭和歌謡を語る上では外す事の出来ない姉妹デュオがナンとあのキング・クリムゾンの名曲カバーを演じたアナログ2枚組"オン・ステージ"から
カバー"対自核"も演じていますが、感動的という事なら間違いなくこちら
歌入り箇所の6分弱短縮版であるが、女性ダブルVo.とした事や当時の生バンドの圧倒的な構成は見事でしょう

⑨Stay There[1988] / プリンセス・プリンセス
>4th"Let's Get Crazy"からで、如何にもなハードポップさと歌メロの秀逸さをHM/HRリスナーが評価しないのは勿体ない(当時のB!誌の影響か!?)
特に多くの楽曲を手掛けた(当時)奥居香さんの作曲能力はもっと評価されて然るべきと思うのだが...

⑩パイプ・ライン[1973] / りりィ
>'72年デビューという女性シンガー・ソング・ライターの2nd"ダルシマ"からで、少しハスキーさとヤサグレ感を感じる歌唱はカルメン・マキ辺りに通じるのではないだろうか
バラード④"ジュン"やオーケストレーションを要した⑥"心が痛い"など秀逸なモノもあるが、歪んだギターと枯れた歌唱がイイ感じのヘヴィロックな表題曲がとにかくカッコイイ

※五十音順
※アニソンやドラマ挿入歌などは除きました



969. 失恋船長 (2024-12-04 00:27:24)

『胸キュン/胸熱ロック 96』10選



①RAINBOW - The temple of the King
もの悲しい旋律に胸が締め付けられます
派手さはありません
シットリと言うよりは厳かで空気が漂っています
今では完全に古典である
クラシックロックであるが
RAINBOWが忘れ去られる現代のハードシーンは虚しい





②David Coverdale - River Song
名物編集長であり偏見大魔王として有名だった酒井某氏
彼がカヴァーデイルのソロをAORを酷評
流石に若い編集者から突き上げを喰らいましたね
でもいつの時代も怖いのは批評家に全ベットする人生の人々
こんな渋いブルースがAORなわけないだろう



③Iron Maiden - Strange World
今の若い人はメイデンもあんまり知らないんだよね
センジュツなんて眠たくなるような新作でバンドを知るとなると困るね
ポールのメロディをなぞるように優しく歌う姿
光る汗が似合うスローナンバーですよ









④樋口宗孝 - LAW BREAKER 「M」
スリル満点イケイケゴーゴーのインストナンバー
何度聴いても興奮しますね
ブリブリのベース
華麗なる鍵盤プレイ
吼えるギター
そして樋口宗孝の堂々たるプレイ
最高のインストナンバーである









⑤Ebony Eyes - Can't You Kill Me Tonight
リミックスして再発されたときに収録された1stのボートラ
オープニングナンバーのインストの絡みもあるから
クロージングソングとして入れるべきだったでしょうね
国産様式美メタルの底力を感じますよ





⑥WIRED - King of the fire
ヨーロピアン調のメロディと名取りの良く伸びるマイルドな歌声
日本的な丁寧に積み上げられた音像と曲作りの堅実さ
時代が時代ならもっと高い評価を受けたであろう
正統派メタルマニアには救いのバンドであった
次作で方向転換したのが個人的には残念だが
今でも1stは愛聴している
この曲もベタだが好きだ
コーラスワークも印象的である
ギターも巧者でコンポーザーとしての才能も高かった
リズムプレイも的確で気持ちが良い





⑦福村高志 - 沈黙の伝言
甘いねぇ
このロマンティックですよね
ちょいキザな感じも好きです
福村高志は歌もイケるんだね
こういう曲って日本人の感性に訴えますよ
ソロアルバムだからなんでもありでしょう
ハードロックでもメタルでもありませんがね








⑧北島健二 - Stainless Smile
ジェフ・ベックが好きだからって
やり過ぎだろうと総ツッコみを喰らったインストナンバーだが
今となっては味わい深い一曲だ
こういうインストはもう聴けない
そういう時代になりました
だからこそヒッソリと身を寄せたいですね






⑨早川めぐみ - Rock City
1stアルバムは名盤だ
彼女の歌声は追いついていないが曲は魅力的なものが多い
アルバムの流れ的に埋もれがちなナンバーだが
曲単位ではインパクトを残している
個人的には1stアルバムは捨て曲無しの名盤だと思っている
参加メンバーのやる気にも目を見張る
ギターソロもいいねぇ
裏で鳴るベースも上手い






⑩TOUCH - So High
哀愁のメロディが華麗に舞い踊ります
泣かせますねぇ
静かに泣かせます
哀愁を背負う男の歌声とシンセを多用しつつも
売れ線サウンドになびかない職人芸に唸る




970. 失恋船長 (2024-12-07 15:05:58)

『胸キュン/胸熱ロック 97』10選



①Twist Of Fate - Twist Of Fate
最近すっかり名前を聴かなくなったブルガリアのギタリスト
ニコロ・コッツェフ
古典に根ざしたメロディックメタルは日本人好み
一定の成功を収めたと思うのだが
ジョー・リン・ターナーが歌う疾走ナンバー
ピタリとハマっていましたよね
ギターも一流だがコンポーズ力がハンパなかった




②Storace - Adrenaline
フロンティアレーベルには頭が下がりますよね
こうして往年のミュージシャンを引っ張り出してくるのだから
アルバムをあれだけだしてバカからはB級メタルとか言われるクロークスですが
バンドを離れた時期があれど看板シンガーの座を長らく守ってきたマーク
彼の円熟味が増した歌声を堪能してください
わしは永遠に古典を聴き続けるよ



③Earthshaker - She Makes Me Feel Good
シンプルなんですがベテランがやると音に説得力が乗るんですよね
厚みのあるハードサウンドに変貌するのがアースシェイカーの魅力か
キャッチーで耳馴染みの良いアメリカンロック
ギターも小気味良い
これでいいのよね




④Excuriver - Jail Break
少々ダーティな歌声が哀愁のメロディと合っていないのは気になるが
ツボをつくギターサウンドに耳がもっていかれます
良くも悪くも日本のバンドだよなぁと妙に納得する一曲
今でも定期的に聴きますね







⑤野獣 - 閉ざされ街
野獣と書いてノケモノと読む
なかなかのセンスなネーミングに苦笑いですが
この仕掛けの多い展開
早すぎた本格派の国産ハードロックバンドだった






⑥LOUDNESS - 日本の心
究極のダサカッコイ曲
こういう歌詞の曲を歌う日が来るとはね
驚きますが曲調はラウドネス以外の何者でもない
初期の匂いをさせてくれるのも嬉しい
渡米前の英国スタイルが好きですね





⑦Survivor - Ever Since The World Begin
甘酸っぱいバラードですよね
素直なメロディが心にスッと入り込み
潤いを与えてくれます
中盤で盛り上がる展開も感動を運んできますよね









⑧MADISON - Diamond Mistress
北欧のメタル戦士マディソン
クリアーなハイトーンも金属サウンドの中でギラリと光ります
テンションの上がるイケイケの演奏
今では聴けなくなった北欧正統派メタル
やはりこの時代の音源が一番シックリくる







⑨Youthquake - Heart Breaker
個人的にはこういう曲をカバーするセンスが好きですよね
特別な仕掛けはありませんが
このバンドらしい厳つさが加わり
良い意味で裏切らないアレンジと合わさり
ライブなどで盛り上がりそうだなぁと感じますね








⑩Guardian's Nail - Passion Red
ヘヴィメタル冬の時代
関東メタルシーンを支えたのは間違いない彼ら
この曲を聞く度にあの時代を思い出す
線の細いハイトーンだが
なぜか嫌いになれない
国産叙情派パワーメタルとしてもっと愛されて欲しい




971. 失恋船長 (2024-12-11 20:34:12)

『さよならニコ』10選

ニコ・マクブレインがツアーから引退するというニュースが飛び込んだ。残念だが病気には勝てない。ニコと言えば、ワンバスドラマーとして有名。日本なら樋口宗孝だし、ジェイソン・ボーナムなどが真っ先に頭をよぎるが、ニコ・マクブレインもメタル界においてはワンバスドラマーのアイコンでありレジェンドだろう。クライブ・バーの癖のあるプレイとは違い、もっとトリッキーでテクニカルな要素もあったが、ニコも、ニコらしいリズムがあり、それが彼の味わいであり、メイデンの屋台骨を支えることとなる。どうしてもメイデンはハリスのベースが目立つため、ニコはやや裏方に回る印象が強いのだが、やはり、彼の刻むリズムには、独特の味わいがある。
ニコ・マクブレインの思い出と言えばDance of Deathツアーの国内公演を見に行ったとき、隣の席が空いており、UFOのドクタードクターが掛り、私は足踏みをしながら曲に合わせメンバーの登場を楽しみにしていた。そしてライブの幕開け、その瞬間に、突然、若めの女性がすいませんと、ワタクシの目の前を通り隣の席へ、その瞬間から最後まで彼女は声も枯れんばかりに『ニコ、ニコ、ニコ』と最後の最後まで叫んでいた。
ある意味、耳障りだった。途中で面白くなってワロテモウタ。そして、これがホンモノのファンだと感銘をウケた。女性は気合いが入っている。彼女は雑誌片手に音楽を聴く、役立たずのメディア信者ではない。ホンマモンのニコ・マクブレインファンである。
こういうコアなファンは信用できる。ワタクシは、雑誌のトレースと金貰って書いてあるライナーノーツ情報の2本だてで、知ったかぶりをするヤツが大嫌いだからです。当然、ライブ終わりに、思い切って飯でもと誘うと考えたが、彼女、ライブが終わるや否や逃げるように帰って行った。ニコ・マクブレイン一直線。その切り替えの速さに一番驚いた。
さよならニコ。この世で一番悲しんでいるのは、あの時の彼女かもしれない。トリプルギターが明らかに余剰していたライブ。それ以降、メイデンは一度も観に行っていない。私は小さいライブハウスで見る方が好きだというのもあるのだが、でも大きい会場には、そのなりのセットや迫力のある演出があるので見る価値はあるが、ドームとかは好かん。メイデンはもう一度、見とくべきだった。あと無理してでも四日市だったかな?メタルのフェスでポール・ディアノが車椅子ならが、歌ったライブは行くべきだったと後悔している。まぁいつもそうなんですけどね。
インギーもいい時代最後のライブを見た、グラハムも、ジョー・リン・ターナーもリッチー・ブラックモアも見た。アンセムもラウドネスも周年やイベントも見た、ワイルドフラッグ再結成も見た、あとはVOWWOWだけだな。本当はヴァッケンやキープイットトゥルーも見たいのだが、海外のフェスにおけるトイレ事情は、この世の地獄と聴いているのでワシャ無理じゃ。糞尿ゲロまみれのトイレでは要は足せんよ。



①The Trooper
なんと言ってもギターリフが有名だ
このギャロップビートに好戦的な高揚感を煽られる
タイトに刻まれる重めのビート
前任者とは明らかに違うドラムを叩いたニコ
個性ではクライブだが
ニコのタイム感もまたメイデン印を作り上げた





②Aces High
ワンバスドラマーの真骨頂とも言うべき
多彩な足技を披露している
タイトに刻まれるリズム
そんなに複雑な事をしていないのだが
彼らしいプレイが堪能出来るというか
メイデン印である





③Flash Of The Blade
ドラムの入り方が好きだ
小気味よく刻まれるリズム
初期ならではのニコ・マクブレインだろう
ドラマーとして美味しいのは2 Minutes to Midnightなんだろうが
個人的にはこういうストレートな曲で
自分を出せるニコが好きである









④Stranger in a Strange Land
多彩な楽曲が収録されたアルバムから
地味目のブルージーなナンバーを選出する
もっと派手なドラムを押すべきなのだが
やはりこういう曲を叩けるセンスは讃えられるべき
でもCaught Somewhere in Timeの方がメイデン印満載のドラムが聴けるけどね









⑤Moonchild
メイデンのアルバムとしては一番思い入れがある作品のオープニングナンバー
大好物である
この直線的なリズムとドラマ性を高めるメロディ
ブルースの歌声も完璧
小気味よく刻まれるリズムの爽快
グングンと前のめりになりますよ





⑥The Clairvoyant
ドラマティックな名曲ですよね
脂が乗りきったバンドのハイパフォーマンス
テクニック云々ではない構成力に唸る
ニコのドラムも派手なリズムを難なくキメ
メロディアスなツインリードの裏でキッチリと後方支援
ハリスとニコによる鉄壁のリズムが柔軟に対応する事で
より明確な方向性を打ち出している



⑦Seventh Son of a Seventh Son
メイデンの大作ナンバーとしては一番聴いた曲
このリズムも身体に染みこんでいる
プログレテイストも全開
メイデンの凄みを10分弱の世界観にギュッと詰め込んだ
ニコらしいオカズの刻み
ブルースの朗々とした歌声に惚れ惚れする
この曲で聴ける多彩なリズム気持ちいいよねぇ







⑧Only the Good Die Young
ニコの前乗り気味のドラムが好きである
もっとニコらしいドラムもあるのだが
こういう曲が大好きだ
このアルバムが好きだ
なのでこの曲を選んだ
ニコに拘るマニアには叱られるだろうが
この曲が好きだ
哀愁のメロディ
これでニコとお別れかと思うと聞こえるドラムの音が違う
哀愁のツインリードが売りの曲だが
今日は違って聞こえる
ニコの手癖足癖が今は染みる






⑨Face in the Sand
あれ?ニコがツーバス踏んでいるの?と思うプレイが印象的
ワタクシはドラマーではないので断言できないが
これはツーバスだろう
ワンバスでツーバスに負けない足技を見せるニコが
どうしてツーバスを踏んだのか?興味が尽きないが
ニコ・マクブレインは永久に不滅です






⑩Trust - Les Templiers
フランスのバンドに在籍していたニコ
ニコがメイデンに加入してクライブがトラストに参加という
メジャーリーガーさながらのトレード劇ですかな
感じで交代したのも印象的です
まだまだニコの個性は確立されていませんが
キャッチーさと弾けるハードサウンド
ニコらしい小気味よいリズムが聴ける




972. 失恋船長 (2024-12-21 13:27:50)

『今日のJP』10選



①RAPID FIRE - British Steel
カッチカチのタイトなリズム
小気味よく刻まれるビートと疾走感
ヘヴィメタルの幕開けを見事に迎えた
でも次のアルバムは酷かったよなぁ
あれで相当損したよ
この曲を聴くとつくづくそう思う


②Turbo Lover - Turbo
リリース当時は物議を醸したアルバムのオープニングナンバー
いまでは彼らの代表曲であり
ライブでも定番だ
この哀愁とコマーシャル性を両立させている
徐々に盛り上がる展開も好き
ドラマティックですよね




③Reckless - Turbo
1986年という時代を念頭のおいて作られたアルバム
日本では大御所だがアメリカではそこまで凄い人気ではない
しかしメタルの雛形を作ったバンドであることに変わりは無い
こういう哀愁のハードナンバーを上手く仕上げた
懐かしい空気に包まれている
たいして技術はないのだが
シンプルさが魅力だった




④Exciter - Stained Class
初期の名曲でありライブでも定番だった
やはりJPと言えば個人的にはこの曲を思い出す
音質は良くないが
それでもはち切れんばかりのパワーを感じる
スピードで言えばもっと速い曲は世の中に沢山あるが
体感速度はこの曲に及ばないと言いたくなるほど
初めて聴いた時にインパクトは大きかった
たいして技術があるバンドではないのだが
哀愁のツインリードなど
この程度のテクニックでも良いのだと教えてくれたバンドである








⑤Dissident Aggressor - Sin After Sin
ウネリを上げツッコんでくるヘヴィなナンバー
重量感たっぷり
コンパクトながら聴き応えは十分である
初期ならではの根暗さが英国式なんだろう
パンチ効いてるわ







⑥Before the Dawn - Killing Machine
悲しい曲ですね
切ないです
ホロリとさせられます
美しい旋律とロブの優しく語りかけるような歌い方
全てに必然性がある
無駄がないからいい





⑦Desert Plains - Point of Entry
順調に成長を見せてきたバンド
期待値がグングン上がる中でとんでもない裏切り行為のような駄作を作った
何かイイ曲はないかと希望を見出せたのが
この曲だけ
なんとかJPの体裁を保っている
アメリカで成功しようとして大失敗したアルバムから1曲
今聴いてもつまんねぇアルバムだ










⑧Judas Priest - You've Got Another Thing Comin'
シンプルに刻まれるリズム
そして哀愁のメロディを歌うロブの魅力的な歌メロ
とにかくシンプルだ
個人的には永遠のロックアンセムであり
これを越えるロックアンセムはない
ライブでも大盛り上がりの定番名曲
技術的に優れていなくてもいい
複雑な様式など必要としないシンプルさ
これでいいのだと思い知らされた







⑨Eat Me Alive - Defenders of the Faith
展開に工夫を凝らし単純明快に走るだけではない
厳つさを纏った疾走ナンバー
タイトルを連呼するパートのカッコ良さ
ド派手にキメるギターサウンド
こういう曲がメインでないというのが
Defenders of the Faithが名盤でありメタルの教科書と呼ばれる所以だろう




⑩I'm a Rocker - Ram It Down
派手ですね時代を感じます
メタルバブルとJPは相性が悪いよ
セールス的な失敗よりも作風が似合わなかったアルバムだった
その中でもこういうタイプの曲を作れたのは成功例だろう
哀愁のあるメロディと適度な疾走感
でもサウンドミックスが好きになれないかなぁ




973. 失恋船長 (2024-12-26 02:23:08)

『胸キュン/胸熱ロック 98』10選



①Lee Aaron - Watcha Do To My Body
売れる気満々ですよね
リーのパワフルな歌声とコマーシャル性の高いハードサウンド
甘酸っぱいメロディも印象的です
登場が早かったなぁ
まだまだ女性ロッカーに厳しい目があったもんねぇ




②Headpins - Stayin' All Night
シングル向けのいっきょくですよね
ハスキーな歌声も上手く哀切をみせてくれます
彼女はもっとパワフルだからね
ここでは押えていますよ
それによりヒット性の高いバラードになりました
しかし個性は死んだ
難しい問題だ



③Babylon A.D. - Bang Go The Bells
1stのオープニングナンバーでPVも作られた1曲
上手く大衆性とブルージーな味わいを融合させています
1989年という時代を見据えたリアルなサウンド
そして商業的に成功するであろうサウンドメイク
懐かしいわ




④Tesla - Hang Tough
チョイファンキーなグルーブ感もありますね
彼らが影響を受けたバンドの音がダイレクトに伝わります
フックのある歌メロとテクニカルなギターソロ
ダイナミズムとコマーシャル性を見事に立たせていますね
1989年ですねぇ







⑤Triumph - Follow Your Heart
ドラムのギル・ムーアがリードヴォーカルを担当する
キャッチーなハードナンバー
哀愁のメロディも適度にねじ込み
コマーシャル性とバンドの高いスキルを両立させた1曲
冴えていますねぇ
コンパクトだけど聴き応え十分
なぜ日本では売れなかったのだ?







⑥Queensrÿche - I Don't Believe In Love
癖の強いハイトーンも印象的ですよね
その力強い歌声を軸に聴きやすいが知性を感じさせる
このバンドらしいコマーシャル性の高い1曲です
こういうIQの高いサウンドで成功したのは凄いよね





⑦Show-Ya - Flame Of The Angels
ステファニーの力強い歌声が完全に前任者を越えています
こういう曲でも力負けしない彼女の歌声
もう一つ上のステージで戦える体制を整えましたね
速い曲じゃないとウケない傾向があるハード系バンドの宿命
個人的にはこういうミドルで説得力がないバンドはイマイチなので
彼女達は打ち負かしましたね









⑧The Big Deal - Fairy Of White
コンパクトにまとめましたね
今回はベースが変りましたが
透明感のあるメロディックハード路線は継承されています
エロかっこいい女性シンガー二人にも注目しますよ






⑨Hard Boy - ห้อง 8
母国語と英語が混じる歌詞は日本人と同じですね
やっぱりこれって聞きづらいよね
こうやってアジア圏のバンドに触れると欧米圏の気持ちが分かります
日本のバンドも中途半端な歌詞は止めた方がいいね
80年代の華やかな時代を想起させるパンチの効いたハードナンバー
でも古めかしい鍵盤プレイがなんとも憎い演出です








⑩Dokken - Dream Warriors
ジェフ・ピルソンが歌うデモヴァージョンも魅力的ですよね
ジェフは歌が上手い
ドンのソフトケイスされた歌声と哀愁のハードサウンド
この絶妙な絡みがドッケンサウンドなんですよねぇ
不思議なモノでパワフルさよりも繊細さが魅力なんですよね
そんな魅力を端的に証明してくれる1曲
エルム街の悪夢に提供した1曲としても有名です
国産叙情派パワーメタルとしてもっと愛されて欲しい




974. 失恋船長 (2024-12-30 22:11:01)

『無題』10選



①花冷え。 - 今年こそギャル〜初夏ver.
バンド名とルックスから想像も出来ないラウドロック
何でもありのミクスチャー
マキシマムザホルモンですよね
ラウドでポップな極悪キュートサウンド
デジタルな成分も旬を感じますね
さぞや野外ライブで盛り上がるでしょう
老舗雑誌ではどういう評価を受けているのか知りませんが
海外から逆に人気がついたバンド
そしてリンプ・ビスキッズのオーピニングアクトも務めた
見た目とのギャップもインパクト大
メディアウケするグループです
これをメディアが扱わないとおかしいよね






②明日の叙景 - キメラ
こじらせたバンド名
それがそのまま音に載っている
ブラックメタルよろしくなシューゲイズギターとの組み合わせの斬新さ
J-POPを思いっきり激辛に味付けと
台湾ラーメンさながらのシゲキックス
浮遊感のあるメロディのもつ高揚感
器用なバンドサウンドは仕掛けが多い
V系が好きな人も喜ばせるギターもあるんだよなぁ




③NoGoD - 神風
安定感のある演奏は風格すら漂う
最初からものが違った
シャムシェイドとか好きな人ならば共通点もあると思う
こちらの方がよりラウドでメタリックだ
たぶんダウンタウンのHEY!HEY!HEY!があれば
人気も出たろう
白塗りで喋りも達者なキャラの立つフロントマンがいたのだろうから
こういうバンドとメディアは心中する勇気がないとね






④coldrain - The Revelation
国産メタルコアの代表格として世界的にも認知されるバンド
野心に満ちあふれた攻撃性と縦横無尽に駆け抜けるハードネスサウンド
洗練されたアレンジはオシャレメタルの最高峰だろう
こういうのを激押ししていかないとダメなんじゃないのかね
若い人に雑誌本気で読んで貰うならばね





⑤BAND-MAID - CLANG
外部ソングライターの力を借りるだけじゃない
バンドとしての成長と本気度を強めた
こういう曲をしっかりやれるのは大きい
グランジ/オルタナムーブメント以降の新生ハードサウンド
ギターワークの凄さ
そして骨太なアンサンブルから繰り出される青春ハードコア
さぞやフェス向きな音だろう
偏見のない海外でウケたのも納得だろう
日本だけである洋楽と邦楽
ジャパメタだってよ




⑥Crystal Lake - AEON
激列ハードコアが鼓膜をつんざきます
先人達の影響も大だが
情け容赦のない重厚なサウンドは凄まじい勢いを感じさせる
あえで導入したSFタッチもアクセントになっている
新しい風を感じるねぇ
ワシはもうついていけないよ



⑦THE冠 - 日本のヘビーメタル
キャラだけじゃない実力のあるホンモノのロックシンガー
新時代のメタルサウンドだが古のロックが遠くに見える
新旧ハードサウンドの架け橋になれる男だ
老若男女楽しめる疾走感とエモいメロディ
強固な精神性が打ち出されている






⑧SABER HILLS - The Envy
泣きのツインリードはメロデス系からの影響が強く滲み出ている
イエテボリ系に通ずる泣きとエクストリーム系のラウドロックの融合
日本人的なエッセンスもさりげなく封じ込めながら
国籍不問のワールドワイドなサウンドを披露
ヴァッケンのステージに勝ち上がった実力はフロッグではない



⑨Thousand Eyes – Betrayer
エクストリームでありながらも泣きのギターが大導入
扇情的なギターワークは激しさの中でも泣きまくる
テクニカルなプレイをさりげなくねじ込むセンスと力量に脱帽
世界を見渡してもこのジャンルではトップクラスのクオリティを誇示している
これからのメタルを担うのは彼らのようなバンドだろう
単純にメロデスと括りたくないなぁ





⑩BABYMETAL x ‪@ElectricCallboy‬ - RATATATA
なんでもありのエレクトリカルパレード
このバンドはこういうお楽しみ感を最大限に披露するのが魅力
とにかく世界でウケた
どんな理由があろうが世界が認めた
認めていないのは老舗の老害メディアであろう
ワタクシも永遠に好きになることはないのだが
このPVの再生回数には驚かされる
両者がこれほどウインウインになれるマッチングに笑った
もはやワシの理解を超えたジャンルで世界だよ



年末なので普段は全く聴かないジャンルを選出
BURRN40周年で大特集されたというスティーブ・ハリスのインタビュー
そんなものんにページを割くのならば花冷え大特集組む方が誠実だ
あとはBABYMETALと心中するべき
高齢者向けの雑誌じゃん
若い人は全く読んでいませんよ
花冷えは売れそうだ
面白いもんぁ
日本ではなく海外が先に見つけたというのが面白い




975. シン・聖なる守護神 (2024-12-31 17:16:46)

『個人的偏向による"古(いにしえ)のレーベル「RETROSPECT Records」"メロハー』10曲選 ~第1弾~ ※取敢えず所有アルバム100枚程から選んでみました編

①Into The Night(RR-227) / DEFCON
>本作と巡り会えた事により本レーベル作品を漁る切っ掛けになったと言っても過言ではない作品
所謂、録り溜めた曲を収録した音源集的作品で曲毎に音質がかなり違ったりと微妙なところですが、とにかく"頭4曲!!?"は脱糞必死でして、特にこの表題曲(4曲目)は屈指の名曲と呼べるでしょう
少し前になるが、某質問サイトでこの曲のリンクを貼って紹介したところ"何処で手に入るのか!?"との問合せがありましたナ(笑)

②Not Worth Dying For(RR-166-2) / DEMURE
>詳細不明の4人組バンドで、恐らくカナダ出身と思われるが...
ペラジャケでCD-R仕様(8トラック録音とある)という扱いにも関わらずそのメロディアスハード振りは凄まじい作品
そのペラジャケにはメンバー名すら記載が無いってのも...どうなのか微妙だろうが
①同様にこちらも脱糞覚悟の名曲なのだが、こちらはアルバム単位で素晴らしく派手なG.プレイも作品に花を添えている
歌唱は少しSHOTGUN SYMPHONYのトレイシー・ホワイトを感じさせるかも知れない

③Surrender(RR-258) / FAR CRY
>まず歌唱はこの後あのMETAL CHURCHにも加入を果たすロニー・ムンローでそのMETAL CHURCHではやや力んだウェイン風歌唱だったのだが、本作ではマイルドになったジェフ・テイトのようなもので、HEIR APPARENTの2代目に近いスタイル
本作は'91年に録音されながらオクラ入りになった6曲入りで、表題曲以外も素晴らしい出来
正統派の要素を持ちながらもKey.を効かせてメロディに拘った作品となっています
先日、某有名中古盤屋で比較的安価な価格で売られていたのだが、完全スルーされていた...実に勿体ない

④Hearts On Fire(RR-310) / ISOM
>マークとランディというIsom兄弟要する専任Key.を含む5人組が'87年に録音したもののオクラ入りした11曲の発掘作品
やや電子ドラムっぽい音はあるが、そのKey.を効かせたメロハーは凄まじく、表題曲以外も軒並み高水準
適度な哀愁感のある展開とハイトーンが突き刺さる絵に描いた様なメロハー曲々がオクラ入りだったなんてウソのようである
表題曲は5曲目だが、以降もそんなウソのような曲々のオンパレード...天に向かってガッツポーズもんである(笑)

⑤On My Own(RR-530) / JILLSON
>US産4人組の'90年発表の12曲入り唯一作の再発盤で、オリジナルCDはレア
3分程や3分以下の楽曲が多く曲の出来にはバラ付きもあるが、3曲目や8曲目のバラードの出来が良い
表題曲も3分半と決して長くはないが、適度なエッジ感とKey.感とメロディの良さが光る一曲
SIGNAL辺りに通じるモノもあるかも知れません

⑥Gypsy Blood(RR-189) / MANILA THRILLS
>'90年にカセットのみで発売されたという7曲入り唯一作"Tomorrow's Waiting"に4曲を加えた再発盤で"Collctor's Edition"とある
表題曲は1曲目だが、如何にも勢いづくナンバーで高音域も中々のコナれた歌唱が良い
2曲目のバラードも聴かせるし、ルックス的にも良いので運があったら...と思ったが何とも残念である

⑦Calling Out To Me(RR-176-2) / MARIAH
>まず前身PRETTY BOYから発展した5人組で中心はデニス・リンド(Vo.)でその風格ある歌唱はA級の空気を感じます
して本作1st"セルフタイトル"にはなんとあのジョンとリッチー(勿論、ボン・ジョヴィの二人)の手掛けた楽曲"Jamie"が収録されていたり、あの名曲"Forever Young"(タイケット)の楽曲クレジットに名のあるジミー・ディレイラ(Key./G.)が正式メンバーだったりするから驚きだ
本作は前身時代のオクラ作品からも再録収録もあるが、その他楽曲の質もかなり高い(録音は'90年で本作もオクラ入りというかデモ作品なのだろう)
前身作品とこのMARIAHの3作品がこのレーベルから'05年以降に発売されているが、全てが正式発売出来ずじまいってのが政治的な別の力があったのか分からんが、その作曲能力だけでも一級品だったのだから不思議だ

⑧Here Comes The Night(RR-356) / MONRO
>(このレーベルでは珍しく)英国産4人組の'87年発表の唯一作で、当時のCD化はここ日本だけだつたという事もあり、帯付き国内盤は超激レア指定されいる作品
B誌!では"71点"と微妙だったが、確かにこの手のKey.を効かせた売れ線路線はB!誌では毛嫌いされていたと思う
曲によっては確かにお洒落すぎるアレンジは微妙だが、メロ質は高いモノがある

⑨Stay The Night(RR-296) / PAIR A DICE
>歌唱はこの後、自らの名を冠したランシアを立ち上げるポール・ランシア
'89年に録音されながら世に出ることのなかった6曲の発掘音源で、録音はやや粗いがメロディックなアメリカンハードのレベルは高く、個人的にはそのランシア作品よりもこっちの方がカッコ良く感じる
イケメンのメンバー5人を写したジャケ写では真ん中に陣取るランシアの野心的な視線が突き刺さります

⑩Now And Forever(RR-250) / STAXX
>US産5人組が'92年に録音しながら未発に終わった13曲の発掘音源
その歌唱から思い出すのが「ハビロンA.D.」でしょう
粒揃いの楽曲はその作曲能力の高さも感じます
中々華やかなG.ワークも素晴らしく時代的にも悪かったのだろうが正式デビュー出来なかったのは残念無念

※アルファベット順に記載
※()内は各表題曲を収録したアルバムのレーベル作品番号を示す



976. 失恋船長 (2025-01-04 01:24:46)

『胸キュン/胸熱ロック 99』10選



①DIAMANTE - 1987
ディアマンテ・アズーラ・ボヴェッリがシンガーを務める
彼女をメインにしたバンド
タイトルから感じさせるバブリーなメロディアスハード
あえて狙ったんだろう
PVの作りからも滲み出ているがバックメンバーのグラサンはワロタ
本来の彼女はこんな音楽やっていないのですが
近作のシングルは割とこっち方面に舵を切っている
やはりカヴァーアルバムの影響なのかな?
古くさい画像とセクシー女性のという映像は懐かしいですね
曲調に似合ってる
雨降るとか意味分からんけど昔はこんなんあったよなぁ




②Treat - World Of Promises
意味のないセクシーな女性が全部もっていくPVも有名ですね
個人的にはこの甘さとポップセンス
そして北欧風味のあるメロディと
美味しく展開に胸キュンキュンです
年末年始になると何故か思い出す一曲なんですよね
あのPVなんだ
個人的に一番のオススメはオーバーアクションの顔面ですね



③Fifth Angel - Time Will Tell
アメリカンメロディアスハードですよね
硬派さも損なわないメロディに比重を置いたバンドサウンド
普遍的な魅力に満ちあふれています
この時代の音楽がワシャすきやでぇ




④Dalton - Go For It
キーボード上手く使い大衆性をアップ
豪快なリズムと繊細なメロディの融合
上手いこと作り上げていますね
少々力み気味の歌声も懐かしい
日本人にウケそうなバンドですよね







⑤VOWWOW - MOUNTAIN TOP
孤高ですよね
その神秘的なムードに包まれたミドル
オリエンタルなメロディも功を奏している
狙いすましたアジアンロックサウンド
ボブ・エズリンのアイデアなのだろうか?
サビメロでの大爆発に悶絶です
大好きですね








⑥O'Dette - Keep You
スローな出だしなのでバラードかと思いきや
途中から爽快なハードポップサウンドへと展開
癖のない伸びやかな歌声
演奏技術も悪くないのですが
デビューのチャンスを掴めずにバンドは解散という
幻のアメリカンロックバンド
これがSpotifyで聴けるのだからありがたです
高額な金額や嘘くさい再発専門のレーベルから輸入盤を買う必要も無いので
配信盤があるのは本当に助かるし信頼性が違いますね





⑦S. A. D .O.  - Cities on Flame
外連味のない豪快なサウンド
アメリカのバンドと思いきや
ジャーマン仕込みとは驚きましたが
最近こういう音のバンドっていないので懐かしいです








⑧NITA STRAUSS - Victorious
上手いギタリストですよね
テクニカルなソロは圧巻だがリズムも良いです
女性でも世界の頂き登れるという事を証明しています
並々ならず努力の賜
ゲストヴォーカルのドロシー・マーティン大貢献
現代的なサウンドメイクに彩られた一曲です





⑨Emil Sigfridsson - New Horizon
美しいピアノの音色に導かれ始まる哀メロナンバー
力強い歌声にグッと引き寄せられます
徐々に盛り上がりサビではパッと視界が開ける
憎い演出ですねぇ
ベタですがベタには敵いません








⑩Wolf - Flying Higher
名曲が多いバンドです
残念ながら黒木政彦は引退したようですが
昨年末奇跡のライブを行った
こうなると俄然新作に期待しますよ
この曲のような飛翔をして欲しい




977. 失恋船長 (2025-01-08 09:40:03)

『胸キュン/胸熱ロック 100』10選



①ROSEROSE - THERE'S NO REALISM
国産スラッシャーのコンピ作に参加した彼ら
初めて聴いた時の衝撃は相当なインパクトである
ウルフ金串がゴロマキ権藤にアゴを割られたあと
矢吹ジョーにみぞおちパンクを喰らいホンモノのボクサーのパンチと賞賛した
あれに近い衝撃である
意味の分からん事を言いましたが理屈抜きに
この轟音がワタクシの身体に浸食しました
名に歌っているのかいまだに分かりませんが
凄いインパクト
今でもチョイチョイ聴きたくなるバンド




②SAVATAGE - Skull Session
後の姿からは想像も出来ないストレートなメタルナンバー
USメタルの裏番長スタイル
こういうの大好きなんですよね
今でもチョイチョイ聴きたくなるジャンルというか
永遠に聴き続けますね





③RUNNING WILD - Pile Of Skulls
我らがロックン・ロルフ船長率いる本当のバイキングメタル
弾丸の如く弾き出されるリフ
豪快なリズムは大砲から発射される砲弾のようだ
こういうストレートなメタルもう死んだ
メジャーシーンでは片隅である
単なる懐メロサウンド
TV東京の歌謡祭だ
でもワタクシはそれでいいのである





④ERATHSHAKER - TRAP OF LOVE
大人っぽい歌詞が印象的
軟弱な時代を乗り越えハード路線に回帰
一皮むけたマーシーの歌声
少々荒いのがこの曲の特徴
生っぽさが躍動する男のロックサウンドと
哀愁のシェイカー節が戻ってきた







⑤PAUL SABU - BRING US LOVE
サブーの力強い歌声とダンサンブルビート
ハードでダイナミック
ガツーンとかましてくれますね
何を歌っても自分のカラーの染める
男臭いワイルドヴォイスは色気がある
何気ない曲でもグッと引き締めます







⑥SABER TIGER - Bad Visions
ヘヴィなナンバーだが
哀愁の泣かせもふんだんに取り入れている
この時代ならではのサーベルサウンド
新旧の魅力を上手く詰め込んでいる
エモーショナルなギターソロも素晴らしい
引き出しの多い兄貴のパフォーマンスも見せ場十分





⑦Fortune - Bad Blood
哀愁の旋律を力強い歌声がなぞります
軟弱に聴かせないアレンジ
強弱を付けるリズム
色彩美豊かな鍵盤プレイ
この手のサウンドにとっては生命線だ








⑧44マグナム - It's Too Bad
ポールの趣味が投影されている
ベースのビートが引っ張るのも異色
踊りたくなるリズムと耳に残る歌メロ
サビメロも印象的
ギターソロでハードな世界に戻る
こういう曲を早い段階でやっていた事に驚く






⑨RAINBOW - Magic
新生RAINBOWを印象づける曲
ロマンティックですよね
ジョーの甘さが上手く溶け込んでいる
確かにリッチーとジョーにはマジックがあった
哀メロですよね
コマーシャル性と職人技が見事に融合しています
ドラムもハードで耳に残りますよね








⑩SINERGY - Return To The Fourth World
相撲レスラーキンバリー・ゴスのライブパフォーマンスがちらつきますが
このバンドらしい緻密さ
印象的なギタープレイを随所にねじ込み聴き手を魅了
メロデスの世界で終わらせるのは勿体ないと思いますね
キンバリー・ゴスが歌うメロが印象的



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