先日オーストラリアを拠点に活動するハイテク企業Euclideonによって公開された、リアルタイムレンダリング技術『Unlimited Detail』のデモ映像。
その内容はポイントクラウドを利用したレンダリングシステムにより、ポリゴンでは不可能なハイクオリティグラフィックスの描画を実現するというものでしたが、この映像に対して『Minecraft』の作者として知られるMarkus Persson氏が「これは詐欺だ」と苦言を呈しました。
Markus Persson氏は自身のブログThe Word of Notchにて、非常に綺麗で印象的な技術の一片だと評価しながらも、映像は欠点を上手く隠し、この技術がさも革新的なものであるかのように装っていると指摘。加えて“資金を調達するための誇大広告”であるとも伝えています。
またPersson氏はこれまでに作られた同種の技術を幾つか紹介しています。
ちなみにid SoftwareのJohn Carmack氏もTwitterで今回の件について言及しており、「現世代のシステムのゲームで使われる可能性はないが、数年後にはあり得るかもしれない」と希望を残す発言しています。
(ソース: Kotaku)
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